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左脚ブロック(LBBB)
左脚ブロック(Left Bundle Branch Block:LBBB)とは、心臓の電気信号が左心室に伝わる経路である「左脚」と呼ばれる部分で、電気信号の伝導が遅くなったり、途絶えたりする状態を指します。冠動脈疾患や高血圧症などの基礎疾患を持つ患者さんに多く見られますが、健康な方にも発症することがあります。この記事では、左脚ブロック(LBBB)の病型分類や主な症状、原因、治療方法などについて詳しく解説しました。 -
脛骨骨幹部骨折
脛骨骨幹部骨折(けいこつこっかんぶこっせつ, tibial shaft fractures)とは、下肢を支える主要な骨である脛骨(すねの骨)の中央部分、いわゆる骨幹部が折れる重篤な外傷です。交通事故や高所からの転落、スポーツ中の激しい衝突など、脛骨に過度の力が加わって発生します。典型的な症状として、骨折部位の激痛、著しい腫脹、明らかな変形、そして患肢の動かしにくさや荷重時の痛みによる歩行困難が現れます。この記事では、脛骨骨幹部骨折の検査や治療法について解説していきます。 -
膝蓋骨骨折
膝蓋骨骨折(patellar fractures)とは、膝の前面に位置する膝蓋骨(膝のお皿)が折れてしまう怪我のことです。直接的な打撲や転倒による強い衝撃、また大腿四頭筋の急激な収縮によって発生し、骨折のパターンは横骨折、縦骨折、粉砕骨折など様々です。この記事では、膝蓋骨骨折の種類や症状の特徴、検査について、治療方法などを解説していきます。 -
大腿骨転子下骨折
大腿骨転子下骨折(Subtrochanteric femur fracture)とは、太ももの付け根にある大腿骨の上部で発生する骨折で、主に高齢者に多く見られる怪我です。転倒などの比較的軽度な衝撃でも発生するケースがあり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう:骨がもろくなる病気)を有する人では特にリスクが高まります。この記事では、大腿骨転子下骨折の症状や検査方法、治療について詳しく解説します。 -
大腿骨頸部骨折
大腿骨頸部骨折(Femoral neck fractures)とは、股関節を形成する大腿骨の頸部と呼ばれる部分に生じる骨折です。高齢者の転倒事故や、交通事故などの外傷により起こることが多く、骨粗鬆症を患っている人は発症リスクが高くなります。この記事では、大腿骨頸部骨折の症状や検査、治療法などについて詳しく解説しました。 -
骨盤骨折
骨盤骨折(Pelvic fracture)とは、骨盤部に大きな力が加わり、骨盤を構成する骨の一部または複数に亀裂が入ったり、折れてしまう状態を指します。骨盤は体の中心部にあり、内臓や大血管を保護する重要な役割を担っているため、骨盤骨折を起こすと命にかかわる危険な状態となるおそれがあります。この記事では、骨盤骨折の病型分類や主な症状、治療方法などについて解説しました。 -
右脚ブロック(RBBB)
右脚ブロック(Right Bundle Branch Block:RBBB)とは、心臓の電気信号が右心室に伝わる際に、遅延が生じる状態を指します。ほとんどの場合は症状がなく、定期健康診断や他の目的で行われた心電図検査で偶発的に発見されることが多いですが、一部の方では息切れや疲労感などの症状が現れます。この記事では、右脚ブロック(RBBB)の種類や原因、治療について詳しく解説します。 -
房室ブロック
房室ブロック(Atrioventricular block)とは、心臓の電気信号が心房から心室へと伝わる経路(房室結節など)で、その伝達が遅くなったり、途絶えたりする状態を指します。心臓の拍動は電気信号が規則正しく伝わることで生じるため、房室ブロックが起こると心拍数に乱れが生じ、さまざまな症状が現れます。この記事では、房室ブロックの病型分類や主な症状、原因、治療方法などについて詳しく解説していきます。