明けましておめでとうございます!
理学療法士の川森真瑚です。
今回は簡単にできる姿勢のセルフチェックについて紹介したいと思います。
立位姿勢
壁に頭とお尻、踵をつけ、顎を引いた状態でまっすぐ立ちます。
腰に手を入れた際にちょうど手の平が入る程のスペースだと良好な姿勢(図1)
手だけではなく握りこぶし1個又は腕まで入ってしまうくらいの隙間があるとそり腰姿勢(図2)
手のひら一枚も入らないのが猫背姿勢(図3)
また、背中に手のひらが入る隙間があっても、上の方の背中(脊椎)が曲がっており、お腹を突き出すような姿勢をスウェイバック姿勢と言い、これも猫背の一種です。(図4)
この方法だと簡単に自分の姿勢をチェックできますね。
姿勢が悪い(アライメント不良)と現在痛みがなくても将来的に腰痛になる可能性があります。
予防の一つとして腰椎の柔軟性確保が重要です。
ここからは姿勢に合わせたトレーニングを紹介したいと思います。
スタート姿勢は四つ這いです(図5)
そり腰の方は、手のひら全体で床を押しながらおへそをのぞき込みます(図6)
肩甲骨同士が外側に広がっていくようなイメージで行いましょう。
これを反復して行います。
猫背の方は、四つ這い姿勢から背中をそらしていきます(図7)
胸を前に押し出すようなイメージで視線は斜め上をみます。
これを反復して行います。
どちらも10秒ほどキープして下さい。
腰部に強く痛みが出る場合は軽めから行っていきましょう。
また、猫背の方は追加で図8も行ってみましょう。
うつ伏せになり両手を肩幅につきます。
下半身は床についたまま上半身を起こして腰をそらしていきます
新年からいい姿勢で気持ちよく一年をスタートさせましょう!