慢性甲状腺炎(橋本病)

慢性甲状腺炎(橋本病)

慢性甲状腺炎(橋本病)とは、甲状腺に対する自己免疫反応によって慢性的な炎症を引き起こす疾患です。

甲状腺ホルモンが減少するケースが多く、体がだるい、冷えやすい、体重が増えやすいなど、日常生活にさまざまな不調が現れます。

自己免疫の異常が背景にあるため、症状は多岐にわたる一方、正確に診断して適切な治療を行えば、甲状腺機能を安定させることが期待できます。

受診を迷う方でも、検査や治療の流れを知ることで安心につながることがありますので、疑わしい症状がある場合には専門医と相談して原因を見極めることが大切です。

目次

病型

慢性甲状腺炎(橋本病)には、甲状腺ホルモン分泌の程度や病気の経過によっていくつかの病型が考えられます。

甲状腺機能が低下している場合を中心にとらえると、典型的な「甲状腺機能低下型」が注目されますが、経過中にホルモンの分泌が一時的に増える時期や、ほとんど機能低下を起こさないタイプもあります。

まずは病型を把握しておくと、治療方針や観察のポイントが見えやすくなります。

甲状腺機能低下型

慢性甲状腺炎(橋本病)で最も多い病型は、甲状腺機能が低下しているパターンで、自己免疫により甲状腺が破壊され、ホルモン産生能力が落ちていくことで、冷え性や倦怠感、体重増加などの症状が目立ちます。

軽度から重度まで程度はさまざまですが、日常生活に支障をきたすほどの機能低下がみられる場合には、ホルモン補充療法の検討が必要です。

  • 冷えを強く感じるようになり、夏でも上着が欠かせない
  • 朝起きると体が重く、疲れが抜けにくい
  • 便秘やむくみ、乾燥肌などが顕著になりやすい

慢性甲状腺炎(橋本病)に多い甲状腺機能低下の特徴

項目内容
ホルモン分泌低下(T3やT4が減少)
血液検査での所見TSHが高値になる傾向
主な症状倦怠感、寒がり、便秘、むくみ、体重増加など
治療の方向性レボチロキシン(甲状腺ホルモン剤)の補充

甲状腺機能正常型

慢性甲状腺炎(橋本病)の診断を受けながらも、長期間甲状腺機能がほぼ正常に保たれるタイプもあり、自己免疫反応は起こっているものの、組織破壊が比較的緩やかで、ホルモンレベルに大きな変化が生じていない状態です。

症状がほとんどないため、定期的な血液検査で甲状腺ホルモンの推移を確認しながら経過を見ます。

  • 一見すると健康な状態と変わりなく過ごせる
  • 血液検査で抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO抗体)が高値を示す
  • 時間の経過で機能低下に移行する可能性は否定できない
  • 倦怠感や軽度の甲状腺腫が認められる場合がある

甲状腺機能亢進型(過渡期)

慢性甲状腺炎(橋本病)ではまれに、一時的に甲状腺ホルモン分泌が増加し、甲状腺機能亢進様の症状が現れるケースがあります。

この過渡期には動悸や汗かき、体重減少など、バセドウ病に類似した状態となる場合がありますが、あくまでも一時的なものであり、やがて機能低下へ移行することが少なくありません。

診断には甲状腺ホルモンや自己抗体の変動を総合的に評価することが重要です。

過渡期にみられる症状の例

症状特徴
動悸・頻脈甲状腺ホルモンが一時的に高い値を示す
発汗の増加交感神経が刺激され、汗をかきやすくなる
体重減少新陳代謝が亢進して一時的にやせやすくなる
不眠やいらだち亢進症状による神経質な状態

病型の移行と経過観察

慢性甲状腺炎(橋本病)は個人差が大きく、甲状腺機能が正常な状態から次第に低下していく人もいれば、亢進症状を経たのちに低下へ至る人もいます。

早期に診断されても、長期間ほとんど変化のない場合もあるので、定期的な血液検査や甲状腺超音波検査による状態把握が重要です。

慢性甲状腺炎(橋本病)の症状

慢性甲状腺炎(橋本病)は甲状腺ホルモンの不足によって起こりやすい症状が主体ですが、病状が進行するにつれて複数の身体的・精神的な不快感が生じる可能性があります。

甲状腺機能が低下すると代謝が落ち、全身のエネルギーレベルが下がるため、軽度のものから深刻なものまで、程度に幅があります。

代表的な身体症状

エネルギー産生が低下するため、体は冷えやすく、むくみが生じやすくなり、乾燥肌や髪の抜け毛もよく報告され、便秘や貧血を併発している人も少なくありません。

こうした複数の症状が同時に起こるため、日常生活での不調が長期にわたることがあります。

  • とにかく寒さが気になる
  • 朝起きるのが億劫で疲労感が抜けにくい
  • 髪の毛や眉毛が抜けやすくなる
  • まぶたや顔にむくみを感じる

乾燥肌や爪のもろさなど、美容面でも変化を自覚することがあります。

精神面への影響

倦怠感や眠気が続くことで集中力ややる気が低下し、物事に取り組む意欲が減る場合があり、また、うつ状態や気分の落ち込みを訴えるケースもあり、周囲からは「元気がない人」と見られることがあります。

甲状腺機能低下に伴う精神面の変化

項目内容
意欲低下仕事や家事に集中しづらく、休みがちになる
気分の落ち込みわけもなく悲しくなる、憂うつ感が続く
記憶力の減退物忘れが増え、複数の作業をこなすのが困難
イライラ小さなことに神経質になりやすくなる

甲状腺の腫れやしこり

橋本病では甲状腺が全体的に腫れるため、首周りが太くなったり、押すと硬さを感じたりする場合があります。

痛みをともなわないことが多く、徐々に大きくなるため見過ごされがちですが、首元の違和感を覚えたときは専門医の診察を受けると安心です。

月経異常や不妊

女性の場合、甲状腺機能の低下はホルモンバランスにも影響を及ぼすため、月経不順や月経量の変化を引き起こすことがあり、長期的には不妊のリスクが高まる可能性も指摘されています。

妊娠を希望している人は甲状腺ホルモン値をこまめにチェックしておくことが大切です。

月経への影響

症状具体例
月経不順周期が乱れる、月経期間が短縮または延長する
月経過多経血量が増加し、貧血気味になる
体温の変動低体温が続いて排卵時期が把握しにくくなる
不妊リスクホルモンバランスが乱れ、妊娠しづらくなる場合

原因

慢性甲状腺炎(橋本病)は自己免疫疾患に分類され、免疫系が誤って自分の甲状腺組織を攻撃するために生じます。遺伝的要因と環境的要因が複雑に絡み合い、その結果として甲状腺が徐々に破壊され、ホルモン分泌に支障をきたすようになります。

自己免疫反応のメカニズム

身体の免疫システムは本来、ウイルスや細菌といった外敵を排除するはたらきを担います。

しかし慢性甲状腺炎(橋本病)の場合、自己抗体が甲状腺の細胞や甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)などをターゲットにして攻撃を仕掛けるようになり、炎症が持続し、甲状腺組織が徐々に損なわれていきます。

自己免疫のはたらきと甲状腺への影響

  • 甲状腺に対する自己抗体が産生される
  • 炎症性サイトカインが甲状腺組織を破壊する
  • 長期的に甲状腺が小さくなったり、機能低下が定着する
  • 免疫抑制療法は一般的に行われず、ホルモン補充が中心

遺伝的素因と環境要因

家族内発症の例もあり、遺伝子レベルでの素因が示唆されています。しかし、遺伝的に素因があっても必ずしも発症するわけではなく、環境因子が発症の引き金になることがあります。

生活習慣やストレス、ウイルス感染などが甲状腺への自己免疫反応を加速させる可能性があります。

遺伝と環境の関連

要因内容
遺伝的素因甲状腺自己抗体を作りやすい遺伝子多型が存在するとされる
ウイルス感染一部のウイルスが自己免疫反応を誘導する可能性がある
ストレスホルモンや免疫バランスの乱れが自己免疫活動に影響を与える
ヨウ素摂取量の過多ヨウ素の過剰摂取が甲状腺に対する免疫刺激を増強する

甲状腺以外の自己免疫疾患との関連

橋本病の患者は他の自己免疫性疾患(例:1型糖尿病、自己免疫性胃炎、自己免疫性肝炎)を合併しやすい傾向があります。

自己免疫反応が全身的に生じる場合、さまざまな臓器で慢性的な炎症が進むリスクがあるため、甲状腺以外の不調にも注意が必要です。

性差や年齢との関係

女性に多いのも特徴のひとつで、ホルモンバランスの変動が大きい思春期や妊娠期、更年期などで発症や悪化がみられることがあります。

男性でも発症しないわけではありませんが、女性のほうが自己免疫疾患を起こしやすい下地があると考えられています。

慢性甲状腺炎(橋本病)の検査・チェック方法

慢性甲状腺炎(橋本病)を疑う場合、血液検査、甲状腺超音波検査などを用いて甲状腺ホルモンの状態や甲状腺の形態を総合的に評価し、診断を確定するうえで血中の甲状腺自己抗体測定が大きな役割を果たします。

血液検査(甲状腺ホルモン・抗体)

TSH(甲状腺刺激ホルモン)、FT4、FT3といった甲状腺ホルモンの値を測定し、甲状腺機能が低下しているかどうかを確認します。

さらに、抗TPO抗体や抗サイログロブリン抗体の有無を調べることで、自己免疫反応の存在を把握することが可能です。

甲状腺関連血液検査の概要

検査項目意味
TSH下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン
FT4(遊離T4)甲状腺ホルモン(サイロキシン)の活性型
FT3(遊離T3)活性の高い甲状腺ホルモン(トリヨードサイロニン)
抗TPO抗体甲状腺ペルオキシダーゼに対する自己抗体
抗サイログロブリン抗体甲状腺内にあるたんぱく質に対する自己抗体

甲状腺超音波検査

超音波を用いて甲状腺の大きさ、血流、エコーの性状をチェックします。慢性甲状腺炎(橋本病)の場合、全体的に甲状腺がびまん性に腫大していたり、内部のエコーが粗くなっていたりする特徴がみられることが多いです。

結節やのう胞の有無も同時に評価できるため、悪性腫瘍との鑑別にも役立ちます。

触診と視診

首の腫れや甲状腺の硬さを触診で確認することもあり、専門医ならある程度の感触で甲状腺の異常を察知できます。

視診では首まわりの変化がわかりやすいかどうかをチェックしますが、肥満や体格の違いで分かりにくい場合もあるため、超音波検査と組み合わせて総合的に判断します。

病歴の聞き取り

慢性的に続く倦怠感や冷え性、体重増加、月経異常などの経緯を詳しく聞くことで、疑いを深めることができ、自己免疫疾患の家族歴や生活習慣、薬の服用歴なども診断の参考になります。

聞き取りで注目される事項

  • いつ頃から疲れやすさや寒がりが目立ち始めたか
  • 首の腫れに気づいた時期や経過
  • 月経周期や量の変化、妊娠出産の経験
  • 家族に甲状腺の病気や自己免疫疾患を持つ人がいるか

慢性甲状腺炎(橋本病)の治療方法と治療薬について

慢性甲状腺炎(橋本病)の治療は主に甲状腺機能が低下している場合に行われ、甲状腺ホルモン剤の補充が基本になります。甲状腺ホルモンが足りないことで起こる症状を改善し、体の代謝やエネルギーバランスを正常に保つのが目的です。

レボチロキシン製剤(甲状腺ホルモン補充療法)

橋本病による甲状腺機能低下症に対しては、レボチロキシン製剤を内服することで不足したホルモンを補い、症状が改善すると同時に、TSHなどの血中濃度が安定していくのを確認しながら、用量を調整するのが一般的です。

効果は数週間かけてゆっくり現れますが、継続することで代謝が上がり体調が整いやすくなります。

甲状腺ホルモン剤の特徴

薬剤名役割
レボチロキシン製剤(T4)主に不足しているサイロキシンを補充
リオチロニン製剤(T3)T4では症状改善が不十分な場合に追加されることも
用量調整のポイント血液検査でTSHやFT4の値を確認して定期的に見直す

甲状腺機能亢進期への対症療法

まれに甲状腺ホルモンが過剰になる一過性の亢進期がある場合には、β遮断薬などを用いて動悸や振戦などの症状を抑えることがあります。

ただし、多くの場合は自然に収まって機能低下期に移行するため、積極的な抗甲状腺薬は使用しないことが一般的です。

補助療法

むくみや脂質異常、貧血などの合併症状を改善するための薬を併用する場合もあり、食事療法や運動療法をサポートすることで、体重管理やコレステロール値のコントロールを強化することができます。

症状管理に役立つ補助療法

  • コレステロール値が高い場合は脂質代謝改善薬
  • 便秘が強い場合は緩下剤の併用
  • 貧血がある場合は鉄剤やビタミン剤

手術療法の位置づけ

慢性甲状腺炎(橋本病)では一般的に手術は行われませんが、甲状腺に大きな結節があって悪性が疑われる場合や、甲状腺腫が大きすぎて気道圧迫を起こす場合には手術が検討されることもありますが、あくまでも例外的な対応です。

治療期間

慢性甲状腺炎(橋本病)の治療期間は、甲状腺機能がどの程度低下しているかや、日常生活に支障をきたす症状の重さによって異なります。

多くの人が長期的にホルモン補充を継続しており、特に重度の機能低下がみられる場合は、ほぼ一生涯にわたって薬を続ける必要があります。

急性期から安定期まで

橋本病自体はゆるやかに進行することが多いため、急性期と呼べるほど急な変化は少ないかもしれません。

しかし、亢進期から低下期へ移行する時期や、初めて機能低下と診断された直後は、治療を開始してから数か月間は月に1度程度の頻度で血液検査と診察を行い、薬の用量を調整していきます。

その後、TSHやFT4が安定してくれば、受診間隔を2〜3か月に延ばすのが一般的です。

ホルモン補充開始後の流れ

時期主な経過
開始直後低用量から開始し、数週間ごとに検査・用量調整
数か月後症状が改善し始め、TSHやFT4が安定する
維持期2〜3か月に1回程度の受診で用量を微調整
長期管理体調や血液検査をみながら、必要に応じて用量変更

生涯的なフォローアップ

多くの場合、甲状腺ホルモン補充は長期に及びます。自然に甲状腺機能が回復する例はまれで、橋本病の進行具合によっては薬が欠かせない存在になります。

症状が落ち着いても体の内部では慢性の炎症が続いているため、無理に投薬を中断すると再び症状が悪化する可能性があります。

妊娠や更年期での用量変化

女性の場合、妊娠中や更年期には体内のホルモン環境が大きく変わるため、甲状腺ホルモンの必要量が増減するケースがあります。

妊娠中は胎児への影響を考慮し、早期に用量を見直すことが推奨されるため、定期的な血液検査でTSHなどの値を確認します。

妊娠時の配慮

  • 母体の甲状腺ホルモン不足は胎児の発育にも影響する
  • 必要に応じて妊娠初期から甲状腺ホルモン剤を増量する
  • 産後は再び調整が必要になる可能性がある

慢性甲状腺炎(橋本病)薬の副作用や治療のデメリットについて

慢性甲状腺炎(橋本病)の治療薬として用いられる甲状腺ホルモン剤は、体内に不足しているホルモンを補う目的が主ですが、場合によってはさまざまな副作用や注意点が生じます。

レボチロキシンの副作用

レボチロキシンは体内に本来あるホルモンとほぼ同じ構造を持つため、大きな副作用は少ないとされています。

ただし、過量投与になったり、急に高用量を服用したりすると、甲状腺機能亢進症状に似た動悸、発汗、神経過敏などが起こることがあります。

レボチロキシンでみられやすい症状

症状具体例
動悸、頻脈心拍数が上がり、息苦しさを感じることもある
発汗増加体がほてって汗ばむ
神経質・不眠落ち着かない、寝つきが悪いといった傾向
食欲増進摂取カロリーが増え、体重増加に注意が必要なことも

甲状腺機能亢進症状への注意

ホルモンを補充しすぎると、亢進症状が出現しやすくなり、高齢者や心臓病を抱えている人では、心不全や不整脈を誘発するリスクがあるため、慎重な用量設定と経過観察が求められます。

医師の指示なく用量を変えると危険なので、定期検査で調整することが大切です。

治療のデメリット

慢性的なホルモン補充の必要性があるため、自己判断で薬を中断すると症状が悪化する懸念があり、毎日決まった時間に薬を飲む手間もあり、忙しい人には負担に感じることがあるかもしれません。

また、思うように症状が改善しない場合は、他の合併症が隠れている可能性もあるので、根気強く医療スタッフと連携して対応する必要があります。

注意すべきデメリット

  • 薬をやめると再度症状が進む恐れが高い
  • 適切な用量を探すためにこまめな血液検査が必要
  • 長期的に薬を購入する費用の負担

慢性甲状腺炎(橋本病)の保険適用と治療費

お読みください

以下に記載している治療費(医療費)は目安であり、実際の費用は症状や治療内容、保険適用否により大幅に上回ることがございます。当院では料金に関する以下説明の不備や相違について、一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

主な治療費の目安

甲状腺ホルモン剤(レボチロキシン)を毎日服用する場合、用量や製剤によって異なりますが、1か月あたりの薬代は数百円から数千円ほどが一般的です。

また、定期的な血液検査や超音波検査は、1回につき数千円程度の自己負担になります。

項目保険適用後の自己負担の目安
血液検査(ホルモン値)1回数千円程度
甲状腺超音波検査1回数千円程度
レボチロキシン製剤1か月あたり数百円〜数千円
診察料等通院頻度により変動

治療費に関する留意点

甲状腺ホルモン剤の服用は長期に及ぶ可能性があるため、毎月の薬代が積み重なる点は注意が必要です。ただし、同じ自己免疫疾患でも他の高額治療と比較すると、橋本病の薬剤費は比較的抑えられた範囲におさまります。

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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