サブシジョンとは
サブシジョンとは、特にニキビ痕や深いしわ、水ぼうそうの痕などの凹凸がある肌を滑らかにするための治療法です。
針を用いて肌の下の硬くなった線維組織を切断し、これにより肌が引き上げられてなだらかになることを目的とします。
サブシジョンの特徴
- ニキビ痕の中でも特に引きつれが強いローリング型のようなタイプに有効。
- こめかみや頬、顎などのニキビ痕が適応となることが多い。
- サブシジョンによって引き上げられた後に、ヒアルロン酸を注入することでさらに凹凸が目立ちにくく。
サブシジョンはこんな方におすすめ
- これまでニキビ痕に対してダーマペンなどを複数回受けたがなかなかよくならない
- 肌の凹凸、影が気になる
- 水疱瘡の凹みが気になる
- おでこなどの深いしわが気になる
サブシジョンの効果
サブシジョンは、ニキビ痕(特にローリング型の陥凹)や水ぼうそうの痕、深いしわなどに有効な治療です。
ニキビ痕(特にローリング型の陥凹)
- 引き連れが強い線維部分をサブシジョンによって剥がすことで持ち上がり、凹凸が改善されます。
- 一回の施術で効果を実感できる場合もありますが、複数回の施術が必要となることもあります。
- ローリング型が最も適応となりますが、ボックスカー型やその混合タイプにも有効です。
- ヒアルロン酸注入を一緒に行うことで改善効果は高まります。
水ぼうそうの痕
- 昔できた水ぼうそうによる陥凹に対して有効です。
- ヒアルロン酸注入を一緒に行うことで改善効果は高まります。
深いしわ
- おでこなどの深いしわに対して有効です。
- ボトックス(ボツリヌス菌毒素)やヒアルロン酸注入と併用することが多いです。
当院のサブシジョンの特徴
当院のサブシジョン治療では、カニューレ針を用いて広範囲を一度に行うのではなく、特殊な短い針によって狭い範囲に狙い撃ちして行うので、周りの組織へのダメージを少なく、凸凹を改善できます。
サブシジョン治療は、肌表面へのダメージはほとんどありませんが、内出血が伴うと一時的に腫れなどの副作用を認めることも。
当院ではLED(オムニラックス)を採用し、施術後にLEDを照射することでサブシジョンによる創傷治癒を促す効果が期待できます。
治療の流れ
- 洗顔を行い、メイクを落とす。
- 麻酔外用薬を塗布。
- 針を挿入してサブシジョンを施術。
- 施術後は適宜LEDを照射。
サブシジョンの施術時間・必要な回数
サブシジョン治療の施術時間は、こめかみで約5分程度、頬に広範囲行う場合は10〜15分程度かかります。
効果を実感できるまでに必要な回数は、陥凹の程度にもよりますが1回でも効果を感じることがほとんどです。
ただし、場合によっては2〜3回継続して行うこともあります。
サブシジョンのメリット・デメリット
メリット
- ニキビ痕(特にローリング型)に高い効果が期待できる
- ダウンタイムが少ない
- 治療時間が短い
- 比較的安全な治療
デメリット
- 場合によっては複数回の施術が必要
- 内出血などの副作用が出ることがある
副作用・リスク
- 赤み
- 腫れ
- 内出血
これらの副作用は、通常数日から1週間程度で自然に治ります。
サブシジョンを受けられない方
- 妊娠中や授乳中の方は、治療を受けられません。
- ケロイド体質の方は事前に申し出てください。
サブシジョンでよくある質問
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