膝がポキポキ鳴るけど痛くないのはなぜ?関節液の気泡が弾ける音(キャビテーション)の仕組み

膝がポキポキ鳴るけど痛くないのはなぜ?関節液の気泡が弾ける音(キャビテーション)の仕組み

膝を曲げ伸ばしするたびに「ポキッ」と音がしても、痛みがなければ多くの場合は心配いりません。あの音の正体は、膝の関節液の中に溶けている気体が圧力の変化で気泡になり、それが弾けるときに生じる現象で、「キャビテーション」と呼ばれています。

20代の若い方にもよく起こる現象であり、音が鳴ること自体が膝の病気を意味するわけではありません。ただし、音に加えて痛みや腫れ、引っかかり感が出てきた場合は、軟骨や半月板に変化が生じている可能性もあります。

この記事では、膝がポキポキ鳴る原因から、注意すべきサインの見分け方、日常生活でできるセルフケアまでを詳しく解説します。

目次

膝がポキポキ鳴っても痛くないなら基本的に問題はない

結論から申し上げると、痛みのない膝のポキポキ音だけであれば、治療を急ぐ必要はほとんどありません。関節の動きに伴って自然に生じる音であり、膝の構造に異常がないケースが大半です。

音のタイプ特徴注意度
ポキッ・パキッ単発で痛みなし低い
ゴリゴリ・ジャリジャリ動くたびに持続やや高い
ガクッと外れる感覚痛みや腫れを伴う高い

痛みのないポキポキ音は関節液に含まれる気泡が弾ける音

膝の関節の中には「関節液(かんせつえき)」という、とろみのある液体が満たされています。

この関節液には窒素や二酸化炭素などの気体が溶け込んでおり、膝を動かして関節内の圧力が急に変わると、溶けきれなくなった気体が小さな気泡として現れます。その気泡が弾けたり、新たに生まれたりする瞬間に「ポキッ」という音が発生するのです。

この現象はキャビテーションと呼ばれ、膝に限らず指の関節や首の関節など、滑液(かつえき)をもつ関節であればどこでも起こり得ます。痛みを伴わない限り、関節の構造が傷ついているわけではありません。

20代でも膝がポキポキ鳴るのは珍しくない

「まだ若いのに膝が鳴るなんて異常では」と不安になる方は少なくありません。しかし、20代・30代で膝のポキポキ音を経験している人は想像以上に多く、研究によれば痛みのない一般の方でも約36%にクレピタス(関節雑音)が確認されています。

若い世代の場合は軟骨の摩耗が進んでいるわけではなく、関節液中の気泡が原因であるケースがほとんどです。加齢による変形性膝関節症とは別の現象といえるでしょう。運動不足で関節周囲の筋力が低下していると音が出やすい傾向がありますが、それ自体が病的なサインとはいえません。

年齢や性別を問わず誰にでも起こる現象

膝のポキポキ音は特定の年齢や性別に限ったものではありません。10代のアスリートにも、デスクワーク中心の40代にも、散歩を日課にしている70代にも等しく起こります。

立ち上がるとき、階段を上り下りするとき、久しぶりに体を動かしたときなど、膝の関節が大きく動く場面で出やすいのが特徴です。

したがって、音だけに過敏に反応して運動を控えてしまうと、かえって筋力低下や関節の柔軟性低下を招く可能性もあります。大切なのは「音+痛み」があるかどうかで判断することです。

関節液の気泡が弾けるキャビテーションとは何か

膝のポキポキ音を生む「キャビテーション」とは、液体の中で急激に圧力が下がると気泡が発生し、その気泡が崩壊または形成される物理現象です。日常の膝の屈伸でも十分に起こり得る、ごく自然な出来事といえます。

関節液の中で気泡が生まれる瞬間

膝関節の表面は滑膜(かつまく)で覆われ、その内部に関節液が存在します。関節液には窒素ガスなどが一定量溶け込んでいますが、膝を深く曲げたり急に伸ばしたりすると関節内の容積が増え、圧力が急激に低下します。

すると溶けていたガスが液体から分離し、目に見えないほど小さな気泡となって現れます。

2015年にMRIを使ったリアルタイム観察の研究では、関節面が急速に離れる瞬間に空洞(キャビティ)が形成され、その直後に音が発生することが確かめられました。つまり「泡が弾ける音」というよりも「泡が生まれる瞬間の音」である可能性が高いと報告されています。

気泡がはじけてポキッと音が鳴る

キャビテーションによる音の発生には2つの説があります。1つは1971年に提唱された「気泡が崩壊して音が出る」という説で、もう1つは2015年に支持された「気泡が形成される瞬間に音が出る」という説です。

さらに2018年の数理モデル研究では、気泡の完全な崩壊がなくても部分的なつぶれで十分な音圧が生じることが示されました。

いずれの説にせよ、関節液内のガスの挙動が音の原因であることに変わりはなく、骨や軟骨が直接こすれているわけではないため、痛みのないポキポキ音は膝の損傷を意味しないと考えられています。

一度鳴ると約20分鳴らなくなる「不応期」がある

指の関節を「ポキッ」と鳴らした直後、しばらくは同じ関節で音を出せないことに気づいた経験はないでしょうか。膝の関節でも同じで、一度キャビテーションが起きると約15〜20分間は同じ音が鳴りにくくなります。

この「不応期(ふおうき)」は、発生した気泡内のガスが再び関節液に溶け込むまでの時間に相当します。ガスが完全に再溶解して初めて、次のキャビテーションが起こる条件が整うのです。

不応期の存在は、膝のポキポキ音が構造的な損傷ではなく気泡の物理現象であることを裏付ける根拠のひとつです。

項目内容
音の原因関節液中のガスの気泡形成・崩壊
不応期約15〜20分
痛みとの関係気泡によるポキッ音だけなら痛みは伴わない

膝のポキポキ音と変形性膝関節症にはどんな関連があるか

「痛みのないポキポキ音は問題ない」と述べましたが、クレピタス(関節雑音)が変形性膝関節症と無関係とは言い切れません。大規模な研究データからは、膝の音が頻繁に聞こえる方は将来的に変形性膝関節症を発症しやすい傾向がみられています。

痛みがなくても軟骨の変化が始まっている場合がある

痛みがない状態でクレピタスが生じている方を追跡した研究では、クレピタスの頻度が高い人ほど数年以内に変形性膝関節症の症状が現れる確率が上がることが報告されています。

とくにレントゲンですでに軽度の変化が確認できる方で、痛みはまだ出ていないけれどポキポキ音が頻繁にある場合、注意が必要です。

ただし、すべてのポキポキ音が軟骨の劣化を示すわけではありません。前述のキャビテーションによる単発の音と、軟骨表面の不整から生じる持続的な擦れ音とでは、性質がまったく異なります。

膝蓋大腿関節のポキポキ音は初期の変化を示す場合がある

膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)で構成される「膝蓋大腿関節(しつがいだいたいかんせつ)」は、クレピタスが出やすい部位として知られています。888人の女性を対象にした研究では、クレピタスが膝蓋大腿関節のMRI所見(軟骨病変・骨棘など)と強く関連していました。

一方、脛骨(すねの骨)と大腿骨の間の関節(脛骨大腿関節)では同様の関連は弱かったと報告されています。お皿の裏側の軟骨変化が、膝のポキポキ音として早期にサインを出している可能性があるといえるでしょう。

ゴリゴリ・ギシギシという音は変形性膝関節症を疑う

キャビテーションによる「ポキッ」という単発の音とは質の違う、ゴリゴリ・ジャリジャリ・ギシギシといった持続的な擦れ音は、軟骨の表面が滑らかさを失い、骨同士がこすれ合っている状態を示唆します。

変形性膝関節症の患者さんでクレピタスが確認される割合は約81%に上るという報告もあります。

このような音に加えて、膝の曲げ伸ばしで違和感がある、朝起きたときのこわばりが続く、腫れが繰り返し出る、といった症状が重なれば、早めに整形外科を受診されることをおすすめします。

音の種類考えられる原因
ポキッ(単発・痛みなし)キャビテーション(気泡)
ゴリゴリ・ジャリジャリ軟骨のすり減り・表面の不整
パキン+ロッキング半月板損傷の可能性

痛くない膝のポキポキ音を放置してよいかどうかの判断基準

音だけで痛みもなく、膝の動きに制限がなければ、基本的に経過観察で構いません。ただし、変化が現れたときに見逃さないよう、いくつかの判断基準を知っておくと安心です。

「音だけ」であれば経過観察で問題ない場合が多い

膝のクレピタスがあっても人工膝関節置換術のリスクが高まるわけではないことが、4566人を対象とした縦断研究で確認されています。つまり、ポキポキ音があるだけで膝の将来が決まるわけではないのです。

音が気になる方のなかには、運動を避けてしまう方も少なくありません。しかし、研究では運動を止めてしまうことのほうが膝にとってマイナスになる可能性が指摘されています。適度な運動は関節液の循環を促し、軟骨への栄養供給を助ける役割を果たします。

痛みや腫れが加わったら受診のタイミング

経過観察を続けるなかで、以下のような変化が出てきた場合は整形外科への受診を検討してください。音の性質が変わった、痛みが出始めた、膝の周囲が腫れるようになった、といった変化は軟骨や半月板に何らかの異変が起きているサインかもしれません。

変形性膝関節症は初期の段階で対処を始めるほど、進行を遅らせる選択肢が広がります。「たかが音」と軽視せず、変化には敏感でいることが大切です。

医療機関を受診すべきサインを見逃さない

以下のような症状が1つでも当てはまる場合は、整形外科でレントゲンやMRIによる画像検査を受けることをおすすめします。早い段階で膝の内部の状態を把握しておくことが、適切な対処への第一歩となります。

  • 膝の曲げ伸ばしで痛みやひっかかり感がある
  • 膝の周囲に腫れや熱感が繰り返し出る
  • ゴリゴリ・ギシギシという擦れ音に変わってきた
  • 朝のこわばりが30分以上続く

とくに40代以降でこうした変化が見られる方は、変形性膝関節症の初期段階にある可能性があります。ポキポキ音から症状が変わり始めたタイミングこそが、膝を長く守るための分岐点になるかもしれません。

膝がポキポキ鳴るときに自分でできるセルフケアと運動

太ももの前面にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を中心とした筋力トレーニングが、膝のポキポキ音を減らし、将来の膝トラブルを予防する有効な手段です。運動習慣がない方も、無理のない範囲から始めることで十分な効果が期待できます。

太ももの筋力を鍛えて膝への負担を減らす

膝関節を安定させているのは、関節そのものの構造だけでなく、周囲の筋肉のサポートです。とくに太ももの前面にある大腿四頭筋は膝のお皿の動きを制御し、関節にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を担っています。

椅子に座った状態で片脚ずつゆっくり膝を伸ばし、5秒間キープしてから下ろす「レッグエクステンション」は、自宅でも取り組みやすい基本的なトレーニングです。1日に左右それぞれ10〜15回を2〜3セット行うだけでも、数週間で膝周りの安定感が変わってくるでしょう。

運動の種類やり方のポイント目安
レッグエクステンション椅子に座り膝を伸ばして5秒キープ左右各10〜15回×2〜3セット
スクワット(浅め)膝がつま先より前に出ないよう注意10〜15回×2セット
ウォーキング平坦な道を自分のペースで歩く1日20〜30分

体重管理と日常動作の見直し

体重が1kg増えると、歩行時に膝にかかる負荷は約3〜5kg増加するといわれています。肥満は変形性膝関節症の発症リスクを高める大きな要因であり、体重を適正範囲に保つことは膝の健康維持に直結します。

日常生活では、重い荷物を持って階段を上り下りする回数を減らす、床に座る動作よりも椅子を使う生活を心がけるなど、膝に過度な負荷をかけない工夫も有効です。小さな積み重ねが長い目で見たときに膝を守る力になります。

ストレッチと適度な運動が膝を守る

膝の周囲だけでなく、太ももの裏側(ハムストリングス)やふくらはぎ、股関節まわりの柔軟性も膝の負担軽減に影響します。運動前後にゆっくりとしたストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことで膝関節の動きがスムーズになり、ポキポキ音の発生頻度が低下する方もいます。

水中ウォーキングやヨガなど、関節への衝撃が少ない運動は膝に不安を感じている方でも取り組みやすくおすすめです。逆に、ジャンプや急な方向転換を伴うスポーツは膝への負担が大きいため、ポキポキ音が気になる段階では控えたほうがよいでしょう。

膝がポキポキ鳴る20代・30代が知っておきたい生活習慣

若い世代のポキポキ音は、生活習慣の見直しで改善する場合が少なくありません。今の段階で膝に意識を向けておくことが、40代以降の膝の健康を左右します。

デスクワークと運動不足がポキポキ音を招きやすい

長時間同じ姿勢で座り続けると、膝関節の周囲の筋肉が硬くなり、関節液の循環も滞りがちになります。久しぶりに立ち上がったときにポキッと鳴るのは、まさに関節液の流動が一時的に停滞していたために圧力の変動が大きくなったからです。

1時間に一度は席を離れ、軽い屈伸やストレッチを行うだけでも効果があります。テレワークが増えた現代では意識的に体を動かす時間をつくることが、膝のトラブル予防の第一歩になるでしょう。

スポーツ後の膝のケアで将来のリスクを下げる

ランニングやバスケットボール、サッカーなど膝に繰り返し衝撃がかかるスポーツをしている方は、運動後のアイシングやストレッチを怠らないことが将来の膝の健康につながります。

運動中に膝がポキポキ鳴ること自体は多くの場合問題ありませんが、運動後に違和感や鈍い痛みが残るようなら負荷を見直すべきサインです。

膝に過去のケガ(靭帯損傷や半月板損傷)がある方は、ポキポキ音に加えて不安定感がないかを定期的にチェックしましょう。ケガの既往は将来的な変形性膝関節症のリスク因子になり得ます。

長時間の正座やしゃがみ姿勢が膝に与える負担

日本の生活文化に根付いた正座やしゃがみ込む動作は、膝の関節に大きな屈曲角度と荷重がかかるため、軟骨に負担を与えます。膝がポキポキ鳴りやすい方は、正座を長時間続けるのを避け、座布団やクッションで膝の角度を緩和する工夫を取り入れてみてください。

  • 正座の代わりにあぐらや椅子座りを選ぶ
  • しゃがむ作業は低い椅子や踏み台を利用する
  • 入浴中に膝の屈伸をゆっくり繰り返して関節液の循環を促す

こうした日々の小さな配慮が、膝を長く健やかに使い続けるための土台をつくります。20代・30代の今だからこそ、膝に意識を向ける習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

生活習慣膝への影響
長時間のデスクワーク筋力低下・関節液の循環停滞
運動後のケア不足疲労蓄積・微細な損傷の蓄積
正座・しゃがみの連続軟骨への過度な圧迫

よくある質問

膝のポキポキ音は変形性膝関節症の初期症状ですか?

痛みのない単発の「ポキッ」という音だけであれば、変形性膝関節症の初期症状であるとは限りません。関節液中の気泡が原因で生じるキャビテーションは健康な膝でも起こる自然な現象です。

ただし、音が頻繁に聞こえるようになったり、ゴリゴリという擦れるような音に変わったりした場合は、膝の軟骨に何らかの変化が生じている可能性があります。痛みや腫れ、こわばりを伴う場合は整形外科への相談をおすすめします。

膝のポキポキ音を自分で止める方法はありますか?

キャビテーションによるポキポキ音を完全に止めるのは難しいですが、太ももの筋力を鍛えると膝関節の安定性が増し、音の頻度が減ることがあります。とくに大腿四頭筋を強化するレッグエクステンションやスクワットが効果的です。

また、長時間同じ姿勢を続けた後に音が出やすい方は、こまめに膝を動かす習慣をつけると関節液の循環が改善し、急な圧力変化が起こりにくくなります。ストレッチや水中ウォーキングもおすすめです。

20代で膝がポキポキ鳴るのは病気の可能性がありますか?

20代の方の膝のポキポキ音は、ほとんどの場合が関節液中の気泡によるもので病気ではありません。痛みのない一般の方でも約36%がクレピタス(関節雑音)を持っているという研究報告があり、若い世代でも珍しい症状ではないのです。

ただし、以前に靭帯損傷や半月板損傷などのケガを経験した方は、ポキポキ音に加えて不安定感や引っかかり感がないか注意してください。スポーツでの膝のケガの既往がある場合は、定期的な経過観察が望ましいでしょう。

膝のポキポキ音がする状態で運動を続けても大丈夫ですか?

痛みのないポキポキ音だけであれば、運動を続けてまったく問題ありません。むしろ運動をやめてしまうと筋力が低下し、かえって膝関節への負担が増える恐れがあります。

研究でもクレピタスの存在だけでは人工膝関節置換術のリスクは上がらないことが確認されています。

ウォーキングや水中ウォーキング、ヨガなど関節への衝撃が少ない運動を中心に取り組むとよいでしょう。ただし、運動中や運動後に痛みが出るようであれば運動の種類や負荷を見直し、必要に応じて医師に相談してください。

膝のキャビテーション音と軟骨がすり減る音はどう見分けますか?

キャビテーションによる音は「ポキッ」「パキッ」と単発で鳴るのが特徴で、一度鳴ると約15〜20分間は繰り返し鳴りません。痛みを伴わず、膝の動きにも支障がない場合がほとんどです。

一方、軟骨がすり減っている場合は「ゴリゴリ」「ジャリジャリ」「ギシギシ」といった持続的な擦れ音が膝を動かすたびに感じられます。こちらの音は不応期がなく、動かせば動かすほど鳴り続ける傾向があります。

痛みやこわばり、腫れを伴う場合は変形性膝関節症の可能性があるため、整形外科での検査をおすすめします。

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この記事を書いた人

臼井 大記のアバター 臼井 大記 大垣中央病院 整形外科・麻酔科 担当医師

日本整形外科学会認定専門医

2009年に帝京大学医学部医学科卒業後、厚生中央病院に勤務。東京医大病院麻酔科に入局後、カンボジアSun International Clinicに従事し、ノースウェスタン大学にて学位取得(修士)。帰国後、岐阜大学附属病院、高山赤十字病院、岐阜総合医療センター、岐阜赤十字病院で整形外科医として勤務。2023年4月より大垣中央病院に入職、整形外科・麻酔科の担当医を務める。

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