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ニキビ跡– category –

ニキビ跡の治療

ニキビ痕とは

ニキビ痕(acne scar)とは、炎症性のニキビが治った後に残る痕のことで、茶色や赤みなどの色調と凹凸の問題のことです。

ニキビ痕の原因 

ニキビ痕は炎症性のニキビから派生します。

炎症の程度が激しいときや、炎症の期間が長いとニキビ痕になりやすい傾向に。 

また、遺伝的素因もあり、家族でニキビ痕があるとその人もニキビ痕になりやすいことが分かっています。 

ニキビ痕の主な原因 

  • 炎症の程度 
  • 炎症の期間 
  • 遺伝的要因 

炎症の程度 

炎症性のニキビではアクネ菌が増え、アクネ菌は「リパーゼ」という物質を産生し、リパーゼが毛包の壁を破壊します。

炎症が毛包以外に拡大するとニキビ痕になりやすいです。 

炎症の期間 

ニキビは、早期の治療介入がポイントです。

これはニキビ痕を予防するためで、無治療であったり治療が遅れると炎症によって組織のリモデリングが進み、瘢痕形成に繋がりやすくなります。 

遺伝的要因 

炎症に対するリモデリングの反応には個人差があり、ニキビ痕の家族歴は、リスクファクターの一つとして考えられています。

ニキビ痕の種類 

ニキビ痕には凹凸の問題と色調の問題の2タイプに分かれ、それぞれがさらにいくつかに分類されます。 

萎縮性(陥凹性)瘢痕 

いわゆる「クレーター」のことで、通常の組織よりも陥凹があるのが特徴で、陥凹の種類によって 

  1. ローリング型 
  2. ボックスカー型 
  3. アイスピック型 

の3種類にさらに分類されます。 

引用元:https://harmonyaesthetics.sg/aesthetics/acne-scar-treatment-singapore/

肥厚性瘢痕 

盛り上がるタイプのニキビ痕で、フェイスラインや首などに認めやすい傾向があります。 

炎症後紅斑 

赤いニキビ痕のことで、炎症による血管新生が大きく関係しています。

時間が経てば少しずつ消えることが多いですが、中にはずっと残ってしまうことも。 

炎症後色素沈着 

茶色いニキビ痕のことで、炎症によってメラニンが過剰に産生された結果、シミのように茶色っぽく変色。

時間が経てば少しずつ消えますが、メラニンが深く落ち込むとなかなか消えないこともあります。 

当院のニキビ痕治療 

当院では、患者さま一人ひとりのニキビ痕の状態に合わせてカスタマイズされた治療法をご提案いたします。 

  • 経験豊富な女性皮膚科専門医が患者様のお悩みに寄り添い、丁寧に診察
  • 保険診療から美容医療まで幅広く対応 
  • エビデンスのある医療機器を導入し、効果的な治療を提供 
  • 副作用やリスクを最小限に抑えるため、慎重な治療計画を立案
  • アフターケアも充実し、治療後の肌のケアもサポート 

IPL(BBL HERO) 

IPL(Intense Pulsed Light)は、光のエネルギーを用いてメラニンを破壊し、シミやそばかすを改善する治療法で、複数回の施術で徐々に効果が現れます。

当院のIPL治療では「 BBL HERO」を採用。 

フラクショナルレーザー(MOXI) 

フラクショナルレーザーは、肌に微細な穴を開けることで肌の再生を促進し、シミやそばかすの改善が可能です。

中でもノンアブレーシブフラクショナルレーザーはダウンタイムが少なく、比較的短期間で効果を期待できます。

当院では「MOXI」というノンアブレーシブレーザーを採用。 

ダーマペン 

ダーマペンは、微細な針によって肌に穴を開けてわざと傷つけることで、ご自身の創傷治癒効果からコラーゲンを産生させ、ニキビ痕を改善させる治療法です。 

ボトックス 

ボトックスをダーマペンなどの施術と組み合わせることによって、陥凹性瘢痕に対する効果がより高まることが分かっています。 

ポテンツァ 

ポテンツァはマイクロニードリングRFの一種で、微細な針先に高周波が出ることで肌の奥に効率的に熱を与えることができ、ニキビ痕の陥凹やシコリなどの症状を改善。

PLLA製剤である「マックーム」と併用することで、さらに効果は高まります。 

ソフウェーブ 

真皮に強力な熱を加えるたるみの治療機で、副次的にニキビ痕の改善効果も期待でき、FDAではニキビ痕に対して承認されています。 

サブシジョン 

萎縮性(陥凹性)瘢痕の中には、真皮組織に癒着が起こることで皮膚に凹凸を形成していることがあります。

サブシジョンは真皮層の引きつれを針などによってリリースし、凹凸の改善が可能です。 

TCAクロス 

アイスピック型やボックスカー型といった周囲との境界がはっきりしているような陥凹性瘢痕に対して、トリクロロ酢酸というピーリング成分によるコラーゲンの産生効果によって、陥凹を改善する治療法です。 

ジュベルック注射 

陥凹部に対してジュベルックと呼ばれるPLA(ポリ乳酸製剤)を注入する治療法で、凹凸の改善効果があります。 

エレクトロポレーション(ケアシス) 

エレクトロポレーションは、有効成分を肌の深部まで浸透させることで、ニキビ痕を改善します。

痛みや刺激が少なく、肌への負担が少ない治療法です。 

ケミカルピーリング 

ピーリングは、古い角質を除去し肌のターンオーバーを促進することで、炎症後色素沈着や炎症後紅斑を改善。

当院で採用しているケミカルピーリングは数種類あり、患者さんの肌の悩みに応じてご提案いたします。

トレチノイン外用 

トレチノインは、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制し、肌のターンオーバーを促します。

外用薬として処方され、自宅でのケアが可能です。 

治療のリスク・副作用 

可能性のあるリスクと副作用

  • レーザー治療や光治療による、痛みや赤み、腫れ
  • サブシジョンによる内出血
  • 外用薬や内服薬は、刺激症状を引き起こすことも

ニキビ痕の治療でよくある質問 

ニキビ痕の治療で最も効果の高いものは何ですか?

ニキビ痕には萎縮性瘢痕、肥厚性瘢痕、炎症後の紅斑や色素沈着など、さまざまな種類 があり、それぞれに適した治療法が。まずは初診時に専門医がしっかりアセスメン トを行い、患者さんごとにオーダーメイド式の治療法をご提案いたします。 

ニキビ痕の治療後のダウンタイムはどれくらいですか? 

治療法によっても異なりますが、マイクロニードリングRFやダーマペンの場合は3〜5日程度、フラクショナルレーザーの場合は1週間程度、赤みや腫れを認めることも。サブシジョンなど内出血を伴う治療は、内出血が完全に引くまでに1〜2週間要することがあります。

ニキビ治療中にニキビ痕の治療はできますか?

ニキビのコントロールができていないうちは、まずはそちらを優先して行っていただくことをおすすめします。外用薬やイソトレチノインの内服中の方でも多くの治療を受けることが可能です。詳しくはご相談ください。 

ニキビ痕を早く治すにはどうしたらいいですか? 

いずれの治療法も回数がかかり、治療間隔によって期間は変わってき ます。炎症後色素沈着や炎症後後半は、ホームケアも非常に大切です。有効な成分を取り入れながら、UVケアは毎日欠かさず行いましょう。

ニキビ痕の治療の後はどのようなケアをすればよいですか? 

治療後は、紫外線対策を徹底し、保湿をしっかり行うことが大切です。また、刺激を与 えないように、洗顔やスキンケアは優しく行ってください。 

アクセス

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-7-13 コスモ栄ビル3F
名古屋地下鉄 東山線および名城線「栄駅」 サカエチカ7番出口より徒歩2

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