【皮膚科医愛用】プチプラ保湿クリーム厳選7選！乾燥肌・敏感肌におすすめの選び方

この保湿クリーム、本当に優秀です！

皆さんこんにちは。皮膚科医の小林智子です。このチャンネルでは国内外の医学論部をもとにスキンケアから美容医療、そして皮膚疾患まで肌にまつわる全てのことを発信しています。

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今日は、私がよく使っているプチプラの保湿クリームをご紹介したいと思います。

以前に、「潤いを爆増する方法」というテーマで動画を作ったところ、結構反響がありまして、実際にいい保湿クリームを教えてくださいというような声もいただいたので、今日はたくさんいい保湿クリームあるんですけれども、中でも比較的リーズナブルなプチプラの商品をご紹介したいと思います。

それでは早速行ってみましょう。

この記事は、こばとも皮膚科院長、皮膚科医の小林智子が運営するYoutubeチャンネル「こばとも先生のスキンアカデミー」内の動画内容を書き起こしたものです。Youtubeでは薬の塗り方・副作用、スキンケア方法、美容施術の種類や効果についてなど、お肌のお悩みを持つ方の少しでも助けになれればと思い動画を公開しています。ぜひチャンネル登録をお願いします！

敏感肌・乾燥肌・酒さの方に。セタフィル「モイスチャライジングクリーム」

まず1つ目なんですけれども、1つ目はこちら、セタフィルのモイスチャライジングクリームです。

もうこのアイテムは私の動画を普段ご覧になっていただいてる方であれば、1回は見たことあるんじゃないかなと思います。

それぐらい頻繁にご紹介しているアイテムではあるんですけども、私がこちらを好きな理由としてはですね、やはりそのコスパの良さかなというのが1つあります。

セタフィルというのはアメリカの敏感肌用のスキンケアブランドなんですけれども、皮膚科医と共同で作ったというような背景もあり、敏感肌だったり、肌トラブルがある方にも比較的使いやすいアイテムが多いのが特徴です。

中でもこちらのモイスチャライジングクリームはセタフィルの中でもベストセラーアイテムかなという風に思うんですけれども、こちらの製品の特徴はナイアシンアミドという成分とパンテノールという成分が両方配合されている点かなと思います。

ナイアシンアミドというのはビタミンB3のことなんですけれども、肌のバリア機能を担う細胞の主成分であるセラミドの産生を促す成分です。

それにより肌のバリア機能を改善する効果が期待できます。

また、パンテノールという成分も同じくバリア機能の改善に有効だという風に言われていて、肌の水分量を高めつつ、鎮静効果を持っている成分です。

こちらはテクスチャーで言うとこのように、これ海外のクリームでよくあるテクスチャーなんですけれども、結構固めなんですね。

なので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は結構このテクスチャーは好きです。

どういった人に特に向いてるかと言うと、バリア機能が低下しがちな敏感肌の方だったり、元々水分量が少ない乾燥肌の方に特に向いてるアイテムかなと思います。

あと、こちらのアイテムはよく酒さの患者さんにもご紹介してるんですけれども、ナイアシンアミドは酒さの方でも比較的使いやすい成分です。

酒さの方の中には肌質が乾燥しやすい方から皮脂が多い方まで様々な肌質があるので、一概に全ての酒さの患者さんにお勧めというわけではないんですけれども、やはり乾燥しやすくって色々なマスクだったり花粉だったりの刺激で赤みが悪化してしまうというような方は1つこういったアイテムは使いやすいのではないかなと思います。

粉が吹きやすい乾燥に。キュレル「クリーム」

続いておすすめのアイテムがこちら、キュレルのクリームです。

キュレルというと皆さんご存知のように敏感肌用のスキンケアブランドなんですけれども、中でも私が好きなのがこちらのクリームFです。

キュレルの特徴としては擬似セラミドを豊富に配合していることと、あとは抗炎症成分であるアラントインだったり、あとはユーカリエスというようなものを配合しているのが特徴です。

こちら、テクスチャーはこんな感じで、先ほどのセタフィルのモイスチャライジングクリームと比べると伸びが良くて、肌により馴染みやすい処方かなと思います。

結構被膜感もあって、肌が守られてる感じがするアイテムなんですけれども、この保湿クリームを塗った翌日っていうのはかなり肌がもっちりしたような感じがします。

なので乾燥が特に気になるシーズンは、スキンケアの最後にこれを重ねることが多いです。キュレルのこのアイテムは、乾燥が気になる方の中でも粉が吹きやすいような方にお勧めしたいアイテムです。

肌が敏感な方に。ケアセラAP「高保湿先行バリア乳液」

続いてこちら、ケアセラAPの高保湿先行バリア乳液です。

ケアセラはですね、ロート製薬の敏感肌用のブランドなんですけれども、セラミドとあとは同じく細胞間脂質である脂肪酸だったりコレステロールをバランスよく配合しているのが1つ特徴です。

私は以前からこのケアセラのクリームなんかをよく使ってるんですけども、この先行乳液が、結構少し前にバズって、こちら私も使ってみたんですけれども、結構いいです。

テクスチャーとしてはこんな感じで、まぁ乳液なので、先ほどのクリームと比べるとかなりみずみずしいテクスチャーではあるんですけれども、もう本当に馴染みやすいんですね。

このアイテムをお勧めしたいのは、特に肌が敏感な方なんですけれども、敏感な方だったりで肌がかなり揺らいでいるような方というのは化粧水を塗ると結構刺激に感じてしまう方、多いんですね。

そういった方は無理に化粧水を使わずに、こういった肌馴染みの良い乳液を洗顔後すぐに塗ることをお勧めしています。

こちらのアイテムにはセラミドなどの保湿成分に加えて、肌の保湿力を高めるペプチドだったり抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムを配合しているのが特徴です。

お値段も、非常にリーズナブルですし、試しやすいアイテムかなと思います。

すっと肌に馴染む。エストラ「アトバリア365クリーム」

続いてこちら、エストラのアトバリア365クリームです。

こちらもよく愛用している保湿クリームの1つなんですけれども、エストラは韓国の敏感肌用スキンケアブランドです。

中でもこのアトバリア365クリームはベストセラーアイテムの1つなんですけれども、1番の特徴はセラミドでもナノ化されたセラミドが配合されている点が特徴かなと思います。ナノ化することによって、より浸透を高める効果が期待できます。

また、こちらのアイテムを先ほどのケアセラと同様、セラミドだけでなく他の細胞間脂質の成分であるコレステロールだったり、脂肪酸をバランスよく配合しているのも特徴です。

テクスチャーは、こんな感じでどちらかと言うと、みずみずしいテクスチャーのクリームかなと思います。

こちらが使いやすいのは、結構すっと肌に馴染むところなんですね。

クリームって物によっては結構ずっと馴染むまでこう伸ばしてないといけないようなものってあると思うんですけれども、こちらは比較的すっと肌に馴染むので、摩擦も少なくて済むというのが個人的に好きな点の1つです。

セラミドと、あとコレステロールと脂肪酸をバランスよく配合したクリームですと、他にはこちらのスキンシューティカルズの2:4:2クリームなどもあるんですけれども、かなり高額なので手軽に試したいというような方はこういったアイテムは使いやすいのではないかなと思います。

かかと・肘など身体の乾燥に。ユーセリン「アドバンスドリペアクリーム」

続いてこちら、アドバンスドリペアクリームです。

ユーセリンというのはドイツのスキンケアブランドになります。

私もよくこれ、iHerbなんかで買うんですけれども、特にこちらのアドバンスドリペアクリームはですね、乾燥でもかかとやあとは肘といったような、からだの乾燥症状におすすめのアイテムです。

こちらの製品にはお馴染みのセラミドに加えて、天然保湿因子の尿素やあとは乳酸といったような成分が配合されています。

乳酸というのはピーリング成分のαヒドロキシ酸の1つなんですけれども、角質をケアする成分でざらつきを改善してくれる効果があります。なので、からだの乾燥に特におすすめのアイテムです。

テクスチャーとしては、少しもったりとしたようなクリームなんですけれども、私も結構すねとか乾燥しやすいので、こういった大容量タイプはかなりありがたいです。

新生児から使える、アベンヌ「トリクセラ モイストスキンバリアクリーム」

はい、続いてどんどん行きたいと思います。こちら、アベンヌのトリクセラモイストスキンバリアクリームです。

こちらのアイテムにはセラミドと、あとはセラミドの産生を流すナイアシンアミドが配合されているのが処方においての特徴なんですけれども、1番の私の好きなポイントは、とにかく伸びがいいというところなんですけれども、実際に出してみたいと思います。

もうビヨーンってこう伸びるんですけど、このようにさっと伸びます。

なので、子供も嫌がらない保湿クリームとしてうちでは重宝しています。

実際こちらのアイテムは生まれたての赤ちゃんから使いますよという風にパッケージにも書いてあって、老若男女、どういった方にも使いやすいアイテムなんじゃないかなと思います。

アベンヌというとやはりあのシューというアベンヌウォーターが有名かとは思うんですけれども、結構保湿アイテムも優秀なものが多くて、是非今まで使ったことがないという方は一度試していただくといいのではないかなと思います。

イハダ「薬用クリアバーム」

続いてこちら、イハダの薬用クリアバームです。

イハダというとワセリンが有名なんですけれども、こちらのクリアバームは、ワセリンをベースにさらに有効成分としてトラネキサム酸が配合されているアイテムとなります。

トラネキサム酸は私の大好きな成分の1つなんですけれども、色々な肌の効果があって、詳しくはこちらの動画をご覧になっていただきたいんですけれども、肌においてバリア機能を改善したり、赤みを抑えたり、シミの1つである肝斑の改善効果があるというのが特徴です。

こちらのアイテムはポイント使いの保湿に特に使いやすいアイテムかなと思うんですけれども、バームなのでかなり硬いテクスチャーなんですね。

私はよくこれを目周りに、アイクリームとして塗ってるんですけれども、同じくワセリンのこちらのヴァセリンか、こちら薬用クリアバームを塗ることが多いです。

こんな感じで、目元に塗る際は、人差し指は使わずに中指かあるいは薬指で優しく塗り広げていただくのをお勧めしています。

こんな感じですね。はい。

もし肝斑も気になるなというような方は少し広めに塗っていただくといいと思うんですけれども、例えばニキビの方だったり、あとはオイリー肌の方はヴァセリンを全体に塗ってしまうとかなりベタつきだったり、ニキビが悪化したりする可能性があるので、あまりお勧めはしません。

スキンケアの最後にワセリンを塗るのをスラギングっといって、少し前から海外では流行っているスキンケア方法にはなるんですけれども、初心者の方は、まず最初は目元や口元というように乾燥しやすいからワセリンのこういったアイテムを重ねていただくことをお勧めしています。

エンディング

ということで以上が、私の好きなプチプラの保湿クリームでした。気になるアイテムはありましたか？

少しでも参考になったなという方は是非いいねボタンやチャンネル登録ボタンを押していただけますと嬉しいです。ということで今回の動画は以上です。それでは〜。