甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、身体の代謝が必要以上に高まる内分泌系の疾患を指し、代表的にはバセドウ病などが含まれます。

代謝の亢進によって動悸や発汗、体重減少などの特徴的な症状をきたすことが多く、適切な治療を受けずに放置すると心臓や骨などに大きな負担がかかり、深刻な合併症を招くリスクが高まります。

甲状腺ホルモンはわずかな量で体内のエネルギー消費や体温、心拍数などを左右する強い作用を持ち、過剰分泌時には身体機能がフルスピードで動き続けるイメージに陥るため、異常を感じたら早期に診察を受けることが大切です。

目次

甲状腺機能亢進症の病型

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが必要以上に産生・分泌され、全身の代謝を激しく活発にしてしまう状態で、ここでは主に病型を大きく分けて解説します。

自己免疫性(バセドウ病など)

甲状腺機能亢進症の代表といえるバセドウ病は、自己免疫反応が甲状腺を刺激して甲状腺ホルモン(T3、T4)の過剰分泌を招く病型が当てはまります。

自己抗体がTSH受容体に結合して甲状腺細胞を刺激し続けるため、慢性的にホルモンが作られやすい状態に陥ります。

代表的な自己免疫性の特徴

自己免疫性甲状腺機能亢進症の主な特徴内容
原因TSH受容体に対する自己抗体(TRAb)
症状の特徴バセドウ眼症などの特有の眼症状(眼球突出など)を伴う場合がある
好発年齢20~40代の女性に多い傾向
臨床所見甲状腺腫大、甲状腺の血流増加音(雑音)、動悸や手指振戦など
  • バセドウ眼症を合併したり、甲状腺がびまん性に腫大して触れたりする場合が多くみられる
  • 一般的に若い女性に多いですが、性別年齢問わず発症例がある
  • 他の自己免疫疾患(1型糖尿病など)との合併も起こりうる

機能性結節による病型

結節性甲状腺腫などの病変によって、甲状腺組織の一部が過形成を起こしホルモンを過剰に産生することがあります。

結節性甲状腺腫には多結節性(Plummer病など)や単発結節性腫瘤などがあり、機能を亢進させているとホルモン値が高くなる可能性があるのです。

  • 自己免疫ではなく、甲状腺の一部組織における機能性変化によってホルモン産生量が増加
  • 血中のTSHは低下しているが、原因となる結節部分はTSHの制御を受けにくい

下記のようなリストに当てはまる方は、機能性結節が疑われます。

  • 甲状腺の片側に結節(しこり)を感じる
  • 超音波検査で孤立性の腫瘤が確認されている
  • 血液検査でT3、T4が高く、TSHが抑制されている

一時的な甲状腺炎による病型

無痛性甲状腺炎や亜急性甲状腺炎で、一時的に甲状腺ホルモンが過剰分泌されることがあり、これは甲状腺炎症によって蓄積されたホルモンが血中に放出されるためです。

通常は短期間で、甲状腺機能が低下側(機能低下症)に転じる場合もあります。

一時的甲状腺機能亢進代表的な疾患
甲状腺炎からの過剰ホルモン放出無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎
経過数週間~数か月で亢進症状が落ち着く傾向

その他の病型との関連

まれに外因性(過剰な甲状腺ホルモン剤の摂取)や妊娠に伴う一時的な変化など、特殊な状況で甲状腺機能亢進症が見られることもあり、こういった症例では、背景の把握と原因の除去が最初の対策です。

症状

甲状腺ホルモンが過剰になると、全身の代謝がハイペースで進むことから、さまざまな臓器・組織で異常が生じます。

代謝が亢進することで起こる症状

甲状腺ホルモンは代謝を上げる働きをし、亢進状態になると下記のような症状が特徴的にみられます。

  • 動悸や息切れが生じやすい
  • 暑さに敏感で多汗になる
  • 体重が減る一方で食欲が増加する
  • 落ち着かずイライラする、集中力低下

代表的な全身症状

項目症状の具体例
心臓・血管系動悸、頻脈、高血圧
神経・精神系手指振戦、不安感、易怒性、睡眠障害
消化器系便通亢進、下痢気味、食欲亢進
皮膚発汗過多、皮膚の湿潤感

外見・身体所見に現れる特徴

顔つきや首、手などに変化が及び、例えばバセドウ病では、甲状腺腫大によって首が前面で膨らんだり、眼球突出(バセドウ眼症)がみられるケースが代表例です。

  • 甲状腺腫大で首の前部が腫れたように見える
  • 手指を伸ばしているときの軽度振戦(手が震える)
  • 爪がもろくなったり、髪の毛が抜けやすくなる

典型的な身体所見

  • 甲状腺に触れると拍動を感じる、血流が増えて雑音が聴取できる
  • 爪の先が湾曲する甲状腺性の爪変形
  • 体重が急激に減っているが元気そうに見える

神経・精神への影響

甲状腺ホルモンの過剰は中枢神経に強く作用し、以下のような精神面・行動面の変化をきたす場合があります。

  • イライラや不安感が増す
  • 集中力が低下し、仕事や学業のパフォーマンスが乱れる
  • 眠りが浅くなり、疲労感を訴えやすい

精神面の症状

症状具体的な様子
落ち着きのなさ会話や動作が早口・早足になりやすい
情緒不安定ささいなことで怒りを爆発させるなど
不安感や抑うつ傾向心気的になり、病院受診を複数回繰り返す場合も

合併症への進展

甲状腺機能亢進症を放置すると、心房細動や骨粗鬆症などのリスクが高まるだけでなく、重篤な状態として甲状腺クリーゼ(thyroid storm)を引き起こしうる場合があります。

甲状腺クリーゼは高熱、強い頻脈、意識障害などを伴い、対応が遅れると生命に関わる恐れがあるため要注意です。

甲状腺機能亢進症の原因

甲状腺機能亢進症は、甲状腺そのものの異常だけでなく、体内の免疫反応や結節、炎症など様々な要因によって引き起こされます。

自己免疫応答の異常

自己免疫性としてバセドウ病が大半を占めます。

バセドウ病では、TSH受容体抗体(TRAb)が甲状腺細胞を刺激し続け、ホルモンを過剰に分泌させます。遺伝的素因や環境因子、ストレスなどが複合的に作用して自己免疫反応を誘発します。

  • 自己抗体は甲状腺刺激ホルモン受容体に結合し、ホルモン産生を制御不能の状態にする
  • 女性に多くみられ、家族内集積も確認される

甲状腺結節の存在

結節性甲状腺腫やプランマー病(単発結節が過剰にホルモンを生産)などでは、結節部分が周辺からの抑制を受けにくいため、暴走的にホルモンを分泌し、結節が大きいほど症状がはっきり出ることが多いです。

結節性甲状腺腫による機能亢進ポイント
プランマー病(多結節性)複数の結節が各々独立してホルモンを産生
単結節性腺腫1つの腫瘤が強くホルモンを作り続ける

一時的な炎症(甲状腺炎)

亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎などで、一時的に甲状腺内のホルモンが血中に放出されることで亢進症状がみられるケースがあり、炎症が収束するとともに、機能亢進は落ち着くことが多いです。

  • 亜急性甲状腺炎:ウイルス感染などがトリガー
  • 無痛性甲状腺炎:自己免疫関連で知られることが多い

過度なヨード摂取

ヨードを多量に摂取すると甲状腺ホルモンの合成が一時的に抑制される(ウォルフ・チャイコフ効果)が、その後、急に合成が高まるヨードベースダウン現象などが引き金となり、甲状腺機能亢進を誘発するまれな例もあります。

昆布や海藻を大量に摂取する地域・食習慣がある方は注意が必要です。

甲状腺機能亢進症の検査・チェック方法

甲状腺機能亢進症が疑われる場合、クリニックで行う検査には血液検査や画像診断など様々なものがあり、総合的な判断で診断が確定されます。

血液検査(ホルモン値)

甲状腺機能亢進症の確定診断には、血液検査が欠かせません。

検査項目

  • T3(トリヨードサイロニン)、T4(サイロキシン):高値を示す
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン):低値を示す

代表的な甲状腺ホルモン検査結果のパターン

パラメータ甲状腺機能亢進症正常
T3高値基準値
T4高値基準値
TSH低値基準値

抗体検査

自己免疫性のバセドウ病を疑う場合、TRAb(TSH受容体抗体)やTPOAb(甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)などの自己抗体の有無・価を調べ、バセドウ病かどうかをある程度区別でき、診断精度が向上します。

  • TRAbが高値であればバセドウ病の可能性大
  • TPOAbが陽性なら甲状腺自体に自己免疫的炎症の可能性

超音波検査(エコー)

甲状腺の大きさや結節の有無、血流状態などを確認し、バセドウ病の場合は甲状腺全体がびまん性に腫大していることが多く、血流が増加している様子がエコーで見られます。

超音波検査で観察するポイント

  • 甲状腺全体の形状
  • 結節の存在(数、大きさ、内部エコー)
  • 血流信号の増強有無

シンチグラフィー(アイソトープ検査)

必要に応じて、ヨウ素やテクネチウムを用いた甲状腺シンチグラフィーが行われることがあり、結節性疾患であるか、バセドウ病かなど、甲状腺全体または結節が活発にホルモンを作っている部分を可視化できます。

シンチグラフィーでわかること代表的な活用場面
ホット結節(活発に集積)機能性結節がホルモンを産生している
クール結節(集積乏しい)非機能性結節や悪性腫瘍のリスク評価など

その他の検査

心電図(動悸・不整脈のチェック)、骨密度検査(骨量減少の把握)なども随時行われ、特に心臓への負担を把握するために、心機能評価が重要です。

治療方法と治療薬について

甲状腺機能亢進症の治療は、原因や病状に応じて薬物療法、放射性ヨウ素療法、外科的治療など多彩な選択肢があり、患者さんの状況を考慮した治療方針が立てられます。

抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)

バセドウ病などの自己免疫性亢進症には抗甲状腺薬が第一選択とされます。主な薬剤はチアマゾール(MMI)とプロピルチオウラシル(PTU)であり、甲状腺ホルモンの合成を抑制する作用を持ちます。

主な薬の特徴

薬剤作用機序主な注意点
チアマゾール(MMI)甲状腺ホルモン合成阻害副作用に肝機能障害や顆粒球減少などのリスク
プロピルチオウラシル(PTU)合成阻害+T4からT3への変換抑制重度肝障害のリスクがあり、特に妊娠初期に用いることが多い
  • 抗甲状腺薬によって甲状腺ホルモン産生を抑え、徐々に血中ホルモン量を正常化へ導く
  • 飲み始めの数か月は1~2週に1回程度の血液検査が必要で、改善度合いをモニタリング

β遮断薬(対症療法)

動悸や頻脈など、亢進症の交感神経亢進症状が顕著な場合、β遮断薬(インデラルなど)を使用して心拍数をコントロールしますが、あくまでも対症療法であり、根本の甲状腺機能を正すわけではありませんが、症状緩和には有用です。

  • 心拍数や血圧のコントロール
  • 不安感や振戦をある程度軽減

放射性ヨウ素治療(131I内用療法)

放射性ヨウ素(131I)を経口投与し、甲状腺内で取り込ませることで組織を選択的に破壊し、ホルモン分泌を減少させる方法で、主にバセドウ病や結節性甲状腺腫のほか、手術が難しい高齢者などに用いられることがあります。

特徴メリットデメリット
放射性ヨウ素で組織を破壊手術と比べて侵襲が少なく通院で行える過度に破壊すると機能低下を引き起こす
一定期間後に効果が現れる緩やかにホルモン量が落ち着くその間の症状マネジメントが必要

外科手術

外科的に甲状腺の全部または一部を切除する方法で、以下に当てはまる方に適応される場合があります。

  • 甲状腺が著しく大きく、圧迫症状がある
  • 抗甲状腺薬や放射性ヨウ素療法が不適切・効果不十分
  • 甲状腺腫瘍との鑑別が必要

外科手術の注意点

  • 一部切除の場合は、再発リスクが残る
  • 全部切除だと甲状腺機能低下症になるため、ホルモン補充が生涯必要

甲状腺機能亢進症の治療期間

甲状腺機能亢進症の治療期間は、発症原因や病態、選択される治療法によって大きく異なります。

抗甲状腺薬治療の期間

バセドウ病をはじめ、最も多い治療法である抗甲状腺薬による内科的治療期間は、通常半年から2年程度です。

以下のように段階的なアプローチで投薬量が調節され、ホルモン値が安定したら維持量に減量し、最終的に中止が可能になる場合があります。

ただし、病状や遺伝的要素、自己免疫の活性度によって、薬を長期にわたって継続するケースもあります。

治療ステップ期間目安主な内容
初期投与約1~3か月高用量でホルモン分泌を急激に抑える
中間維持期約3~12か月副作用や血液検査を見ながら投薬量を調整
最終維持期ホルモン値安定後数か月低用量で様子をみつつ、再発の有無を観察

放射性ヨウ素治療の経過

放射性ヨウ素治療では、1回の服用後に甲状腺が徐々に破壊され、数か月をかけて機能が低下または正常化していき、1回の治療で十分な効果が得られなかった場合、追加の投与を行うこともあります。

  • 完全に甲状腺機能が低下しきると、補充療法が必要になる場合あり
  • 投与後2~3か月で血中ホルモン値の安定を確認し、必要に応じて再投与を考慮

手術後の観察期間

甲状腺摘出手術を受けた場合、術後数日~1週間程度で入院管理がなされ、その後通院で経過を確認します。

甲状腺を全摘した場合はホルモン補充を含む長期管理が必要となり、部分切除の場合は再発の有無を見極めるため定期検査を継続します。

手術後のフォローアップ項目

観察項目主な検査・確認内容
ホルモン値術後のTSH、フリーT4、フリーT3など
カルシウム値副甲状腺も同時に切除されると低カルシウム血症に注意
再発の有無断端部の残存組織などから再発の兆候をチェック

甲状腺機能正常化後の状況

薬物療法などが成功し、甲状腺ホルモンが正常化してもしばらくは観察を続け、再発しやすいとされる初期2~3年は、定期的に血液検査と甲状腺エコーを行い、異常がないかを確認します。

安定した場合には通院頻度も徐々に減らすことが可能です。

甲状腺機能亢進症薬の副作用や治療のデメリットについて

甲状腺機能亢進症の治療では、薬物や手術、放射性ヨウ素療法など、いずれもメリットだけでなく副作用やデメリットがあります。

抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)の副作用

免疫・造血系への影響や肝機能障害など、稀ながら重篤な副作用が起こる可能性があり、特に顆粒球減少による感染症リスクや、重度の肝障害が知られており、定期的な血液検査が欠かせません。

  • 発熱や咽頭痛などが出現した場合、顆粒球減少を疑って早急に受診が必要
  • 症状が軽度でも薬の変更や減量を検討

β遮断薬による影響

対症療法として使用するβ遮断薬は、心拍数や血圧を下げるため、低血圧や気管支喘息を持つ方には注意が必要で、また、過度の投与により疲労感やめまいを引き起こすリスクがあるため、医師の指示に従って量を調整します。

放射性ヨウ素治療のデメリット

放射性ヨウ素治療は手術に比べると低侵襲ですが、治療後に甲状腺機能が低下してしまうリスクが高く、結果的に甲状腺ホルモン補充を生涯にわたって続ける必要が出る可能性があります。

また、治療後数か月はホルモン値が乱高下する場合もあり、精神面・身体面で安定するまで注意が必要です。

放射性ヨウ素治療後の注意

  • 数日間は放射線被ばくを回避するため、周囲との距離を意識する指導がある
  • 治療の効果が出るまでに時間がかかり、一時的に亢進症状が持続することがある
  • 甲状腺機能低下症へ移行しても適切な補充療法を受ければ日常生活に問題は少ない

手術の合併症や再発リスク

外科的切除では、麻酔リスクや副甲状腺を誤って切除してしまう可能性(低カルシウム血症など)に加え、再発リスクがゼロになるわけではありません。

また、部分切除だと再発の懸念が残り、全摘だとホルモン補充が必要になるなど、一長一短があります。

甲状腺機能亢進症の保険適用と治療費

お読みください

以下に記載している治療費(医療費)は目安であり、実際の費用は症状や治療内容、保険適用否により大幅に上回ることがございます。当院では料金に関する以下説明の不備や相違について、一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

検査費用

初回診断時には、血液検査や抗体検査、超音波検査が行われます。

項目自己負担目安(円)
血液検査(ホルモン・抗体)2,000~5,000程度
超音波検査1,500~3,000程度
シンチグラフィー7,000~10,000程度

薬物療法の費用

抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)の1か月分は、用量や病状にもよりますが3割負担で1,000~2,000円程度で、β遮断薬などの併用がある場合、その分が追加されます。

放射性ヨウ素治療

放射性ヨウ素治療は1回あたり数万円~10万円程度の自己負担となることが多いです。

治療内容自己負担の目安(円)
放射性ヨウ素(131I)内用療法1回30,000~100,000程度
入院が必要な場合の諸費用数日分の入院費が追加

外科手術費用

甲状腺部分切除や全摘出手術を受ける場合、入院日数や手術の難易度により10万円以上となる例が珍しくありません。3割負担としても数万円~10万円台の自己負担額が発生します。

以上

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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