記事一覧ページ
-
腸・腹膜疾患
大腸憩室炎
大腸憩室炎(Colonic diverticulitis)とは、大腸の一部が袋状に飛び出してできた憩室に細菌が侵入し、炎症が引き起こされる病気です。中高年の方に多く見られる疾患ですが、近年は食生活の欧米化に伴い、若年層でも増加傾向にあります。この記事では、大腸憩室炎の症状や原因、治療法、予後などについて解説します。 -
腸・腹膜疾患
腹膜偽粘液腫(PMP)
腹膜偽粘液腫(Pseudomyxoma peritonei)とは、虫垂や卵巣などの粘液を産生する腫瘍の破裂により腹腔内に大量の粘液がたまり、お腹が膨れ上がってしまう非常に稀な疾患です(100万人に1~2人)。この記事では、腹膜偽粘液腫(PMP)の組織分類や症状、原因、治療法などについて解説していきます。 -
腸・腹膜疾患
急性虫垂炎
急性虫垂炎(Acute appendicitis)とは、虫垂に急激な炎症が生じる疾患です。右下腹部の疼痛、発熱、嘔吐、食欲の低下などが代表的な症状で、時間の経過とともに悪化する傾向にあり、虫垂破裂に至ると腹膜炎のリスクが高まります。この記事では、急性虫垂炎の病型や症状、治療方法などについて解説していきます。 -
腸・腹膜疾患
腸結核
腸結核(Intestinal tuberculosis)とは、結核菌によって腸に炎症や潰瘍ができる病気です。免疫力が低下している人や、既に結核菌に感染している人は腸結核を発症するリスクが高いため、腸結核を早期に発見と対処が極めて重要です。ただし、症状が非特異的であるため診断が困難な場合もあります。この記事では、腸結核の病型や症状、検査、治療の方法について解説していきます。 -
腸・腹膜疾患
腸軸捻転症
腸軸捻転症(Intestinal Volvulus)とは、腸管の捻れにより腸閉塞を引き起こす疾患です。腸管の一部が回転しその部分への血流が途絶えると、腸管が壊死してしまう恐れがあります。発症すると緊急性の高い病態であり、腸管壊死が起これば生命にかかわる危険性のある疾患となります。この記事では、腸軸捻転症の症状や原因、治療法、予後などについて解説しています。 -
紅斑症・薬疹・紅皮症
硬結性紅斑
硬結性紅斑(erythema induratum)とは、皮下脂肪組織の炎症によって起こり、主に下肢に硬結を伴う紅斑が現れる疾患です。 皮疹は、境界明瞭で暗紅色の結節として現れ、... -
体幹の疾患
外傷性頸部症候群(頸椎捻挫)
外傷性頸部症候群(頸椎捻挫、whiplash associated disorders)とは、交通事故やスポーツ中の衝突などによって首に過剰な力が加わって、頸椎やその周囲の筋肉、靭帯に損傷を与えることで発生する症状群です。首の痛みやこわばり、頭痛、めまい、手足のしびれなど症状は多岐にわたり、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。この記事では、外傷性頸部症候群(頸椎捻挫)の症状や原因、治療方法などについて詳しく解説します。 -
体幹の疾患
脊髄損傷
脊髄損傷(Spinal cord injury)とは、脊椎(背骨)の損傷によって脊髄が圧迫されたり直接的なダメージを受けたりして発生する深刻な状態です。当記事では、脊髄損傷の症状や治療方法、治療期間などについて詳しく解説します。