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【皮膚科医が解説】若いうちから絶対やるべき美容習慣7選|40代で後悔しないスキンケア

Dr.小林智子

やるとやらないでは大違い!

皆さんこんにちは。皮膚科医の小林智子です。いつもこのチャンネルをご覧いただきありがとうございます。このチャンネルでは国内外の医学論文をもとにスキンケアから美容医療、そして皮膚疾患まで肌にまつわる全てのことを発信しています。

このチャンネルをご覧になってる方の中には、やはり美容を学びたいだとか、あとは正しいスキンケア方法を知りたいというような方が多いんじゃないかなと思うんですけれども。

今日は少し体系的なお話として、こういったケアを継続的に若いうちからしておくといいよというようなことをお話ししたいと思います。

今日、なんでこんな話をしようと思ったかと言うと、最近特にSNSにおいて断片的な話だとか、あとはバズらせようとするようなお話がすごく多いなという風に思うからなんですね。

例えばスキンケアではこのアイテムを使うとすごく肌が綺麗になるだとか、あとは美容医療もこれをするといいとか。

もちろんそれは正しい面はあるかもしれないんですけれども、あまりにも短落的な話が多すぎるなという風に思っていて、美容はですね、正直に言うと、マラソンのように継続的にやっていかないと意味がないんですね。

私自身、40歳を迎えてそのことはもう強く実感していて、今日はそんな中でも特にこのことは抑えておいた方がいいなと思うことを7つご紹介していきたいと思います。それでは早速行ってみましょう。

この記事は、こばとも皮膚科院長、皮膚科医の小林智子が運営するYoutubeチャンネル「こばとも先生のスキンアカデミー」内の動画内容を書き起こしたものです。Youtubeでは薬の塗り方・副作用、スキンケア方法、美容施術の種類や効果についてなど、お肌のお悩みを持つ方の少しでも助けになれればと思い動画を公開しています。ぜひチャンネル登録をお願いします!

この記事の執筆者

小林 智子(日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

小林 智子(こばやし ともこ)

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士
こばとも皮膚科院長

2010年に日本医科大学卒業後、名古屋大学医学部皮膚科入局。同大学大学院博士課程修了後、アメリカノースウェスタン大学にて、ポストマスターフェローとして臨床研究に従事。帰国後、同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターにて、糖化と肌について研究を行う。専門は一般皮膚科、アレルギー、抗加齢、美容皮膚科。雑誌を中心にメディアにも多数出演。著書に『皮膚科医が実践している 極上肌のつくり方』(彩図社)など。

運営ソーシャルメディア(SNSでは「こばとも」と名乗ることもあります)

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著書一覧
経歴・プロフィールページ

こばとも皮膚科関連医療機関

医療法人社団豊正会大垣中央病院

目次

①毎日の日焼け止めが最も効果的なエイジングケア

では早速1つ目ですね。1つ目は日焼け止めです。日焼け止めを毎日欠かさず塗るということが非常に重要です。

若いうちにやっておくべきこと①「日焼け止めを徹底する」

これは私のチャンネルを昔からご覧になってる方はもう耳にタコだとは思うんですけれども、やはり継続的にUVケアをしていくことは非常に非常に重要です。

極端な話、高い美容液を使っても日焼け止めを塗っていなかったら意味がありません。それぐらい日焼け止めは重要です。

紫外線による光老化やシミなどの肌トラブル

紫外線がなんとなく肌に悪いイメージがあっても具体的にどういった影響があるのかご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。まず1つですね、紫外線というのは最大の老化原因となります。

これを「光老化」という風に言うんですけれども、紫外線はですね、肌にあるコラーゲンやエラスチンというような線維成分をどんどん分解してしまって、ハリの低下、あとはシワたるみというようなエイジングサインをもたらしてしまいます。

また、皆さんご存知の通り紫外線はシミの原因にもなります。紫外線を浴びると、紫外線から肌を守ろうとメラノサイトと呼ばれる細胞からメラニンが作られるようになります。

メラニンというのは通常ターンオーバーといって新陳代謝によってどんどん排泄されていくんですけれども、その排泄できる以上のメラニンが作られてしまうとそれが蓄積して、シミとして現れるようになってきます。

紫外線を浴びてから、シミとして現れるまでの過程

シミと一言で言っても色々なタイプがあるんですけども、基本的にどういったタイプのシミも紫外線によって悪化します。また紫外線は赤みをもたらしたり、あとはバリア機能を低下させたりさせてしまいます。

これは紫外線によってもたらされる活性酸素と呼ばれるものが肌の中で炎症をもたらし、それによって炎症が慢性的に起こるようになってきます。

炎症が起こると細かい毛細血管と呼ばれるようなものが増えて、それによってより赤みをもたらすようになったりだとか、あとはバリア機能の低下をもたらしてしまいます。

活性酵素により、慢性的に炎症を引き起こす&バリア機能が低下する

バリア機能が低下してしまうと水が蒸発されやすい状態になって乾燥したりだとか、外からの刺激に弱くなって、それによって花粉だったりあとは化粧品などによって肌が荒れやすい状態になってしまいます。

それだけでなく紫外線は毛穴の悪化にもなります。

紫外線を慢性的に浴びると、皮脂の分泌量が増えるというようなことが分かっており、それによって毛穴開きが悪化します。

また、先ほどお話ししたように紫外線はコラーゲンの低下をもたらしますので、それによっていわゆるたるみ毛穴の悪化にもなります。また、皮脂が酸化されるといわゆる黒ずみの悪化にもつながります。

このように、紫外線は様々な肌トラブルの原因になりますので基本的にはしっかりとガードすることが重要です。

紫外線から肌を守るためには日焼け止めだけでなく物理的な遮光ももちろん有効ではあるんですけれども、スキンケアにおいて最も重要になってくるのはやはり日焼け止めです。

Dr.小林智子

日焼け止めを塗ることは歯磨きと同じで、天候だったりあとはその日の行動関係なく塗るようにしていただくといいと思います。

②ニキビができたら早めに皮膚科で治療する

続いて2つ目です。2つ目は早めにニキビケアをするということです。

若いうちにやっておくべきこと②「早めにニキビケアをする」

「ニキビができたら皮膚科へ」という風に私よく言うんですけれども、これは自分が皮膚科医だからというのももちろんあるんですけれども、実際診察していて、結構進行してから皮膚科を受診される方が意外と多くいらっしゃるなという風に普段から感じています。

ニキビ治療のゴールというのはニキビを0にすることではありません。ニキビ治療のゴールというのは「ニキビ跡を作らせない」というところにあります。

ニキビは10代の思春期ニキビと呼ばれるタイプもありますし、今まであまりニキビになってなかったのに20代以降、慢性的に繰り返しニキビができてしまうというような方もいらっしゃいます。

どういったニキビのタイプでも、まず試されるのは皮膚科での外用薬です。外用薬も今は種類があります。

その中でも是非覚えておいていただきたいのはこちらのベピオウォッシュゲルなんですけれども、こちらのお薬は比較的新しく出たお薬で実は9歳から適用があります。

ベピオウォッシュゲル

ニキビは早い方ですと小学校の時からできることがあります。そういった方はできるだけ早くニキビケアをしていただくと、先ほどお話ししたようにニキビ跡を予防することが可能となります。

ニキビに関してはこちらの動画でかなり詳しく解説していますので、ニキビが気になる方は是非そちらもご覧いただけたらと思います。

③肌への負担を減らす正しい洗顔とクレンジング

続いて3つ目です。3つ目は正しい洗顔をしていくということです。

若いうちにやっておくべきこと③「正しい洗顔をする」

スキンケアの基本は洗顔、保湿、そしてUVケアです。洗顔の目的は皮脂だったり、あとはメイクなどの汚れを適切に除去するっていうところにあるんですけれども、これが簡単そうで実は難しかったりします。

これはなぜかと言うと、アイテムの種類が多すぎるからなんですね。

これをちょっと整理したいんですけれども、メイクをされている方だったり、ウォータープルーフの日焼け止めなどを使っている方は基本的にクレンジング剤と呼ばれるものが必要となります。

クレンジング剤と呼ばれるものの中でもオイルだったりあとはバーム、ミルク、それからジェルなど様々なタイプがあります。

クレンジングオイルを使ったダブル洗顔のコツ

Dr.小林智子

中でも私がお勧めしているのはクレンジングオイルです。

クレンジングオイルは、先ほどご紹介したクレンジング剤のタイプの中でも最も洗浄力が高いタイプとなります。

洗浄力が高いとなると肌にとって負担が大きいんじゃないかという風に考えられる方、結構いらっしゃるかと思うんですけれども、実はそうではありません。

これはなぜかと言うと、クレンジングオイルで起こる肌の負担というのは、1つ乾燥があると思うんですけれども、皮脂が落ちすぎてしまったとしても皮脂というのはまたすぐに分泌されます。

以前は確かにクレンジングオイルと言うと、結構つっぱりやすいものもあったんですけれども、今では敏感肌の方でも使いやすいクレンジングオイルがたくさんあります。

クレンジングとあとはその後に洗顔料を用いたいわゆる「ダブル洗顔」をされる方は、このバランスも1つ見ていただきたいんですけれども、基本的にクレンジングで大方の汚れを落とすようにしてください。

洗濯で言うとクレンジングが最初の洗いで、それから洗顔料がすすぎとなります。

問題になってくるのは落としすぎではなく、実は汚れを適切に落とせていないケースです。

問題になってくるのは落としすぎではなく、実は汚れを適切に落とせていないケース

汚れが適切に落とせていないと毛穴詰まりからニキビになってしまったりだとか、バリア機能の低下によって様々な肌トラブルの原因になることがあります。

また、クレンジングオイルはクレンジング剤のタイプの中でも比較的摩擦が少ないアイテムとなります。

ダブル洗顔をする場合おすすめは、まずクレンジングオイルを少し多めに使っていただいて、それで大方の汚れをさっと落としていただき、それから洗顔料はマイルドなタイプで優しく洗うというようなバランスがおすすめです。

洗顔料に関しては、私は最初から泡で出てくるタイプの洗顔料をよくお勧めしてるんですけれども、それだけではなく弱酸性のタイプというのもよくお勧めしています。

私たちの肌というのは元々弱酸性でできていますので、同じ弱酸性の洗顔料で洗ってあげることによって肌のマイクロバイオームという常在環境が乱れにくくなります。

若い時から、正しい洗顔方法をぜひ身につけてください

私も実は若い時洗顔はもう無知で、色々な洗顔料を使ってたんですけれども、例えばスクラブ洗顔とか、よくやってたんですね。

スクラブ洗顔はやった直後すごく肌がつるっとするので、病みつきになってたんですけれども、やはりその時は乾燥がひどかったですし、あとは肌トラブルも起こりやすい状態になってました。

その時と今とでクレンジングオイルは実は同じものを使っているので、今思うとそういったスクラブ洗顔で肌をゴシゴシとやっていたことが肌トラブルの原因だったんじゃないかなという風に感じています。

洗顔は、これも毎日継続することなので、若い時から正しい洗顔方法をきちんと習得するということが非常に重要です。

④肌のコラーゲンを減らさずにコツコツ貯める

続いて4つ目です。4つ目はコラーゲンバンクをするということです。

若いうちにやっておくべきこと④「コラーゲンバンクをする」

コラーゲンバンクって何?って思われる方、いらっしゃると思うんですけれども、これは簡単に言うと肌にあるコラーゲンをなるべく失わずにコツコツと溜めていくということを言います。

肌のコラーゲンというのは加齢によって20代後半から少しずつ数が減ってきます。それに加えて紫外線を慢性的に浴びているとよりその低下が加速されてしまいます。

なのでコラーゲンを貯めておくためには、まず1番重要なのは最初に申し上げた紫外線対策です。

日焼け止めを毎日塗るということがここでも非常に重要になってくるわけなんですけれども、ではそれ以外に何をしたらいいかと言うとまず1つはレチノールが挙げられます。

レチノールや美容医療でコラーゲン産生を促す

レチノールというのはビタミンAの1つのことを言うんですけれども、肌のコラーゲンやエラスチンといったような線維成分の産生を促してくれる成分です。

レチノールはここ数年非常に人気となっている成分で、使っている方も多いのではないかなと思うんですけれども、レチノールを使う上で1番重要になってくるのが継続して使うということです。

レチノールは継続して使うことが重要

早い効果を求めるがあまりに、高い濃度のレチールを試してみたりだとかたっぷり塗る方いらっしゃるんですけれども、そうするとレチールの副作用である刺激症状だったり、あとは赤みなどによってすぐにやめてしまうという方結構いらっしゃいます。

これは非常にもったいないことで、レチノールは継続して使うことで、先ほどお話ししたようなコラーゲンの産生効果だったり、あとはそれによるハリの改善やシワの改善効果が期待されます。

なのでそういった副作用をできるだけ抑えつつ継続して使っていくというのが1番重要です。レチノールの塗り方などのテクニックに関しては別の動画で詳しく解説していますので、是非そちらもご覧になっていただけたらと思います。

スキンケアにおいて最もエビデンスが高い成分がレチノールなんですけれども、それ以外にも例えばナイアシンアミドだったりペプチドと呼ばれるような成分もコラーゲンの産生を促してくれる成分となります。

コラーゲンバンクのためには美容医療も有効

こういった成分をうまくスキンケアに取り入れていくというのはもちろん重要ではあるんですけれども、美容医療も有効です。

美容医療においてはレーザー治療や高周波治療、超音波治療など様々な機械があります。いずれもコラーゲンを促してくれる機械なんですけれども、私が個人的に定期的に受けてるのはソフウェーブという機械です。

ソフウェーブ

これは超音波治療の1つで真皮に圧倒的な熱量を与えることができる機械で、それによってコラーゲンの生成効果が高いという風に言われています。

ハリの改善やたるみの改善はもちろん、真皮に熱が入ることによって真皮の状態が整い、色むらの改善効果や肌質の改善効果が期待できるのが気に入っています。

こういった美容医療も30代、特に後半頃から少しずつ定期的に取り入れていただくとよりコラーゲンが貯まりやすい状態になってくるかなと思います。

⑤若い頃の無理なダイエットは将来のたるみにつながる

続いて5つ目です。5つ目は体重をなるべく維持するということです。

若いうちにやっておくべきこと⑤「体重をなるべく維持する」

特に若い方は脂肪が気になる小顔になりたいという方、多いんですけれども、実は私自身もそうだったんですね。

こちらが私の20代の写真なんですけれども、今と比べるとかなり顔が丸いなという風に思います。

小林院長の20代写真

ただこの脂肪は実はすごく重要で、年を取ってくると自然とこの脂肪の量は減ってきます。

脂肪が減ってくるとこけやすくなったりだとか、どうしても老けてみられる印象になりますので、40歳になってからもこの脂肪がすごく重要だったんだなという風に感じています。

それだけではなくて、無理なダイエットなどによって急激に体重が減少すると、骨やホルモンなどにも影響してきます。

骨もですね、加齢と共にどんどん萎縮してもろくなってきますので、若い時にどれだけこの骨量を獲得できるかというようなことが非常に重要です。そういった意味でも若い時に無理なダイエットをするのは全くお勧めできません。

もし体重を少しでも減らしたいなというような時は食事の量を極端にカットするのではなく、適度に運動しつつバランスの良い食事を意識していただくのが1番健康的ですし、あとは美容においてもポイントが高いです。

若い方は是非このことを覚えておいてください。

⑥美しい肌や爪を作るタンパク質を意識的に摂る

続いて6つ目です。6つ目はこれもちょっと食事に関係することではあるんですけれども、タンパク質を意識するということです。

若いうちにやっておくべきこと⑥「タンパク質を意識する」

タンパク質は健やかな肌や爪の材料となる重要な栄養素です。

美容に気を使ってる方の中ではビタミンCだったりコラーゲンサプリなどを摂ってる方、いらっしゃるかと思うんですけれども、そういった栄養素は十分なタンパク質が取れていないと正直あまり意味がないかなと思います。

タンパク質は意識しないと実は摂取量は低下しやすい栄養素です。

私は、これは以前の動画でも少しお話ししたんですけれども、卵だったりあとは納豆だったり、ある程度カウントしやすいタンパク質はそのタンパク質の量を記憶するようにしています。

そうすることである程度1日のタンパク質の量を計算することができますし、足りない分をプロテインなどで補うというようなことも意識しやすくなるかなと思います。

若い時は無理なダイエットをしないというのはもちろんなんですけれども、タンパク質を意識した食事というのも1つ重要になってくるかなと思います。

⑦美容以外でも若い時にしかできない経験をしておく

最後、7つ目です。7つ目は、これは実は全然美容に関係ないことではあるんですけれども、私自身が強く感じているのは若い時にしかできないことをしておくということです。

若いうちにやっておくべきこと⑦「若いときにしかできないことをしておく」

やはり年齢によってライフステージも変わってくると思います。私の場合は去年クリニックを開業しましたし、子供も3人いるというような状態です。この状態で気軽に旅行に行くのは難しいですし、色々と制約が出てきています。

その点、若い時はもちろんお金はなかったんですけども、時間はたっぷりあって、たくさん海外旅行とか行けたんですね。

今は、比較的円安で海外旅行に行くのは少しハードルも高くなってるかなとは思うんですけれども、やはりその時にしかできないことをしておくというのは後々の重要な財産になってくるなという風に40歳の私がすごく感じています。

Dr.小林智子

若い方はその貴重な時間を、今しかできないことに費やしていただきたいという風に強く思います。

今日から始められる美容習慣を一つでも取り入れてみてください

以上の7つが私が若い時から是非意識していただきたいことでした。いかがでしたか?是非、できていないなというようなことがあれば今日から実践するようにしてみてください。

今回の動画が少しでも参考になったなと思ったらいいねボタンやチャンネル登録ボタンを押していただけますと嬉しいです。ということで今回の動画は以上です。それでは〜。

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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