名古屋・栄でニキビにお悩みの方へ
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ニキビとは?原因と種類を知ることが治療の第一歩
ニキビは、正式には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる、ありふれた皮膚の病気の一つです。主に顔や胸、背中など、皮脂の分泌が多い毛穴(毛包)に炎症が起こることで発生します。
多くの方が経験する身近な肌トラブルですが、「ただの吹き出物」と自己判断で放置したり、間違ったケアを続けたりすると、炎症が悪化して治りにくくなったり、跡(ニキビ跡)が残ってしまう可能性があります。
生活環境やストレスなども複雑に影響し、大人になってからもニキビに悩まされる方が少なくありません。早期に適切な治療を始めることが、健やかな肌を取り戻すための鍵となります。
ニキビができるメカニズム
ニキビは、単一の原因ではなく、いくつかの要因が連鎖的に関わって発生・進行します。

通常、肌は約28日周期で新しく生まれ変わります(ターンオーバー)。しかし、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、不適切なスキンケアなどによってこのターンオーバーが乱れると、古い角質が毛穴の出口を塞いでしまいます。
これがニキビの始まりである「コメド(面皰)」形成の第一歩です。目に見えない段階の毛穴詰まりは「マイクロコメド」と呼ばれます。
思春期には性ホルモンの影響で、また大人でもストレスや食生活(高GI食品、乳製品など)、ホルモンバランスの影響で皮脂腺が活発になり、皮脂の分泌量が増加します。
毛穴が詰まった状態で皮脂が過剰に分泌されると、毛穴の中に皮脂がパンパンに溜まってしまいます。
アクネ菌は、誰もが持っている皮膚の常在菌です。普段は肌の健康維持に関わっていますが、酸素が少なく皮脂が多い環境(詰まった毛穴の中)を好み、溜まった皮脂をエサにして異常に増殖します。
増殖したアクネ菌は、炎症を引き起こす様々な物質(リパーゼなど)を産生します。これにより毛穴やその周辺組織に炎症が起こり、赤く腫れたり(赤ニキビ)、膿が溜まったり(黄ニキビ)するのです。
炎症が真皮層まで及ぶと、ニキビ跡のリスクが高まります。
ニキビを悪化させる要因
ニキビの発生や悪化には、体質的な要因に加え、以下のような様々な要因が複雑に関係しています。
ホルモンバランスの乱れ

特に生理前やストレス、睡眠不足などでホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの影響が相対的に強まり、皮脂分泌が促進され角化異常も起こりやすくなります。
不適切なスキンケア

洗浄力の強すぎる洗顔料の使用、ゴシゴシ洗い、頻繁なスクラブ洗顔、保湿不足、油分の多い化粧品やファンデーションの厚塗りなどは、肌のバリア機能を低下させたり、毛穴詰まりを助長したりします。
生活習慣の乱れ

睡眠不足、不規則な生活リズム、偏った食生活(糖質や脂質の多い食事、高GI食品、乳製品の過剰摂取など)は、ホルモンバランスや皮脂分泌、肌のターンオーバーに悪影響を与えます。
外的刺激

マスクによる長時間の蒸れや摩擦、髪の毛の接触、頬杖、寝具の汚れなども、ニキビを刺激し悪化させる一因となります。
紫外線

紫外線は肌のバリア機能を低下させ、角質を厚く(角化異常)させるため、毛穴詰まりを悪化させます。また、ニキビの炎症を悪化させたり、治った後の色素沈着(シミ)の原因にもなります。
ストレス

ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂分泌を増加させるだけでなく、免疫機能にも影響を与え、炎症を悪化させやすくします。
ニキビの種類と見分け方
ニキビはその進行度によって見た目や状態が異なります。
コメド(面皰)

ニキビの初期段階。毛穴に皮脂や古い角質が詰まっている状態。炎症はまだ起きていません。
白ニキビ(閉鎖面皰)

毛穴の出口が閉じているため、詰まった皮脂が白く小さくポツッと盛り上がって見えます。
黒ニキビ(開放面皰)

毛穴の出口が開いており、詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒い点のように見えます。触るとザラザラしています。
赤ニキビ(紅色丘疹)

コメドの中でアクネ菌が増殖し、炎症が始まった状態。赤く腫れあがり、触ると痛みを感じることもあります。
黄ニキビ(膿疱)

赤ニキビの炎症がさらに進行し、毛穴の中に膿(白血球の死骸など)が溜まって黄色っぽく見える状態。ここまで進行すると、ニキビ跡になるリスクが非常に高くなります。
しこりニキビ(嚢腫・硬結)

炎症が皮膚の深い部分(真皮層)まで及び、硬いしこりのようになっている状態。強い痛みを伴うこともあります。治癒後も凹凸のあるニキビ跡(クレーター)になりやすい、最も重症なタイプのニキビです。
【要注意】ニキビ跡の種類と予防の重要性
ニキビの炎症が長引いたり、重症化したり、無理に潰したりすると、ダメージが皮膚の深部(真皮層)にまで及び、ニキビが治った後も跡として残ってしまうことがあります。
ニキビ跡には主に以下のタイプがあります。
赤み
(炎症後紅斑)

炎症によって毛細血管が拡張し、ニキビが治った後も皮膚に赤みが残る状態。
色素沈着
(炎症後色素沈着)

炎症の刺激によってメラノサイトが活性化し、メラニン色素が過剰に生成され、茶色いシミのように残る状態。
クレーター
(萎縮性瘢痕)

炎症によって真皮層のコラーゲン組織が破壊され、皮膚が凹んでしまった状態。アイスピック型、ボックスカー型、ローリング型など形状は様々。
しこり
(肥厚性瘢痕・ケロイド)

炎症後の修復過程でコラーゲンが過剰に生成され、皮膚が盛り上がってしまう状態。
一度できてしまったニキビ跡、特にクレーター状の瘢痕をセルフケアで完全に元通りにするのは非常に困難です。だからこそ、ニキビができた段階でできるだけ早く皮膚科を受診し、適切な治療を開始して炎症を抑え、ニキビ跡を予防することが何よりも大切なのです。
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こんなニキビのお悩みありませんか?
「こばとも皮膚科」には、名古屋市内外から、ニキビに関する様々なお悩みを持った患者様が来院されます。
- 生理前になると必ず顎やフェイスラインにニキビができる
- 思春期からずっとニキビ肌で、大人になっても治らない
- 皮膚科に通っても、薬を使っている間しか良くならない
- 背中やデコルテのニキビが気になり好きな服が着られない
- マスクをするようになってから口周りのニキビが悪化した
- 市販薬やエステ、自己流ケアでは効果を感じられなかった
- 凹凸のあるクレーター状のニキビ跡をなんとかしたい
- 皮膚科に通っても、薬を使っている間しか良くならない
- 名古屋(栄周辺)でちゃんと診てくれる皮膚科を探している
- まずは保険で治療できるか相談したい

一つでも当てはまる方は、ぜひ一度、名古屋市栄の「こばとも皮膚科」にご相談ください。皮膚科専門医が、あなたの肌状態とライフスタイルに合わせた治療法を見つけるお手伝いをいたします。
こばとも皮膚科(名古屋栄)のニキビ治療の特徴
なぜ「こばとも皮膚科」が名古屋で選ばれるのか? ニキビ治療へのこだわり
名古屋市中区栄にある「こばとも皮膚科」は、ニキビおよびニキビ跡の治療に力を入れています。多くの患者様から信頼を寄せられ、選ばれ続ける理由をご紹介します。

Point 1
皮膚科専門医による的確な診断
院長は日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医です。
豊富な臨床経験と皮膚科学の深い知識に基づき、ニキビの種類、重症度、原因を正確に診断します。
ニキビと間違えやすい他の皮膚疾患(酒さ、毛嚢炎など)との鑑別も的確に行い、遠回りのない適切な治療へと導きます。
Point 2
保険診療を基本とした安心の治療プラン
当院では、まず保険が適用される標準的な治療(外用薬・内服薬など)から開始することを基本としています。
これは、ニキビ治療のガイドラインでも推奨されているアプローチです。
患者様の費用負担にも配慮し、経済的にも無理なく治療を継続できるようサポートします。


Point 3
美容皮膚科の活用でより積極的なニキビ治療も可
保険診療だけでは改善が難しい難治性ニキビや、よりスピーディーな改善、ニキビ跡の治療をご希望の方には美容皮膚科治療を組み合わせることも可能です。
- IPL(BBL HERO)
- ケミカルピーリング
- ポテンツァなど
ニキビの再発予防や、毛穴・キメ・ハリといった総合的な美肌効果も追求します。
Point 4
一人ひとりに寄り添う丁寧なカウンセリング
患者様のお悩みや治療へのご希望、ライフスタイルを時間をかけて丁寧にお伺いします。
治療法の選択肢、それぞれのメリット・デメリット、リスク、費用、期間などについて、専門用語を避け、分かりやすい言葉でご説明します。
ご納得いただいた上で、適切な治療を一緒に決めていきます。


Point 5
名古屋・栄駅徒歩2分 通いやすい立地
当院は、地下鉄東山線・名城線「栄駅」サカエチカ7番出口から徒歩わずか2分の場所にあります。名古屋の中心部に位置し、お仕事帰りやショッピングの合間にも気軽に立ち寄れます。
治療には定期的な通院が必要な場合も多いため、この通いやすさも患者様から喜ばれています。
まずは保険診療(3割負担)で
ニキビ治療を始めましょう
こばとも皮膚科では、ニキビは皮膚科で治療すべき疾患であると考え、まず保険診療での治療を第一選択としています。多くの軽症~中等症のニキビは、保険適用のお薬を正しく、根気強く使用することで改善が期待できます。
保険診療でできること
原因へのアプローチ

毛穴の詰まりを改善する薬、アクネ菌を殺菌する薬、炎症を抑える薬などを処方し、ニキビの根本原因に働きかけます。
費用の負担軽減

健康保険が適用されるため、窓口での負担は原則3割(年齢や所得により異なる場合があります)となり、経済的な負担を抑えられます。
専門医による管理

皮膚科専門医が診察し、薬の選択や塗り方、副作用対策などを丁寧に指導します。定期的な診察で経過を確認し、必要に応じて治療法を調整します。
※ただし、保険診療で扱える薬剤や治療法には限りがあります。非常に重症な場合や、ニキビ跡(特にクレーター)の治療には、保険診療だけでは十分な効果が得られないこともあります。
主な保険治療メニュー
名古屋栄のこばとも皮膚科では、日本の「尋常性痤瘡治療ガイドライン」に基づき、効果と安全性が確認されている以下の保険治療を行っています。患者様の症状や肌質に合わせて選択・組み合わせます。
【外用薬(塗り薬)】
ニキビ治療の基本となる薬です。作用の異なる薬を組み合わせることもあります。
アダパレン
(ディフェリンゲル®︎)
レチノイド(ビタミンA誘導体)様の作用を持つ成分です。毛穴の詰まり(角化異常)に働きかけ、ニキビの初期段階であるコメド(白ニキビ・黒ニキビ)の形成を抑制することを目指します。炎症のあるニキビにも用いられます。
過酸化ベンゾイル
(ベピオゲル®︎)
毛穴の詰まりに働きかける作用と、アクネ菌に対する抗菌作用を併せ持つ成分です。
抗菌薬と異なり、薬剤耐性菌(薬が効きにくくなる菌)を誘導するリスクが低いとされています。
過酸化ベンゾイル
(ベピオローション®︎)
毛穴の詰まりに働きかける作用と、アクネ菌に対する抗菌作用を併せ持つ成分です。
抗菌薬と異なり、薬剤耐性菌(薬が効きにくくなる菌)を誘導するリスクが低いとされています。
アダパレン/過酸化ベンゾイル配合剤
(エピデュオゲル®︎)
毛穴詰まりに作用するアダパレンと、抗菌作用も持つ過酸化ベンゾイルの2つの有効成分を配合したゲル状の薬剤です。
毛穴の詰まりと炎症の両方への作用が期待され、中等症以上のニキビ治療に用いられることがあります。
クリンダマイシン/過酸化ベンゾイル配合剤
抗菌薬であるクリンダマイシンと、過酸化ベンゾイルを配合したゲル状の薬剤です。
アクネ菌の殺菌作用と毛穴詰まりを改善する作用を併せ持ち、主に炎症を伴う赤ニキビや黄ニキビの治療に用いられます。
抗菌薬(ダラシン、アクアチム、ゼビアックス)は薬剤耐性菌の出現を防ぐため、これらの抗菌薬単独での漫然とした長期使用は避け、他の薬剤(アダパレンや過酸化ベンゾイル)と併用することが一般的です。
【内服薬(飲み薬)】
中等症から重症の炎症が強いニキビに対して、外用薬と組み合わせて処方されることがあります。
抗菌薬
(ミノサイクリン, ドキシサイクリン, ロキシスロマイシン, ファロペネムなど)
ミノマイシン(ミノサイクリン系)
ビブラマイシン(テトラサイクリン系)
テトラサイクリン系(ミノサイクリン、ドキシサイクリン)、マクロライド系(ロキシスロマイシン)などの抗菌薬が用いられます。
身体の中からアクネ菌の増殖を抑えたり、炎症反応を抑制したりする作用が期待されます。
炎症が強い期間に限定して使用されることが多く、外用薬と同様に、薬剤耐性菌のリスクを考慮し、長期的な内服は避けるのが原則です。
漢方薬
(十味敗毒湯、荊芥連翹湯、清上防風湯、桂枝茯苓丸加薏苡仁など)
患者様の体質(証)やニキビの状態に合わせて、炎症を鎮めたり、膿の排出を助けたり、ホルモンバランスや血行を整えたりする目的で、補助的に用いられることがあります。効果の現れ方には個人差があります。
LED(オムニラックス)
薬の具体的な使い方や使い分けなどについては、それぞれ詳細をご覧ください。
美容皮膚科(自費診療)のニキビ治療
当院では、ニキビ・ニキビ跡の状態や原因、患者様のご希望に合わせて、以下のような自費診療メニューをご用意しています。
薬剤(外用・内服)
アゼライン酸外用
アゼライン酸は小麦やライ麦などの穀物に含まれる成分で、海外ではニキビ治療薬として広く用いられています。
角質が厚くなるのを抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、皮脂分泌を抑える作用、抗酸化作用などが報告されており、毛穴の詰まりや赤ニキビの改善が期待されます。また、メラニンの生成を抑える作用もあるため、ニキビ跡の色素沈着にも用いられます。
アダパレンや過酸化ベンゾイルに比べて刺激感が少ない傾向があり、妊娠中・授乳中の方にも使用しやすい場合があります(医師にご相談ください)。
トレチノイン外用
ビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの数十倍~数百倍とされています。表皮細胞のターンオーバー(新陳代謝)を強力に促進することで、毛穴の詰まり(角化異常)を改善し、コメドの排出を促します。
また、皮脂腺の働きを抑制し皮脂分泌を減らす作用、真皮でのコラーゲン産生を促す作用なども報告されており、ニキビだけでなく、ニキビ跡、シミ、小じわ、毛穴の開きなどの改善目的でも用いられます。
ただし、効果が高い反面、使用初期には赤み、乾燥、皮むけ、刺激感といった「レチノイド反応」と呼ばれる副反応がほぼ必発です。医師の指導のもと、適切に使用する必要があります。
イソトレチノイン内服
導体の内服薬で、ニキビ治療における様々な作用機序を持つとされています。
主な作用として、(1)皮脂腺を強力に縮小させ、皮脂分泌を著しく減少させる、(2)毛穴の角化異常を正常化する、(3)アクネ菌に対する間接的な抗菌作用、(4)抗炎症作用などが挙げられます。
他の標準的な治療法(保険適用の外用薬や内服抗菌薬など)で十分な効果が得られなかった重症の炎症性ニキビ(特に嚢腫・硬結を含む結節性ニキビ)に対して、改善が期待される薬剤です。
スピロノラクトン内服
本来は高血圧や浮腫の治療に用いられる利尿薬ですが、男性ホルモン(アンドロゲン)の受容体に結合し、その働きをブロックする作用(抗アンドロゲン作用)を持っています。
アンドロゲンは皮脂腺を刺激し皮脂分泌を亢進させるため、この作用により、ホルモンバランスの変動が関与すると考えられる成人女性の難治性ニキビ(特に顎やフェイスラインに繰り返しできるニキビ)に対して、改善が期待されることがあります。
光治療

IPL光治療(BBL HERO)
様々な波長の光エネルギーを肌に照射する治療法です。ニキビ治療においては、420nm付近の短波長フィルターを使用することで、アクネ菌が持つポルフィリンに反応させ、アクネ菌を殺菌し、炎症性の赤ニキビを鎮静化させる効果が期待できます。
また、ニキビ跡の赤みや色素沈着、シミ、そばかす、くすみ、毛穴の開きなど、複合的な肌悩みにも同時にアプローチできるのが特徴です。ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐにメイクも可能です。複数回の治療で徐々に効果が現れます。
ピーリング

ケミカルピーリング
肌表面に薬剤を塗布し、古い角質や毛穴の詰まりを取り除くことで、肌のターンオーバーを促進する治療法です。ニキビの原因となる毛穴詰まりを解消し、ニキビができにくい肌状態へ導きます。
また、外用薬の浸透を高める効果や、ニキビ跡の色素沈着やくすみを改善する効果も期待できます。
当院では、サリチル酸マクロゴールピーリングなど、患者様の肌質や悩みに合わせた薬剤をご提案します。
マイクロニードルRF

ポテンツァ (POTENZA)
マイクロニードル(極細針)を皮膚に刺し、針先からRF(高周波)エネルギーを照射する治療機器です。ニキビ治療においては、RFの熱エネルギーによって皮脂腺を直接破壊し、皮脂分泌を抑制することで、ニキビの根本的な改善と再発予防を目指します。
特に、炎症性の赤ニキビや、繰り返しできる難治性ニキビに効果的です。また、針刺激とRFによるコラーゲン産生促進効果により、ニキビ跡の赤み、毛穴の開き、クレーター状の凹凸の改善も期待できます。
薬剤導入(ドラッグデリバリーシステム)オプションもあり、目的に合わせた薬剤を肌深層に届けることも可能です。
症状・お悩み別 おすすめ治療プラン例
患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせて、これらの治療法を単独、あるいは組み合わせてご提案します。以下はあくまで一例です。
患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせて、これらの治療法を単独、あるいは組み合わせてご提案します。以下はあくまで一例です。
お悩み | 主な治療法の組み合わせ例(自費診療中心) |
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炎症の強い赤ニキビ・黄ニキビが多数 | 保険外用薬 + IPL または ポテンツァ(ニキビモード) |
毛穴の詰まり(コメド)が多い・肌のごわつき | 保険外用薬(アダパレン等) + ケミカルピーリング |
他の治療で改善しない重症ニキビ | イソトレチノイン内服 または ポテンツァ |
生理前に悪化する大人ニキビ(女性) | スピロノラクトン内服 + 外用薬(保険 or 自費) |
ニキビ跡の赤み・色素沈着 | IPL、ケミカルピーリング、ポテンツァ |
クレーター状のニキビ跡 | ポテンツァ(薬剤導入・ダイヤモンドチップなど) |
※保険診療と自費診療を組み合わせることも可能です。診察の上、お一人おひとりに合わせたプランをご提案します。
治療のリスク・副作用について
美容皮膚科(自費診療)の治療には、それぞれ効果とともにリスクや副作用の可能性があります。治療前には必ず医師が詳しく説明し、同意をいただいた上で治療を開始します。
- 薬剤(外用・内服): 薬剤の種類によって、乾燥、赤み、皮むけ、刺激感、肝機能異常、中性脂肪上昇、光線過敏症、催奇形性(イソトレチノイン)、不正出血(スピロノラクトン)などの可能性があります。
- イソトレチノインについては肝機能などのチェックのために採血を行うことがあります。
- IPL(BBL HERO): 施術中に軽い痛みや熱感、施術後に赤み、ほてり感、まれに一時的な色素沈着や軽度のやけどのリスクがあります。
- ケミカルピーリング: 施術中にピリピリ感、施術後に赤み、乾燥、皮むけなどが起こることがあります。肌質によってはまれに炎症後色素沈着のリスクがあります。
- ポテンツァ: 施術中に痛み(麻酔クリームを使用します)、施術後に赤み、腫れ、点状出血、内出血、熱感、まれに一時的な色素沈着や感染のリスクがあります。
※妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方は、使用できない薬剤や受けられない施術が多くあります。必ず診察時に医師にお申し出ください。
ご来院から治療までの流れ
名古屋栄のこばとも皮膚科では、患者様に安心してスムーズにニキビ治療を受けていただけるよう、以下の流れで診療を進めてまいります。
まずはお電話、WEB予約システム、または公式LINEアカウントからご予約ください。初診である旨、お悩みの内容(ニキビ、ニキビ跡など)を簡単にお伝えいただけるとスムーズです。
ご予約の日時にご来院ください。受付にて健康保険証(保険診療をご希望の場合)をご提示ください。初めての方は問診票にご記入いただきます。
いつから、どのような症状でお困りか、これまでの治療歴、現在使用中の薬、アレルギー、妊娠の可能性などについて、できるだけ詳しくご記入ください。
皮膚科専門医である院長が、問診票の内容を確認しながら、直接お話を伺い、お肌の状態を丁寧に診察します。ニキビの種類、重症度、分布、肌質などを評価し、原因を探ります。
治療に関するご希望や不安な点なども、遠慮なくお話しください。
診察結果に基づき、患者様一人ひとりに合わせた治療プランをご提案します。
保険診療、自費診療の選択肢、それぞれの治療法の効果、メリット・デメリット、リスク、費用、予想される治療期間などについて、分かりやすくご説明します。十分にご理解・ご納得いただいた上で、治療方針を決定します。
決定した治療プランに沿って、治療を開始します。保険診療の場合は薬剤の処方、自費診療の場合は薬剤の処方やIPL、ピーリング、ポテンツァなどの施術を行います。
施術の場合は、事前に詳細な説明や同意書の取得を行います。
治療後の注意点、ご自宅での正しいスキンケア方法、日常生活でのアドバイスなどを行います。
治療効果を高め、再発を防ぐためには、ご自宅でのケアも非常に重要です。必要に応じて、次回の診察や施術のご予約をお取りします。
ニキビ治療の料金について
ニキビ治療の費用は、選択される治療法(保険診療か自費診療か)や治療内容によって異なります。
保険診療の場合
健康保険が適用されるため、窓口でのご負担は原則として治療費総額の3割(年齢や所得によって負担割合は異なります)となります。
- 初診料: 約850円~1,200円程度(3割負担の場合)
- 再診料: 約220円~500円程度(3割負担の場合)
- 薬剤費: 処方される薬の種類や量によって異なります。(例:外用薬1本あたり数百円~)
- 処置費: 面皰圧出やLED治療などを行う場合は別途費用がかかります。
※上記はあくまで目安です。診察内容により変動します。高校生までのお子様は実費¥0になります。
自費診療(美容皮膚科)の場合
自費診療は全額自己負担となります。当院の主なニキビ・ニキビ跡治療の料金(税込)は以下の通りです。詳細な料金は料金ページをご確認ください。
BBL
初回価格 (税込) | 定価(税込) | |
---|---|---|
全顔 | ¥22,500 | ¥25,000 |
全顔+首 | ¥31,500 | ¥35,000 |
MOXI(麻酔込み)
初回価格 (税込) | 定価(税込) | |
---|---|---|
全顔 | ¥59,400 | ¥66,000 |
BBL+MOXI 全顔 | - | ¥79,800 |
美白SPセット BBL+ケアシス+ピーリング
マヌカピール全顔 | ¥35,800(税込) |
---|---|
全顔+首 | ¥38,200(税込) |
ケミカルピーリング
サリチル酸
初回価格 (税込) | 定価(税込) | |
---|---|---|
全顔 | ¥5,500 | ¥6,600 |
上背部 | - | ¥9,900 |
マヌカ
初回価格 (税込) | 定価(税込) | |
---|---|---|
全顔 | ¥7,920 | ¥8,800 |
上背部 | - | ¥16,500 |
ケアシス
オリジナルカクテル | ¥8,800(税込) |
---|---|
施術と同日 | ¥5,500(税込) |
レナトス | ¥11,000(税込) |
ベップビュー | ¥13,200(税込) |
Vビーム
全顔 | ¥27,500(税込) |
---|---|
頬 | ¥22,000(税込) |
1ショット(Dr.判断) | ¥1,100(税込) |
スキンボトックス(麻酔込み)
ニキビ・汗管腫・脂腺増殖症
ニードル(1から20個) | ¥33,000(税込) |
---|---|
ニードル(20個以上) | ¥55,000(税込) |
PDT治療
全顔 | ¥42,800(税込) |
---|---|
頬 or 額 | ¥32,400(税込) |
顎 or 鼻 | ¥21,400(税込) |
フェイスライン | ¥33,100(税込) |
※28日以内の来院価格
全顔 | ¥31,800(税込) |
---|---|
頬 or 額 | ¥24,700(税込) |
顎 or 鼻 | ¥17,400(税込) |
フェイスライン | ¥25,400(税込) |
ダーマペン(麻酔込み)
全顔
導入液なし | ¥22,000(税込) |
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CRLローション | ¥27,500(税込) |
オリジナルカクテル | ¥27,500(税込) |
ボトックス | ¥33,000(税込) |
ポテンツァ(麻酔込み)
導入液なし | ¥55,000(税込) |
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CRL | ¥58,000(税込) |
ボトックス | ¥77,000(税込) |
マックーム
全顔 | ¥98,000(税込) |
---|---|
気になる箇所 1回 | ¥66,000(税込) |
気になる箇所 3回セット | ¥148,000(税込) |
(半年以内) |
サブシジョン
1カ所(2㎝×2㎝) | ¥12,000(税込) |
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ヒアルロン酸注入 | 1カ所につき¥4,400(税込) |
ボライト注入 | 1カ所につき¥8,800(税込) |
ベロテロ注入 | 1カ所につき¥6,600(税込) |
溶解用 ヒアルロニターゼ | 当院治療¥2,200(税込) |
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TCAクロス
1から10カ所 | ¥13,000(税込) |
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10カ所以降1カ所につき | ¥1,100(税込) |
お試し | ¥1,100(税込) |
ソフウェーブ (麻酔込み)
全顔+顎下 | ¥178,200(税込) |
---|---|
↪リピーター割 | ¥159,800(税込) |
頬+顎下 | ¥148,000(税込) |
治療薬
アクネトレント(10) | ¥9,800(税込) |
---|---|
アクネトレント(20) | ¥13,800(税込) |
アクネトレント(30) | ¥21,800(税込) |
アクネトレント採血代 | ¥3,800(税込) |
スピロノラクトン30日分 | ¥3,980(税込) |
トレチノイン0.05% 5g | ¥1,980(税込) |
---|---|
トレチノイン0.05% 10g | ¥2,850(税込) |
オムニラックス
施術と同日 | ¥1,100(税込) |
ニキビ治療に関するQ&A
患者様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。
こばとも皮膚科のご案内

院長:小林 智子(こばやし ともこ)
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 / 医学博士
「ニキビくらいで皮膚科に行くのは大袈裟…」と思っていませんか?ニキビは立派な皮膚の病気であり、放置すると跡が残ってしまうことも少なくありません。
私は皮膚科専門医として、これまで多くのニキビ患者様の診療に携わってまいりました。その経験から言えるのは、ニキビは早期に適切な治療を開始すれば、必ず改善するということです。
名古屋・栄のこの地で、ニキビに悩む皆さま一人ひとりに寄り添い、科学的根拠に基づいた治療をご提供することで、健やかで自信の持てる肌を取り戻すお手伝いをしたいと考えております。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。
名古屋でニキビ・ニキビ跡にお悩みなら
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長引くニキビ、繰り返すニキビ、気になるニキビ跡…。
一人で悩まず、皮膚科専門医による適切な診断と治療で、健やかで美しい肌を目指しませんか?
名古屋市中区栄の「こばとも皮膚科」は、
- 皮膚科専門医による的確な診断と治療
- 保険診療を基本とした安心の治療計画
- IPL・ピーリング・ポテンツァなど美容皮膚科治療にも対応
- ニキビだけでなく、気になるニキビ跡の治療も可能
- 栄駅から徒歩2分とアクセス抜群
といった特徴で、皆さまのニキビのお悩みに真摯に向き合います。
もうニキビで悩まない、自信の持てる素肌へ。
私たちが全力でサポートいたします。まずはお気軽にご予約ください。
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アクセス
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-7-13 コスモ栄ビル3F
名古屋地下鉄 東山線および名城線「栄駅」 サカエチカ7番出口より徒歩2分
ニキビ治療を知ろう