こんにちは。理学療法士の國嶋敦子です。
今回は、当院リハビリテーション科の公開講座について紹介させていただきます。
当院リハビリテーション科の公開講座は2010年から始まり、今年で15年程となります。コロナ禍の期間は開催できませんでしたが、年間3~4回開催しています。開催場所は当院での開催が多いですが、病院外でも講義させていただくこともあります。
今まで開催されてきたテーマは、「転倒予防について」、「腰痛予防と対策」、「変形性膝関節症」、「ロコモティブシンドローム」、「少年期のスポーツ障害と予防」、「認知症予防と対策」などなど…理学療法士・作業療法士の視点から様々なテーマで講義させていただいております。
当院公開講座は、講義だけでなく“自宅でできるストレッチや運動方法”など実際に実技を交えて行う公開講座が特徴となっています。参加者の姿勢チェックや運動方法が合っているかなど、その場で確認しながら講義が進むため、参加人数は小人数で開催しています。
公開講座についての開催記録が、当院リハビリテーション科ホームページに掲載されています。ご興味のある方は、一度覗いてみてください。


また、当院3階リハビリテーション室にも過去4回分の詳しい公開講座新聞が掲載してあります。お越しの際はぜひご覧ください。
では、最近行われた公開講座について紹介させていただきます。今年度で38回目の公開講座を開催することができました。2025年12月20日(土)14時から、大垣中央病院3階リハビリテーション室で第38回公開講座が開催されました。
テーマは「腰部脊柱管狭窄症」についてです。当院理学療法士の西部青哉先生が発表されました。

腰部脊柱管狭窄症とはどのような病気なのか、なぜ腰部脊柱管狭窄症になるのか、どのような人がなりやすいのかなど腰部脊柱管狭窄症の概要や、どのような症状が出るのか、自宅で出来るストレッチや運動、どのような治療方法(保存療法と手術療法の適応と効果)があるのかなどについて講義させていただきました。
また、今回の公開講座では5~6人の少人数グループに分かれて、参加者同士でのグループディスカッションを行いました。今回の公開講座では17名の方に参加いただき、参加された方の多くは間欠性跛行や下肢の痛みや痺れなどの症状が既に出現している方が多かったです。
グループディスカッションには、同じ病気や症状を抱える参加者同士が悩みや不安、疑問などを聴き・話合うことができる場となります。当事者ならではの同じ目線での交流ができることで、「悩んでいるのは自分だけではない」と治療に前向きに取り組める機会になればと思います。
今回の公開講座では、“現在どのような症状が出ているのか”、“生活上で気を付けていることがあるか”、“ブロック注射の経験と効果について”など参加者の経験された声を聴き、情報共有し合うことで、より脊柱管狭窄症への理解を深める機会となりました。
講義では、症状が出にくい姿勢について、実際の日常生活で出来る動作上の工夫、自宅で出来るストレッチ・運動方法など理学療法士の視点から講義させていただき、今後の生活に活かせる内容となったと感じています。

次回は2026年3月に作業療法士による「肩こりについて」の公開講座が開催される予定です。現在肩こりが気になる方、効果的な解消方法などご興味のある方は、ご参加お待ちしています!
