変形性膝関節症は痩せたら治る?減量による痛みの緩和効果と根本治療の必要性

膝に手を添える中高年と、体重が減ると膝への負担が軽くなることを示した変形性膝関節症の医療イラスト

「変形性膝関節症は痩せたら治る」と期待して減量に取り組む人は少なくありません。ただ、痩せても軟骨が元どおりになるわけではないのが本当のところです。

一方で、体重を減らすと膝にかかる負担が軽くなり、痛みが和らいで進み方もゆるやかになります。減った脂肪は関節の炎症を鎮めるとも報告されています。

つまり減量は「治す」ためではなく、膝を楽にして進行を抑えるための土台になります。効果と限界の両方を知ることが、遠回りを避ける近道です。

この記事では、減量で得られる効果と「治る」との違い、運動や治療とどう組み合わせるかまでを整理しました。

目次

変形性膝関節症は痩せたら治るのか気になる人への答え

「変形性膝関節症は痩せたら治る」と言い切ることはできませんが、減量で痛みが和らぐ効果ははっきりと確かめられています。すり減った軟骨そのものは元に戻らない一方で、膝にかかる負担が減れば、進み方はゆるやかになっていきます。

観点「治る」「楽になる」
意味傷んだ組織が元どおりになる痛みや動かしにくさが軽くなる
軟骨厚みが戻る戻らないが負担は減らせる
減量で目指すもの望みにくいこちらに近づけられる

減量で楽になることと治ることの違い

「治る」とは、傷んだ組織が元どおりになって症状が消えていく状態を指します。変形性膝関節症では、すり減った軟骨がふたたびよみがえるわけではないため、この意味での完治は難しいといえます。

一方で「楽になる」は、痛みや動かしにくさがやわらいで、日々の動作がこなしやすくなることを指します。減量はこの意味での改善をもたらし、多くの方が歩きやすさを取り戻すと報告されています。

減量で目指すのは、軟骨を元に戻すことではなく、膝の負担を下げて痛みと付き合いやすくすることにあります。この二つを取り違えてしまうと、思うようにいかないときに期待外れと感じてしまうかもしれません。

すり減った軟骨は減量しても元に戻らない

膝の軟骨は血管も神経も持たない組織で、いったん傷つくと自分の力で再生する働きがとても弱いことが知られています。傷が深く広いほど、自然にふさがって元どおりになる状態は望みにくくなります。

そのため、減量で体重を落としたとしても、失われた軟骨の厚みがそのままよみがえるとは考えにくいのが実際のところです。この点は、期待をふくらませすぎないためにも正確に押さえておきたいポイントでしょう。

ただし、軟骨が戻らないことと、痛みが取れないことは、まったく別の話だと考えてよいでしょう。膝にかかる負担を減らせば、残された組織への刺激がやわらぎ、痛みや動かしにくさは落ち着いていきます。

それでも変形性膝関節症で減量が勧められる理由

医師が減量を勧めるのは、体重が膝の痛みと進行の両方に深く関わる、数少ない見直せる要因だからです。年齢や骨格のように変えにくいものと違い、努力しだいで結果を動かせる部分だといえます。

食事の内容や運動の習慣を通じて、体重は自分の手で少しずつ動かしていけます。ここに取り組む値打ちがあり、多くの治療の下支えとしても位置づけられています。

研究でも、体重を減らせた人ほど痛みが軽くなり、生活の質が高まったと示されています。だからこそ減量は、治療をはじめる出発点として大切にされているのです。

減量には、薬のような副作用の心配が少なく、体全体の健康にも良い影響が広がるという利点もあります。膝のためだけでなく、血圧や血糖の面から見ても、取り組む値打ちの大きい一手だといえるでしょう。

変形性膝関節症で痩せると膝の痛みが和らぐしくみ

体重が減ると、膝にかかる力そのものが小さくなり、痛みのもとになる負担と炎症の両方がやわらいでいきます。これが、痩せると膝が楽になると言われる主な理由です。

歩くたびに膝へかかる体重の何倍もの力

平らな道を歩くときでも、膝にはおよそ体重の数倍もの力がかかると言われています。階段の上り下りやしゃがみ込みでは、その力はいっそう大きくふくらみます。

体重が重いほど一歩ごとの負担は増し、とりわけ膝の内側など特定の場所へ力が集まりやすくなります。小さな負担でも、毎日の歩数だけ積み重なれば、軟骨の傷みは少しずつ進んでいくのです。

動作膝にかかる力の目安ひとこと
平らな道を歩く体重の約2〜3倍回数が多く負担が積もる
階段を下りる体重の約3〜4倍以上膝がつらくなりやすい
深くしゃがむさらに大きい正座やしゃがみ込みで増える

力のかかり方は動作によってこれほど変わり、体重が乗る場面ほど膝への荷重はふくらみます。日々の動きの積み重ねこそが、痛みの下地をつくっていくといえるでしょう。

体重が減ると膝への荷重も下がる

研究では、1キロの減量が一歩あたりの膝の負担を、およそ4倍ぶんも減らすと報告されています。ほんの数キロの減量であっても、膝が受ける力は思いのほか大きく変わってきます。

実際に体重を落とせた人では、歩いているあいだに膝へ加わる力が小さくなったと確かめられています。負担そのものが軽くなれば、痛みもやわらぎやすくなっていくでしょう。

とりわけ膝の内側にばかり負担が偏っている人では、荷重が下がる効果を実感しやすい傾向があります。脚が内側へ入りやすいO脚ぎみの膝ほど、減量の後押しは頼りになってくれます。

体重をすべて標準まで落としきれなくても、少し減らすだけで膝がふっと軽くなる方は珍しくありません。完璧を目指すより、まず動ける範囲で一歩を踏み出すことが、痛みをやわらげる近道になります。

脂肪が減ると関節の炎症も落ち着く

減量で膝が軽くなる理由は、力の面だけにとどまりません。脂肪の細胞は、関節の炎症を強める物質を送り出すことが分かってきています。

体脂肪が多いと、この炎症の物質が増えて、軟骨の傷みや痛みをいっそう後押ししてしまいます。同じことは手の指の関節でも起こるため、体重は全身の関節と深く関わっているといえます。

体重を減らしていくと、こうした炎症の信号もやわらいでくると報告されています。膝の負担を下げる働きと炎症を鎮める働きが重なり合って、痛みは軽くなっていくと考えられます。

変形性膝関節症で痩せたら治ると感じるまでに要る減量の目安

目安となるのは体重の5%前後からで、10%に近づくほど痛みの軽さや動きやすさははっきりしてきます。無理のない範囲で、少しずつ確実に減らしていくことが効果につながっていきます。

体重の5〜10%を目安にした減量

数多くの研究が、体重の5%ほどを減らすだけでも、痛みや生活の支障が目に見えて軽くなると示しています。まずはこの5%を、手をつけやすい最初の目標として置いてみるとよいでしょう。

さらに10%あたりまで減らせると、改善の度合いはよりはっきりしてくると報告されています。減らせた量が多いほど効果も大きくなりやすいという、ゆるやかな関係が見えてきます。

たとえば体重70キロの方であれば、5%はおよそ3.5キロ、10%はおよそ7キロにあたります。こうして数字に置きかえてみると、決して手の届かない目標ではないと感じられるでしょう。

減量の割合期待できる変化体重70キロの例
約5%痛みや生活の支障が軽くなりはじめる約3.5キロ
約10%改善がよりはっきりしやすい約7キロ
5%未満効果は控えめになりやすい3.5キロ未満

これはあくまで平均的な傾向を示したもので、実際の感じ方には個人差があります。同じだけ減らしても、膝の状態や暮らし方によって手ごたえは変わってくるものです。

減量の効果が出るまでの続け方

体重は取り組んですぐに落ちるものではないため、数か月という単位でゆっくり向き合う姿勢が向いています。急ぎすぎる減量はかえって続きにくく、体そのものにも負担をかけてしまいます。

目標は「1か月に体重の1〜2%ほど」を上限にしておくと、無理なく続けやすいといえます。焦って一気に落とそうとするより、その方が結局は近道になってくれるでしょう。

痛みの変化は、体重が落ちるより少し遅れて現れてくるケースも少なくありません。すぐには楽にならなくても、続けているうちに歩きやすさが戻ってきたという方は多いようです。

体重の記録や食事の見直しは、通院先の医師や管理栄養士と一緒に進めていくのも心強い方法です。一人で抱え込むより、伴走してくれる相手がいると、数か月の取り組みも続けやすくなるでしょう。

リバウンドを防いで減量を保つ工夫

せっかく減らせた体重も、また戻ってしまえば、膝にかかる負担はふたたび元どおりになってしまいます。減量は「達成する」よりも、「保ち続ける」のほうがずっと難しい取り組みでしょう。

極端に食事を切りつめるやり方より、無理なく続けられる食習慣へ整えていくほうが長続きします。体重の動きを記録して目に見える形にしておくと、続けるための支えになってくれます。

家族や周囲の理解があると、日々の暮らしのなかで減量を保ちやすくなっていきます。一人きりで抱え込まず、通院先で相談しながら進めていく方法もあるといえます。

変形性膝関節症の減量は食事だけでなく運動と組み合わせる

減量の効果を最も引き出してくれるのは、食事の見直しと運動を組み合わせていくやり方です。食事だけに頼ってしまうと、脂肪と一緒に筋肉まで落ちて、膝を支える力が弱まってしまいます。

食事制限だけでは膝を支える筋肉も減る

食べる量を減らすだけの減量では、脂肪だけでなく筋肉までもが一緒に落ちてしまいがちです。膝を支えている太ももの筋肉が細ってしまうと、かえって関節はぐらついて不安定になります。

筋肉が減ると日々のエネルギー消費も下がり、皮肉なことに体重が戻りやすい体になってしまいます。せっかく減らせた体重を保っていくうえでも、筋肉を守る取り組みは大きな助けになるでしょう。

そのため、食事だけに頼りきらず、運動をうまく組み合わせていく形が勧められています。実際の研究でも、食事と運動の両方に取り組んだ人が、最もよい結果を得られたと報告されています。

筋肉を守るうえでは、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質をしっかりとることも支えになってくれます。極端に食事量を削るより、必要な栄養は残しながら量を整えていくほうが、膝にも体にもやさしい形でしょう。

太ももの筋肉を保つと膝が安定する

太ももの前側の筋肉は、歩くたびに膝が受ける衝撃を吸収してやわらげてくれる働きを担っています。この筋肉をしっかり保っておくと、たとえ同じ体重でも、膝の負担はぐっと軽くなるでしょう。

筋力があれば、階段の上り下りや、いすからの立ち上がりといった動作も安定してきます。ぐらつきが減ってくると、痛みや転倒への不安を覚える場面も少なくなっていくはずです。

いすに腰かけて脚をゆっくり伸ばす運動のように、膝に体重をかけずに鍛えられる方法もあります。痛みの出ない範囲から少しずつ始めていくと、負担を感じずに続けやすいといえるでしょう。

膝に負担をかけにくい運動の選び方

減量のための運動は、なるべく膝へ衝撃を与えにくいものを選んでおくと安心につながります。水中歩行や自転車こぎであれば、体重の一部を水やサドルが受け止めてくれます。

ウォーキングも役に立ちますが、痛みが強く出ている時期には距離や速さを控えめにしておきましょう。平らな道を選び、底のやわらかいクッション性のある靴を履くと、着地の負担がやわらぎます。

  • 水中歩行
  • 自転車こぎやエアロバイク
  • いすに座っての脚上げ
  • 平らな道での軽いウォーキング
  • プールの中での運動

これらはいずれも膝への衝撃が小さく、減量と筋力の保持を両立させやすい運動といえます。息が少しだけ弾むくらいの強さを目安に、心地よく続けられる範囲で取り組むとよいでしょう。

変形性膝関節症は痩せたら治るわけではなく根本の治療も要る

減量は膝を守るための土台になりますが、それだけで変形性膝関節症のすべてが片づくわけではありません。進み具合に合わせて、ほかの治療を上手に組み合わせていく形が基本になってきます。

減量は治療の土台であって仕上げではない

減量は、ほかのどんな治療を行うときにも、その効果を下から支えてくれる土台の役目を果たします。体重が軽くなっているほど、運動の効きめも薬の効きめも引き出しやすくなってくるでしょう。

土台だけでは家が建ち上がらないのと同じで、減量だけで治療がすべて終わるわけではありません。痛みの強さや生活への響き方に応じて、そのつど次の手を重ねていくことになります。

どこまで治療を組み合わせていくかは、膝の状態や困っていることによって一人ひとり変わってきます。自分だけで判断してしまわず、整形外科で相談を重ねながら進めていくと安心でしょう。

進行度に応じた保存療法の組み合わせ

痛みがまだ軽い段階では、減量と運動に加えて、痛み止めや湿布を使って症状をやわらげていきます。膝を温めて血の巡りを促すケアや、生活のなかの動作を見直す工夫も助けになってくれます。

症状が強く出ているときには、関節のなかへ注射をして炎症や痛みを抑える方法もとられています。装具やサポーターで膝を支えて、負担を左右にうまく分散させるといった工夫も役立ちます。

こうした保存療法は、減量と組み合わせていくほど、その効き目を長く保ちやすくなるといえます。体重が軽いほど膝にかかる負担そのものが減るため、治療の手ごたえも長持ちしてくれるでしょう。

進行した変形性膝関節症で検討する手術

保存療法を続けても痛みが取れず、暮らしに大きく響いてしまう場合には、手術も選択肢に入ってきます。膝の傷み方や年齢、生活のしかたなどを見比べながら、慎重に判断を進めていきます。

手術には、骨の一部を切って体重のかかり方を整える方法や、傷んだ関節を人工のものに置きかえる方法があります。それぞれ目的も体への負担も異なるため、担当医とよく話し合って選ぶことになるでしょう。

手術という段階を選ぶ場合でも、あらかじめ体重を整えておくと、回復や術後の経過に役立つとされています。減量は、手術に踏み切るときであってもなお、大切な土台であり続けてくれます。

治療の段階主な内容減量の位置づけ
軽い段階減量・運動・痛み止め効果を支える土台
症状が強い段階注射・装具などの保存療法負担を減らし長持ちさせる
進行した段階骨切りや人工関節の手術回復や経過を支える

段階がどれだけ進んでも、減量によって膝の負担を軽くしておく値打ちが失われることはありません。どの治療とも相性がよく、すべての土台を静かに支えてくれる取り組みだといえるでしょう。

変形性膝関節症で痩せても膝の痛みが残るときに見直したいこと

減量を続けても痛みが引いてこないときには、原因がほかにひそんでいたり、減量以外の負担が残っていたりします。無理な減量でかえって膝を傷めていないかどうかも、あわせて見直しておきたいところです。

減量以外に膝の負担を増やしている習慣

体重を減らせても、膝に負担をかける動作がそのまま続いていれば、痛みはなかなか引いてくれません。深くしゃがみ込む姿勢や、重い荷物を運ぶ場面などは、その代表といってよいでしょう。

和式の暮らしは膝を深く曲げる場面が多く、どうしても関節へ負担が集中してしまいがちです。いすやベッドを使う洋式の暮らしへ切りかえると、膝がぐっと楽になる方は少なくありません。

長い立ち仕事や、硬い床の上での作業なども、じわじわと膝にこたえてくるものです。こまめに休みをはさんで、膝を伸ばして休ませる時間をつくると、負担はやわらいでいくでしょう。

底のすり減った靴や、クッション性のない履き物も、気づかないうちに膝の負担を増やしている場合があります。歩く時間の長い方ほど、足もとを見直すだけで膝がずいぶん楽になるときもあるものです。

痛みが強いままなら受診で進行度を確かめる

減量を続けても痛みが強いままなら、膝の状態を一度きちんと調べてみる段階に来ています。レントゲンを撮れば、骨と骨のあいだの隙間の狭まりや、変形の程度を確かめられます。

痛みのおおもとが、変形性膝関節症だけとはかぎらないことにも気をつけておきたいところです。半月板の傷みや、別の関節の病気がひそんでいるケースもあり、調べておくと安心につながります。

  • 減量しても痛みが強いまま続く
  • 膝が腫れて水がたまる
  • 急に膝が動かせなくなる
  • 夜間や安静時にも痛む
  • 膝がぐらつく感じがある

こうしたサインが見られるときには、減量を続けながら整形外科で相談してみると安心です。自己流の減量だけで、いつまでも様子を見続けてしまわないほうがよいといえるでしょう。

無理な減量が膝や体をかえって痛めるとき

早く痩せたい一心で、極端に食事を切りつめてしまうと、かえって体調をくずしかねません。栄養がかたよってしまうと、骨や筋肉が弱っていき、膝を支える力そのものが崩れてしまいます。

急に激しい運動へ飛び込んでしまうと、膝を痛めてしまう引き金になりかねません。痛みをこらえながら動き続けていると、かえって炎症が強まってしまうことさえあります。

減量は、体調をていねいに保ちながら長く続けてこそ、膝にとって本当の助けになってくれます。つらさをただ我慢するやり方ではなく、無理のない形を選ぶことが、遠回りを避ける近道でしょう。

よくある質問

変形性膝関節症は痩せたら本当に治るのですか?

痩せると痛みはやわらぎ、進み方もゆるやかになっていきますが、すり減った軟骨そのものが元どおりによみがえるわけではありません。ですから、完全に「治る」と言い切ることは難しいのが実際のところでしょう。

とはいえ、減量によって膝の負担が軽くなり、暮らしがぐっと楽になる効果ははっきりと確かめられています。治療全体を下から支える土台として、大きな値打ちがあるといえます。

変形性膝関節症では、どれくらい痩せたら効果を感じますか?

体重のおよそ5%を減らせたあたりから、痛みや動きやすさの改善を感じ取る方が多いと報告されています。10%に近づくほど、その手ごたえはいっそうはっきりしてくる傾向があるようです。

たとえば体重70キロの方なら、5%はおよそ3.5キロが一つの目安になります。急がずに数か月をかけて減らしていくと、無理なく続けやすくなるでしょう。

変形性膝関節症の減量は食事と運動のどちらが大切ですか?

どちらか片方だけではなく、食事と運動を組み合わせていくことが大切だと考えられています。食事だけに頼ると、膝を支える筋肉まで落ちて、かえって関節が不安定になりやすいからです。

実際の研究でも、食事と運動の両方に取り組んだ人が、最もよい結果を得られたと示されています。膝への負担が少ない運動から少しずつ始めていくと、無理なく続けられるでしょう。

変形性膝関節症で痩せたら、薬や手術はいらなくなりますか?

減量で痛みがやわらいでも、それだけで治療がすべて完結するとはかぎりません。進み具合によっては、痛み止めや関節への注射、ときには手術を組み合わせていくケースもあります。

減量は、どの治療を選んだときでも、その効果を支える土台になってくれます。どこまでの治療が必要になるかは、整形外科で相談しながら見きわめていくと安心でしょう。

変形性膝関節症で膝が痛いとき、痩せるための運動をしても大丈夫ですか?

膝へ衝撃をかけにくい運動を選んでおけば、痛みをかかえていても取り組んでいけます。水中歩行や自転車こぎ、いすに座っての脚上げなどは、膝にやさしくて向いているでしょう。

痛みが強く出ている時期には無理をせず、運動の強さや量を控えめにしておくと安心です。不安が残るときは、始める前に一度、医師へ相談しておくとよいでしょう。

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この記事を書いた人

臼井 大記のアバター 臼井 大記 大垣中央病院 整形外科・麻酔科 担当医師

日本整形外科学会認定専門医

2009年に帝京大学医学部医学科卒業後、厚生中央病院に勤務。東京医大病院麻酔科に入局後、カンボジアSun International Clinicに従事し、ノースウェスタン大学にて学位取得(修士)。帰国後、岐阜大学附属病院、高山赤十字病院、岐阜総合医療センター、岐阜赤十字病院で整形外科医として勤務。2023年4月より大垣中央病院に入職、整形外科・麻酔科の担当医を務める。

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