理学療法士の山本です。
趣味は釣り、キャンプ、ゴルフです。病院で会ったら気軽に声掛けてください(^^)/



さて今回は院外でのトレーナー活動について少しお話させていただきます。
私は今実業団と国スポのトレーナーを務めています。
国スポって何?ってなりましたか?
少しだけ簡単に説明します。
いわゆる国スポは国体のことです。
1946年(昭和21年)に第1回大会が行われてから2023年の鹿児島県での大会までは「国民体育大会」(略称国体)という名称でしたが、2024年(第78回)の佐賀県での大会から「国民スポーツ大会」に改められました。
理由は世界の価値観と合わせるため「スポーツ」という言葉を用いたというのが簡単な説明です。
時代と共にいろんなことが変化していきますね。
ここから話はトレーナー活動に戻ります。
私はソフトテニス部のトレーナーをやっています。
私が所属しているチームはリーグとしては一番上のSTリーグというところになります。
日本代表や世界大会優勝者などレベルの高い選手が沢山いるリーグです。
その中で勝ち残っていくために支えの一助となるのが我々トレーナーです。
トレーナーって何やるの?
なんとなく雰囲気はわかるけど実際何やっているのか分からない。
そんな方も多々いると思います。
この機会に少し紹介したいと思います。
基本的な内容
- コンディショニング
- ケガの予防、応急処置など
コンディショニングを説明すると、運動競技においてベストパフォーマンス出来るように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えることです。
大まかにはこのようなことになってきます。
実際どんな感じか写真を交えて少し紹介していきます。


選手のケア
試合の前、試合後のケアなどを行い、試合で100%のパフォーマンスができるよう支援していきます。ストレッチポールや超音波など様々な道具を用いて選手をサポートします。
また直近の試合では肉離れを起こす選手が多くいました。3日間で8チーム総当たりをやるので1日2試合から3試合しないといけません。1試合約2時間かかります。体育館での試合ということもあり、足への負担はかなり大きくなりケガをする選手も増えてくるというわけです。
ここでトレーナーが何をするか、ケガや体の状態を確認し、プレーできるかの判断、さらになるべく負担のかからないようにテーピングを巻いたり、ストレッチなどを行います。

テーピングの種類
伸縮性のあるものや非伸縮性のもの、筋肉をサポートするものなど、ケガやアプローチ内容によって使い分け幅広く対応できるようたくさんの種類が必要になります。
選手のケアやテーピングをした後は試合を見守ります。試合中のケガやトラブルにも迅速に対応しないといけないので常に緊張感があります。
実際の試合も近くでみると迫力満点です!


様々な選手のコンディションに合わせて必要なことを考えて行っていく、これがトレーナーの役割です。
日々学習していかないと選手のケガや訴えに対応できないので、大変さもありながらやりがい、そして達成感のある仕事だと思っています。

こんなにもたくさんのトレーナーが活躍しています。
トレーナーの内容、スポーツに関する質問など気になることがあればリハビリ科の山本まで気軽に相談してください。
トレーナーという存在が皆さんになんとなくわかって頂けたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに―(^^)/