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美肌内服薬– category –

美肌内服薬

美肌内服とは

肌を内側から改善するために必要な成分がいくつかあり、これらを配合した医薬品は、さまざまな肌悩みを改善する効果が期待できます。

  • 肝斑セット(トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンE)
  • 美白セット(ビタミンC、ビタミンE、タチオン)

美肌内服はこんな方におすすめ

  • 肝斑と診断された
  • 紫外線ダメージを受けやすくシミが目立つ
  • からだの内側から綺麗になりたい
  • レーザー後のダウンタイムを予防したい

美肌内服の作用・効果

美肌内服で処方される薬にはいくつかの種類があり、それぞれ働きが異なります。

トラネキサム酸

  • 抗プラスミン作用を有する成分です。
  • 肝斑や炎症後色素沈着などの改善に有効です。
  • 血栓傾向があるため、ピルを内服されている方や血栓傾向の家族歴や既往のある方は服用できません。

ビタミンC(シナール)

  • アスコルビン酸と呼ばれるビタミンCが配合されています。
  • ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線ダメージから肌を守る作用があります。
  • 水溶性のビタミンのため、こまめに服用することが推奨されています。
  • トラネキサム酸単体で摂取するよりも、ビタミンCと併用した方が肝斑などの改善効果は高まるため、併用がおすすめです。

ビタミンE(ユベラ)

  • 脂溶性のビタミンで、ビタミンCと同様、抗酸化成分があります。
  • ビタミンCと併用することで効果が高まると報告されています。
  • 血流を改善する効果があるため、冷えやクマなどにも有効です。

タチオン

  • 皮脂の分泌量を減らすことで症状の改善をもたらします。
  • 完治が難しい場合にはCO2レーザーなど外科的なアプローチが必要になることがあります。

治療の流れ

  1. シミや肝斑については専門医が診断し、内服薬の適応を検討。
  2. 患者様の症状に合わせた処方を行う。
  3. 内服に加えて、美容施術についてもご提案。

美肌内服の副作用・リスク

トラネキサム酸の主な副作用・リスク

  • 消化器症状
  • アレルギー反応
  • 血栓傾向

ビタミンCの副作用・リスク

  • 消化器症状
  • 腎結石(大量内服の場合)
  • 皮膚過敏症状

ビタミンEの副作用・リスク

  • 消化器症状
  • 皮膚過敏症状

タチオンの副作用・リスク

  • 消化器症状
  • 皮膚過敏症状

美肌内服が内服できない方

  • トラネキサム酸は妊娠中の方は服用しない方がいいと言われています。
  • アレルギーの既往がある方は必ず事前に申し出てください。

美肌内服でよくある質問

美肌内服とはどのような薬ですか?

トラネキサム酸やビタミンCなど、紫外線ダメージから肌を守り内側から美しい肌を導いてくれる内服薬のことです。

どのような肌悩みに適していますか?

美肌内服は、以下のような肌悩みに適しています。

  • 肝斑
  • シミ

副作用はありますか?

重篤な副作用はありませんが、トラネキサム酸は血栓傾向があるため、既往があったりピルを内服している場合などは服用できません。

どのくらいの期間内服を続ける必要がありますか?

通常肝斑に対してトラネキサム酸は1〜2ヶ月程度で効果を認めることが多く、いずれの成分も長期で服用しても特に問題はありません。

内服中にシミの治療を受けることは可能ですか?

問題ございません。レーザーなどのシミ治療を受ける1ヶ月前から美肌内服によるプレトリートメントを行うことで、治療効果がより高まることが期待できます。

美肌内服を内服できない人はいますか?

以下のような方は、美肌内服はできません。

  • 妊娠中の方
  • 薬に対してアレルギーの既往がある方

アクセス

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-7-13 コスモ栄ビル3F
名古屋地下鉄 東山線および名城線「栄駅」 サカエチカ7番出口より徒歩2