はじめまして。作業療法士の國枝拓麻と申します。
今月のリハビリブログでは、「大垣中央病院の作業療法士」、「東海北陸作業療法学会に参加して」を紹介させていただきます。
まず作業療法ってどんな職業か答えることはできますか?
また理学療法と何が違うのかわかる方は少ないと思います。
まずは「作業療法とは」から始めていきます。
作業療法とは
日本作業療法士協会の定義では、「作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す」となっています。
簡単に説明すると、ケガや病気でできなくなった作業(仕事、余暇、家事、セルフケアなど)を再び行えるようにするために、体の機能を改善させたり、便利な道具を作ったり、作業ができる環境を整えたりするお仕事になります。
介入できる幅が広いため、作業療法士は様々な場所で働いています。
以下の図を参照してください。
当院作業療法士の紹介
当院の作業療法士は私を含め5名在籍しています。1人ずつご紹介していきます。
①國枝 拓麻 | 経験年数:14年目 趣味:パソコンゲーム、水泳、プラモデル作り、ダイエット(永久に) 学生時代の部活動:水泳部 |
②小坂 温子 | 経験年数:16年目 趣味:ショッピング 学生時代の部活動:バドミントン部 |
③山浦 蓮華 | 経験年数:6年目 趣味:アニメ鑑賞 学生時代の部活動:合唱部 |
④鵜飼 梨美 | 経験年数:3年目 趣味:食べる事 学生時代の部活動:書道部、吹奏楽部 |
⑤吉井 叶茄 | 経験年数:2年目 趣味:夜の爆食 学生時代の部活動:琴、家庭科部 |
以上、野獣と美女たちの紹介でした(笑)
東海北陸作業療法学会に参加して
作業療法士の学会は大きく分けて4つあります。都道府県の学会、地方学会、全国学会、世界学会などがあり、今回は地方学会である東海北陸作業療法学会に参加し、発表させていただきました。
12月9、10日の2日間開催し、延べ約800人参加されました。
7県の作業療法士が一堂に集まる機会は早々ありません。
情報交換の場や交流の場としても参加する意義は大きいと感じました。
気になる方は「東海北陸作業療法学会」と検索してみてください。
さて、学会発表の結果ですが…
少々のハプニングはありましたが無事に終わることができ、質問を頂け、答える機会にも恵まれました。
また、他の先生方の発表を聞き、まだまだ知らないこと、勉強しないといけないことを再認識できた学会でした。
今回の発表、参加を通して一皮むけたように感じます。
来年は石川県で行われます。発表はしませんが参加できたらと思っています。市民公開講座もありますので興味がある方はぜひ参加してみてください。
最後に発表した3人の演題名を載せておきます。
國枝拓麻 | 趣味活動再開が非利き手の拘縮改善とQOLの向上に繋がった一症例 |
小坂温子 | 長期間の固定を必要とした橈骨遠位端骨折の一症例~ダーツスロー・モーションと握力に着目しuseful handを目指して~ |
山浦蓮華 | ストマ便破棄を含めたトイレ動作獲得に向け介入した一症例 |
ご拝読ありがとうございました。次回のブログもお楽しみに。