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AGA(男性型脱毛症)– category –

AGA(ミノキシジル、デュタステリドなど)

AGA治療とは

AGAは「androgenic alopecia」、男性型脱毛症のことで、女性の場合はFPFL(female pattern hair loss)あるいはFAGA(female androgenic alopecia)と呼ばれることが多いです。

AGAの特徴

  • 男性の場合、生え際や頭頂部の毛髪の密度が少しずつ減って頭皮が目立つようになります。
  • 女性では生え際や分け目を中心に薄くなってくるのが特徴です。
  • 遺伝的な要因に加えてストレスなどの環境要因も影響していると言われています。

AGA治療は早めに開始するのがおすすめ

 AGAの症状はゆっくり進行するため、気がついた時には薄毛がかなり進行しているケースが多いです。

治療方法はいくつかあり、比較的手軽に始められるものもあります。

進行が進むほど治療期間が長くなりますので、少しでも気になったら治療を開始されることをおすすめします。

AGA治療の種類

AGAの治療法は多岐にわたります。

ミノキシジル外用

  • 毛包の血管細胞にあるカリウムチャネルを遮断し、血管の拡張を促進することで、頭皮の血流を改善する効果があります。
  • 日本ではドラッグストアでも1〜5%のミノキシジルの外用薬が購入が可能です。
  • 高濃度だとかぶれなど皮膚の刺激症状のリスクが高まります。

フィナステリド・デュタステリド

いずれも5αリダクターゼを阻害する作用があり、テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることを阻害することで発毛を促します。

フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型、デュタステリドは5αリダクターゼⅠ、Ⅱ型、を阻害します。

副作用として性機能障害や乳腺の膨らみなどが挙げられる他、内服することによってPSA値がマスキングされることがあり、PSAが高値となる前立腺がんの発見が遅れるリスクに注意してください。

ミノキシジル内服

  • 外用だけでなく、ミノキシジルの内服も効果があります。
  • 研究によっては外用よりも効果が高いという報告がいくつかありますが、動悸やめまい、多毛などの副作用を認めやすい傾向があります。

ミノキシジルのまとめ

発毛促進剤ミノキシジルについては以下の記事で総合的に解説していますので、一読をおすすめします。

ミノキシジルまとめ-外用薬と内服薬(ミノキシジルタブレット)

スピロノラクトン内服

  • 抗アンドロゲン作用があり、補助的に女性の薄毛に対して処方することがあります。
  • 通常50mg/日程度から開始し、症状を見て増減していくことが一般的です。

レチノイド

  • ターンオーバーを促進する作用があります。
  • ミノキシジルの外用と一緒に使用することによってその効果が高まると言われています。

ケトコナゾールシャンプー

  • 抗真菌作用のあるケトコナゾールが配合されたシャンプーです。
  • 薄毛に対して効果があるという報告がいくつかあります。

LED

  • 赤色のLEDが毛乳頭へ届き、毛母細胞を刺激することで発毛を促します。
  • AGAに対して、推奨度B(行うよう勧める)とされています。
  • 週に1回程度照射すると効果的です。

当院のAGA治療の特徴

当院では、患者様の症状に合わせてAGA治療をご提案させていただきます。

コンビネーション治療も可能です。

コンビネーション治療について

男性の場合は、ミノキシジルの外用とフィナステリド・デュタステリドの内服から開始されるのが一般的ですが、女性の場合はエビデンスレベルの高い治療はミノキシジルの外用しか現時点ではありません。

ミノキシジル外用の効果を高めるためには、サプリメントやLEDなどの併用がおすすめです。

特にLEDは副作用がほとんどなく、気軽に受けられる治療として近年人気となっていて、当院ではオムニラックスと呼ばれるLEDを採用しています。

引用元:https://www.jmec.co.jp/showroom/laser-treatment/omnilux/

LED(オムニラックス)の特徴

LED(発光ダイオード)を医療に応用した治療法です。

オムニラックスでは633nm(青色)と830nm(赤色)の2種類の波長があり、830nmの近赤外線の深達性の高い波長をAGAでは用います。

LEDが毛乳頭へ届き、毛母細胞を刺激することで発毛を促進。

LEDは脱毛症のガイドラインでも推奨されており、週に1回、半年間の照射を行ったところ、有意に発毛効果を認めたという報告もあります。

 

LED治療の流れ

  1. LEDを15〜20分程度頭皮に照射。
  2. PRPなどの製剤との併用もおすすめ。

AGAの治療期間

AGA治療の期間は、使用する治療薬や治療法によって異なりますが、一般的には最低でも3ヶ月から6ヶ月は継続する必要があります。

治療薬による効果が現れるまでには時間がかかり、ある程度の改善を認めるには1年以上の継続使用が推奨されます。

AGA治療の副作用・リスク

ミノキシジル外用の副作用

  • 刺激症状(かゆみなど)
  • 乾燥

フィナステリド・デュタステリドの副作用

  • 性欲減退
  • 勃起不全
  • 精子の質低下
  • 乳房の肥大や疼痛

ミノキシジル内服の副作用

  • 動悸
  • めまい
  • 多毛

レチノイド外用の副作用

  • 刺激症状
  • 乾燥
  • 皮剥け

LEDの副作用

  • 乾燥
  • 火照り感

AGA治療でよくある質問

AGAとはなんですか?

AGAとは「Androgenic Alopecia」の略で、男性型脱毛症のことで、男性の場合、前頭部の生え際や、頭頂部の頭髪が少しずつ減少していくのが特徴です。

女性の場合は「Female pattarn hair loss」「Female androgenic alopecia」と呼ばれ 分け目を中心に薄くなっていく傾向があります。

どのような治療法がありますか?

AGA治療では、以下のような治療法があります。

  • 内服薬(フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル)
  • 外用薬(ミノキシジル)
  • LED
  • 植毛

どれくらいで治療効果が見られますか?

一般的には数ヶ月から半年程度で効果が見られますが、個人差があります。

治療は永久に続ける必要がありますか?

多くの場合、治療を継続することで効果を維持できますが、治療を中止すると元の状態に戻ることが多いです。

副作用はありますか?

フィナステリドなどの内服薬には性機能低下や肝機能異常、ミノキシジル外用薬には頭皮のかゆみや赤みが生じることがあります。

アクセス

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-7-13 コスモ栄ビル3F
名古屋地下鉄 東山線および名城線「栄駅」 サカエチカ7番出口より徒歩2

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