前十字靭帯損傷のリハビリ:サイベックスで的確なリハビリを提供!

ブログをご覧いただきありがとうございます。

理学療法士の山本です。趣味は釣りとゴルフです。月曜日のスポーツリハビリを担当しています。今日は前十字靭帯損傷のリハビリを紹介します。ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

目次

前十字靭帯とは

正面から見たお皿を取り除いた膝の画像

まずは前十字靭帯についてお話します。

左の画像は正面から見たお皿を取り除いた膝の画像です。
この赤文字を損傷すると前十字靭帯(ACL)損傷です。

前十字靭帯(ACL)損傷した有名人

サッカー選手:ロベルト・バッジョ トッティー イブラヒモビッチ 宮市亮 
フィギュア:高橋大輔 
野球:小久保裕紀 
バレー:大友愛 
相撲:高見盛
など様々な分野でこの怪我がおきています。

Q:どうなると断裂するの?

A:受傷は意外にも非接触型の受傷が多いです。受傷の多い動作は、ジャンプの着地・ストップ動作・方向転換この3つが代表的です。

上記の3つの動作時に膝が内側(Knee in)に入ると靭帯に負荷がかかり断裂します。

具体的に言うと約200㎏の負荷が靭帯にかかると断裂してしまいます。

前十字靭帯損傷についてはわかっていただけましたか?

リハビリを一部紹介します。

前十字靭帯損傷にはある程度リハビリの手順が決まっています。その中に左右の膝の筋力差が何%以内の場合このトレーニングが適しているなどがあります。筋力を正確に把握できるのが左の写真のサイベックスという機械です。(ウン千万円✨)

身長、体重、足の重さなどを正確に計算し筋力を測定できます。これによりかなり正確な情報をもとにリハビリを進めることが可能です。前十字靭帯損傷だけでなく他の怪我においても利用しています。

実際のリハビリ経過

大学野球部 前十字靭帯断裂 手術後

 筋力回復が遅く動作訓練までに時間がかかりました。期間だけを頼りにトレーニングしていたら再断裂をしている可能性がありました。サイベックスを使い正確なトレーニング時期を決めることができ、今では全力投球やランニングも問題なく行えています。

全力投球が屋内でもできるようにネットも完備されています。

全力投球が屋内でもできるようにネットも完備されています。

完全復帰までスタッフが指導します。

興味を持たれた方はぜひ大垣中央病院に足を運んでみてください。

お待ちしております。

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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