難病(特定疾患)の方への訪問看護|医療保険の適用と受けられる専門的ケア

難病(特定疾患)の方への訪問看護|医療保険の適用と受けられる専門的ケア

難病や特定疾患を抱えながらご自宅で療養生活を送る中で、日々の体調管理や専門的なケアについて、ご本人だけでなくご家族も多くの不安を感じていることでしょう。

訪問看護は、そのような不安に寄り添い、住み慣れた環境で安心して過ごすための大きな力になります。

この記事では、難病の方が訪問看護を利用する際に知っておきたい医療保険の適用ルールや、看護師が提供する具体的なケア内容、そして信頼できる事業所の選び方まで、詳しく解説します。

目次

難病(特定疾患)と在宅療養の現実

国が指定する難病や特定疾患と共に生きるということは、ご本人にとってもご家族にとっても、身体的、精神的に大きな負担を伴うことがあります。

まずは、難病とは何か、そして在宅で療養生活を送る上でどのような課題があるのかを理解することが、サポートを見つける第一歩です。

難病とはどのような病気か

一般に難病とは、発病の原因が不明で、治療方法が確立しておらず、長期の療養を必要とする病気のことです。日本では、難病対策として定められた要件を満たす疾患を国が指定難病(特定疾患)として定めています。

この制度により、対象となる患者さんは医療費の助成などの支援を受け、2024年4月時点で341の疾患が指定されています。

このような病気は、症状の進行や変化を予測しにくく、日常生活にさまざまな制約をもたらすことがあります。また、希少性が高いために社会的な理解が得られにくく、孤立感を深める一因です。

在宅で療養生活を送るということ

多くの患者さんは、たとえ病気を抱えていても、可能な限り住み慣れた自宅で、自分らしく過ごしたいと願っています。在宅療養は、入院生活とは異なり、家族と過ごす時間が増え、生活の自由度が高いというかけがえのない利点があります。

しかしその一方で、日々の体調管理や医療的なケア、緊急時の対応など、すべてを自己管理するか、家族のサポートに頼る必要が出てきます。このことが、時として大きな不安や社会的孤立感につながることも少なくありません。

24時間続くケアの緊張感は、療養生活の質を大きく左右する要因です。

在宅療養における主な課題

課題の種類具体的な内容解説
医療的ケア人工呼吸器の管理、経管栄養、喀痰吸引など専門的な知識と技術を要し、24時間体制での対応が必要な場合がある。機器のアラーム対応やトラブルシューティングも求められる。
症状管理痛み、呼吸困難、しびれ、痙縮などのコントロール症状の日内変動や天候による変化も大きく、それに合わせた適切な対応が求められる。薬の調整も頻繁に必要になることがある。
精神的負担病状への不安、社会からの孤立感、将来への心配ご本人とご家族の双方に大きなストレスがかかる。役割の変化や経済的な問題も絡み合い、複雑な心理状態に陥りやすい。

ご家族が抱える不安と介護負担

在宅療養を支えるご家族は、愛情と共に大きな責任を背負っています。日々の介護はもちろん、医療機器の操作や緊急時の判断など、専門的な知識が求められる場面も多いです。

自身の仕事や休息時間を削って介護にあたることで、介護者自身の心身が疲弊してしまう、いわゆる介護疲れの状態に陥ることも珍しくありません。

特に、夜間の喀痰吸引や体位変換など、睡眠を中断されるケアが続くと、負担は計り知れません。ご本人の安心した療養生活は、ご家族の心身の健康があってこそ成り立ちます。

訪問看護が難病療養者の大きな支えになる理由

在宅療養におけるさまざまな課題を解決し、ご本人とご家族の双方を支える上で、訪問看護は非常に重要な役割を果たします。

看護師が定期的に自宅を訪れることで、医療的な側面だけでなく、生活全般にわたる安心感をもたらし、在宅療養の質を大きく向上させます。

住み慣れた自宅で専門的ケアを受けられる安心感

訪問看護の最大の利点は、病院と同じレベルの質の高い看護ケアを、最もリラックスできる場所である自宅で受けられることです。経験豊富な看護師が、ご本人の病状や生活環境、価値観に合わせて、きめ細やかなケアを提供します。

個別性の高いケアにより、病状の悪化を防ぎ、安定した療養生活を送ることが可能です。また、通院の負担が軽減されること自体が、体力的な消耗を防ぎ、QOL(生活の質)の維持に直結します。

  • 専門的な医療処置
  • 症状の緩和ケア
  • 精神的なサポート
  • 療養環境の調整

医療機関とのスムーズな連携

訪問看護師は、在宅療養における主治医の最も信頼できるパートナーです。日々の健康状態の変化やケアの状況を客観的なデータと共に正確に主治医に報告し、指示を受けながらケア方針を調整します。

この緊密な連携によって、病状の変化に迅速に対応し、適切な医療をタイムリーに受けることができます。

また、必要に応じてケアマネジャーや薬剤師、リハビリ専門職、ソーシャルワーカーなど、他の専門家とも連携し、多職種で構成されるチームで療養生活を包括的に支えます。

訪問看護師が担う連携の役割

連携先連携内容
主治医病状報告、指示の確認、治療方針の相談、処方変更の提案
ケアマネジャーケアプランの共有、福祉サービスの調整、モニタリング情報の提供
その他専門職リハビリ、栄養指導、服薬管理、心理的サポートなどの情報共有と協働

ご家族の介護負担の軽減

看護師が訪問し、専門的なケアを担う時間は、ご家族にとって心身を休める貴重なレスパイト(休息)の時間となります。また、日々の介護に関する悩みや不安を専門家に相談できる相手がいることは、精神的な大きな支えになります。

看護師は、ご家族に対しても正しい介護技術や医療機器の操作方法を指導し、介護に対する自信と安心感を持てるよう支援します。このことが、介護者自身の健康を守り、共倒れを防ぎ、持続可能な在宅療養を実現する上で極めて重要です。

難病の方が訪問看護で受けられる具体的なケア

訪問看護師が提供するケアは、単なる医療処置だけではありません。体調管理から日常生活の支援、精神的なケアまで、その人らしい生活を支えるための多岐にわたるサポートを、個別性を重視して行います。

健康状態の観察と管理

難病の療養では、日々のわずかな体調の変化を見逃さないことが重症化予防の鍵です。

看護師は、訪問時に血圧、体温、脈拍、呼吸状態、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)などのバイタルサインを測定するだけでなく、全身の皮膚の状態(褥瘡の兆候など)やむくみの有無、症状の変化(痛みの強さ、呼吸のしやすさなど)を専門的な視点で詳細に観察します。

情報を時系列で記録し、分析することで、病状の悪化を早期に発見し、主治医と連携して迅速な対応につなげます。

健康観察の主なチェック項目

観察項目確認する内容
バイタルサイン血圧、脈拍、呼吸、体温、酸素飽和度など。平常時との比較が重要。
全身状態顔色、皮膚の乾燥・湿潤、浮腫(むくみ)、脱水症状の有無、栄養状態。
自覚症状痛み、しびれ、倦怠感、食欲、睡眠状況などの詳細な聞き取り。

医療的処置と専門的なケア

主治医の指示に基づき、在宅での療養に必要なさまざまな医療的処置を実施し、人工呼吸器や在宅酸素療法の管理では、機器の設定確認や回路交換、トラブル対応を行います。

気管カニューレのケア、経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻)の管理、中心静脈栄養の管理、点滴、褥瘡(床ずれ)の予防と悪化を防ぐための処置、自己導尿の介助や指導、インスリン注射など、高度な専門知識と技術を要するケアを安全に提供します。

  • 人工呼吸器の管理(設定確認、回路交換)
  • 在宅酸素療法(流量・使用状況の確認)
  • 喀痰吸引(口腔内、鼻腔内、気管内)
  • 経管栄養の管理(チューブのケア、注入管理)
  • 褥瘡の処置と予防ケア

日常生活の支援とリハビリテーション

病状が進行しても、できる限り自立した生活を送れるよう支援することも大切な役割です。身体を清潔に保つための清拭や入浴介助、シャワー浴の介助、食事や排泄の介助を行います。

また、関節が硬くなる拘縮を防ぐための運動(関節可動域訓練)や、残された機能を最大限に活かすための体位変換(ポジショニング)、座位や立位の訓練など、日常生活そのものがリハビリとなるような関わりを重視します。

理学療法士や作業療法士と連携し、その人に合ったリハビリテーションを計画・実施することもあります。

ターミナルケア(終末期医療)への対応

人生の最期の時を、住み慣れた自宅で穏やかに迎えたいと希望する方に対して、ターミナルケア(看取りの看護)を提供します。

痛みや呼吸困難、倦怠感といった身体的な苦痛を和らげる緩和ケアを中心に、ご本人の尊厳を守り、その人らしい最期を迎えられるよう支援します。

意思決定支援も重要な役割です。ご本人とご家族の思いを丁寧に聞き、最善の選択ができるようサポートし、また、残されるご家族の悲しみや不安に寄り添うグリーフケアも行い、心穏やかなお別れができるよう、看取り後も関わりを続けます。

医療保険の適用|特定疾患の訪問看護

訪問看護の利用にあたっては、公的な保険制度を利用できます。特に、国が指定する特定疾患(指定難病など)をお持ちの方は、医療保険を使って手厚い訪問看護サービスを受けることが可能です。

訪問看護で利用できる保険の種類

訪問看護で利用する保険は、主に介護保険と医療保険の二つです。どちらの保険を適用するかは、年齢や病状によって厳密に定められています。

65歳以上で要介護認定を受けている方は原則として介護保険が優先されますが、厚生労働大臣が定める特定の疾病等に該当する場合は、年齢にかかわらず医療保険の適用です。

介護保険と医療保険の使い分け

保険の種類主な対象者特徴
介護保険65歳以上で要支援・要介護認定を受けた方。40~64歳で特定疾病の方。ケアプランに基づき、支給限度額の範囲内で利用。1回の訪問時間に制限あり。
医療保険年齢問わず、医師が訪問看護を必要と認めた方。特定疾患の方など。特定疾患の方は週4回以上の訪問や長時間の訪問が可能。回数制限が緩やか。

医療保険が適用される特定疾患とは

厚生労働大臣が定める特定の疾病(別表第七)や、病状が重い状態(特別訪問看護指示書が交付される状態)にある方は、介護保険の認定を受けていても、医療保険による訪問看護が優先されます。

特定疾患には、パーキンソン病関連疾患、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、後縦靱帯骨化症、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症などが含まれ、また、末期のがんや、人工呼吸器を使用している状態なども対象です。

ご自身の病気が対象となるか不明な場合は、主治医や訪問看護ステーションに確認してください。

医療保険での訪問看護利用回数と費用

医療保険を使った訪問看護は、通常は週3回までという制限があります。

しかし、特定疾患に該当する方や、急性増悪期などで主治医から特別訪問看護指示書が交付された方は、週4回以上の訪問や、1日に複数回の訪問(最大3回まで)も保険適用で受けることが可能です。

自己負担額は、加入している医療保険の負担割合(通常1〜3割)によりますが、高額療養費制度や、難病の医療費助成制度を利用することで、月々の負担をさらに軽減できます。

医療保険利用時の訪問回数の目安

対象者利用可能な訪問回数
通常の方原則週3回まで(1回30分~90分)
特定疾患・特別管理加算対象者週4回以上も可能(必要に応じて毎日も可)
特別訪問看護指示期間中の方毎日(1日3回まで)の訪問が可能(最長14日間)

公費負担医療制度の活用

指定難病の認定を受けている方は、難病法に基づく特定医療費助成制度を利用できます。この制度を活用すると、訪問看護を含む医療費の自己負担額に世帯の所得に応じた上限が設けられ、経済的な負担が大幅に軽くなります。

他にも、重度心身障害者医療費助成制度や、自立支援医療(精神通院医療)など、お住まいの自治体独自の助成制度もあります。

利用できる制度は個々の状況によって異なるため、市区町村の担当窓口や病院のソーシャルワーカー、訪問看護ステーションに積極的に相談してください。

訪問看護の利用を開始するまでの流れ

実際に訪問看護を利用したいと考えたとき、どのような手順で進めればよいのでしょうか。ここでは、相談からサービス開始までの一般的な流れを、各段階でのポイントを含めて解説します。

まずは主治医やケアマネジャーに相談

訪問看護の利用には、主治医からの訪問看護指示書の発行が不可欠です。そのため、まずはかかりつけの主治医に「自宅での療養を続けたいので、訪問看護を利用したい」という意思を明確に伝え、相談することがすべてのスタート地点です。

また、すでに介護保険サービスを利用している場合は、担当のケアマネジャーに相談しましょう。

ケアマネジャーは地域の訪問看護ステーションの情報に精通しており、利用者の状況に合った事業所を紹介してくれたり、利用開始に向けた複雑な手続きを代行してくれたりします。

訪問看護ステーションの選択

主治医やケアマネジャーから紹介を受けるほか、自分で地域の訪問看護ステーションを探すこともできます。

ステーションによって、難病看護の経験が豊富、リハビリに力を入れている、精神科に特化している、24時間対応が可能など、さまざまな特色があります。

ホームページなどで情報を集め、いくつかの事業所に電話で問い合わせて、自分の病状や希望に合った場所を慎重に選ぶことが大切です。

ステーション選びの相談先

相談先得られる支援
主治医・病院の相談室医療的な視点からのアドバイス、連携実績のある事業所情報
ケアマネジャー介護保険サービスとの連携、利用者の評判、事業所の紹介・調整
地域包括支援センター地域の医療・介護に関する総合的な相談、事業所リストの提供

初回訪問と看護計画の作成

利用するステーションが決まったら、看護師や管理者が自宅を訪問し、契約と事前面談(アセスメント)を行います。面談では、ご本人の病状や身体の状態、療養生活での希望や不安、ご家族の状況などを1〜2時間かけて詳しく聞き取ります。

重要な情報と主治医からの指示書をもとに、一人ひとりに合わせたケアの目標と内容を盛り込んだ訪問看護計画書を作成し、内容を丁寧に説明します。利用者が納得してサービスを開始することが、大切です。

定期的な訪問の開始

契約と計画書の作成・同意が完了したら、計画に沿った定期的な訪問が始まります。初回の訪問から、計画書に沿ってケアを提供しながら、ご本人やご家族と対話を重ね、信頼関係を築いていきます。

看護師は常に利用者の状態を評価し看護を提供できるよう、定期的に計画の見直し(再アセスメント)が重要です。

良い訪問看護ステーションを選ぶためのポイント

質の高いケアを受け、安心して在宅療養を続けるためには、信頼できる訪問看護ステーションを選ぶことが非常に大事です。

難病への対応実績と専門性

難病看護には、疾患に対する深い知識と臨床経験が求められます。

検討しているステーションが、自分の病気と同じ疾患の利用者を担当した経験が豊富か、難病ケアに関する専門的な研修(例えば、日本難病看護学会の認定看護師など)を受けた看護師が在籍しているかなどを具体的に確認しましょう。

事業所の専門性や実績は、提供されるケアの質、そして予期せぬ事態への対応力に直結します。

24時間対応体制の有無

在宅療養では、夜間や休日に体調が急変することも考えられます。

緊急時に、電話でいつでも看護師に相談できたり、必要に応じて臨時で訪問してくれたりする24時間対応体制が整っているかは、本人と家族の安心感を大きく左右する重要なポイントです。

契約前に、緊急時の連絡方法や対応の流れ、追加費用の有無などについて、書面で具体的に確認しておくことが大事です。

ステーション選びのチェックリスト

チェック項目確認する内容
専門性・実績難病のケア経験、所属看護師の資格や研修歴、学会発表など。
緊急時対応24時間365日の連絡・対応体制の有無と、その具体的な流れ。
連携体制主治医や他の専門職との連携が密で、情報共有がスムーズか。

スタッフとの相性と信頼関係

訪問看護は、看護師が自宅という最もプライベートな空間に入り、体に直接触れるケアを行います。そのため、技術や知識はもちろんのこと、スタッフの人柄やコミュニケーションのスタイル、価値観といった相性も非常に大切です。

契約前の面談などでスタッフと直接話し、何でも気軽に相談できそうか、威圧的でなく、こちらの話を真摯に聞いてくれるか、信頼できる相手だと心から感じられるか、といった点を自分の感覚で判断しましょう。

よくある質問(Q&A)

最後に、難病の方の訪問看護利用に関して、多くの方から寄せられる質問とその回答をまとめました。

介護保険と医療保険はどちらが優先されますか

厚生労働大臣が定める特定疾患に該当する場合や、主治医から病状の急性増悪等により特別訪問看護指示書が出ている期間は、たとえ介護保険の要介護認定を受けている方でも医療保険が優先適用されます。

それ以外の場合は、要介護認定を受けている65歳以上の方は介護保険が優先です。

どちらの保険が適用になるかで利用回数や料金、利用できるサービスの範囲が変わるため、ケアマネジャーや訪問看護ステーションに必ず確認することが重要です。

訪問してくれる看護師を指名できますか

多くのステーションでは、利用者の主担当となる看護師を決め、継続的な関係を築けるように配慮していますが、スタッフの勤務状況や休日などから、毎回必ず同じ看護師が訪問するとは限りません。

通常は、主担当と副担当など複数の看護師が情報を密に共有し、チームとして関わることで、どの看護師が訪問しても一貫性のある質の高いケアを提供できる体制を整えています。

家族も一緒にケアの方法を教えてもらえますか

ご家族が安心して介護できるよう、看護師が専門的な視点からアドバイスや指導を行います。

痰の吸引や経管栄養の注入方法、安全な体位交換の仕方、福祉用具の適切な使い方など、具体的な技術を一緒に実践しながら丁寧にお伝えします。

ご家族の不安を軽減し、自信を持ってケアにあたれるよう支援することも、訪問看護の大切な役割の一つです。

急に体調が悪くなった時も対応してくれますか

24時間対応体制を整えているステーションであれば、夜間や休日でも契約時にお伝えする緊急連絡先に電話が繋がります。まずは電話で状況を詳しくお伺いし、必要な対処法をアドバイスします。

その上で、主治医と連携し、看護師が緊急訪問する必要があると判断した場合は、速やかにご自宅へ駆けつけます。

以上

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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