五十肩(凍結肩)

五十肩(凍結肩)(frozen shoulder)とは、肩の動き(可動域)が制限され、痛みを伴う病気です。

一般的には「五十肩」と呼ばれますが、正確な病名は「凍結肩」です。

特に40〜50代でかかりやすく、全人口の2〜5%が発症するとの報告があります。また、男性よりも女性の発症率が約4倍多いといわれています。

五十肩(凍結肩)は「炎症期」「拘縮期」「回復期」の3つの時期に分かれており、それぞれの時期に合わせた治療が必要です。

この記事では、五十肩(凍結肩)の症状や原因、治療法について詳しく解説します。

この記事の執筆者

臼井 大記(うすい だいき)

日本整形外科学会認定専門医
医療社団法人豊正会大垣中央病院 整形外科・麻酔科 担当医師

2009年に帝京大学医学部医学科卒業後、厚生中央病院に勤務。東京医大病院麻酔科に入局後、カンボジアSun International Clinicに従事し、ノースウェスタン大学にて学位取得(修士)。帰国後、岐阜大学附属病院、高山赤十字病院、岐阜総合医療センター、岐阜赤十字病院で整形外科医として勤務。2023年4月より大垣中央病院に入職、整形外科・麻酔科の担当医を務める。

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目次

五十肩(凍結肩)の病型

五十肩(凍結肩)は、肩に痛みが生じ、動きが制限される疾患です。

左右どちらかの肩関節に炎症が起こり、肩の可動域が狭くなって動かしづらくなります。

五十肩の分類

五十肩(凍結肩)には「炎症期」「拘縮期」「回復期」の3段階があります。(4つの段階に分ける場合もあります)

時間の経過とともに段階が進行し、進行度合いや回復の速さは、体質や症状によりさまざまです。

また、各段階における症状の現れ方や痛みの程度にも個人差があります。

  1. 炎症期
    • 肩の動きが徐々に制限され始める段階です。
    • 最初は外旋や外転動作に影響がでます。
    • 炎症による痛みが顕著になります。
  2. 拘縮期
    • 肩の動きの制限が最も顕著になる期間です。
    • 肩や頚部の痛みが徐々に和らいできます。
  3. 回復期
    • 制限されていた肩の動きが徐々に回復していく期間です。
    • 痛みは徐々に和らいできます。

初期段階(炎症期)には、肩前部に突然痛みが生じるのが特徴です。痛みによって肩の動きが制限される場合もありますが、関節自体の動きは比較的保たれています。

拘縮期には、肩の痛みが強くなったり弱くなったりして、肩の動きが大きく制限されます。

また、五十肩になると頚部痛(首の痛み)が生じやすくなるのは、肩の動きの制限を補おうとして頚部の筋肉を酷使するためです。

最後の回復期では、肩の可動域が徐々に戻って痛みも和らぎ、通常どおり動かせるようになっていきます。

五十肩の特徴的な病態

五十肩の発生メカニズムは、まだ完全には解明されていませんが、関節包の炎症や線維化が主な要因と考えられています。

肩関節をとりまく肩甲上腕関節包が炎症を起こし、次第に線維化をおこして厚く・硬くなるのが原因です。

関節包が硬くなると、関節の動きが制限されて肩を動かしづらくなります。

多くの場合、五十肩は自然に改善しますが、症状によっては回復までに数年(3年以上)かかります。

五十肩の日常生活への影響

五十肩になると、関節の硬直が進むため、日常生活や仕事において制約が生じるおそれがあります。

特に、衣服をかけたり、シートベルトを閉めたりと、頭上や横に手を伸ばす動作が制限されます。

無理に動かすと治りが遅くなる危険性があるため、肩を極力使わないようにしたり、テーピングで固定したりと、痛みを避ける工夫をしなければなりません。

五十肩(凍結肩)の症状

五十肩の主な症状は、肩の痛みと動き(可動域)の制限です。

症状特徴
痛み夜間や肩を動かすときに強くなる
動きの制限腕を頭上にあげる動作が困難になる

進行の速さや痛みの程度には個人差があるほか、症状は時間と共に変化するため、経過観察が重要です。

日常生活において不便さを感じる場合は、早めに専門の医師に相談しましょう。

痛みの特徴

初期には、肩を動かすときに痛みが強くなる傾向があり、片側の肩前方に突然痛みを感じる症状から始まります。

夜間に痛みが強くなるのも典型的な症状です。

また、肩だけではなく、腕や首にも痛みが広がる場合があります。

動きの制限

肩関節の硬直が進むにつれて、腕を上にあげる動作が困難となります。これは、肩関節の周囲の組織が炎症を起こし、徐々に硬くなっていくためです。

通常、最初に影響を受ける構造は烏口上腕靱帯(うこうじょうわんじんたい)で、外旋動作が制限されます。

進行すると肩甲上腕関節包(けんこうじょうわんかんせつほう)の肥厚と収縮が進行して、全方向性に可動域が制限されます。

髪を梳かす、背中を洗うなどの動作が難しくなり、日常生活に支障をきたすおそれがあります。

五十肩(凍結肩)の原因

五十肩の原因は完全には明らかになっていませんが、一般的には加齢や肩の使いすぎ、糖尿病などにより起こると考えられています。

  • 年齢:40歳以上の中高年の方に多くみられます。ただし、70歳以上の方は腱板断裂や変形性関節症による痛みである可能性も高いです。
  • 肩の使いすぎ:肩関節を過度に使うと、関節周囲の組織が損傷するおそれがあります。
  • 関節の硬化:加齢や過度の使用により、関節周囲の組織が硬化し、動きが制限される場合があります。
  • 糖尿病:有病率は20%といわれています。
  • その他の疾患(脳卒中、甲状腺疾患、Parkinson病、癌、複合性局所疼痛症候群)

五十肩の発生要因

五十肩は、関節の炎症や関節包の癒着、血流低下など、複数の要因が絡み合って発生します。

  • 関節の炎症
    • 慢性的な微小損傷やストレスが肩関節の炎症を引き起こす場合があります。
    • 線維芽細胞の増殖を伴うサイトカイン介在性の滑膜炎症がよく知られています。
  • 関節包の癒着
    • 肩関節を覆っている関節包が硬くなり、動きが制限されます。
    • コラーゲンの増加や結節帯の形成による回旋筋腱板周囲の癒着がみられます
  • 血流の低下
    • 加齢や他の健康問題によって肩周辺の血流が低下し、組織の修復能力が低下しやすくなります。

加齢に伴う肩関節や筋肉の老化

中高年(40歳以上)になると、体のさまざまな部分の組織が老化し、特に肩関節をとりまく関節包や腱、筋肉などの組織の弾力性が低下します。

こうした変化が肩関節の機能障害を引き起こすケースがあります。

性別

性別も五十肩の発生に影響を与える要因の一つです。

統計的に見ると、女性のほうが男性に比べて五十肩になりやすい傾向があります(約4倍)。

女性ホルモンの変化や、骨格筋の質的な違いなどが関係していると考えられています。

生活習慣やストレス

仕事や家事などで肩をよく使う生活をしていると、肩関節にかかる負担が大きくなり、五十肩を引き起こしやすくなります。

また、逆に肩を動かす機会が少なすぎても、五十肩の発生につながるため注意が必要です。

例えば、一日の大半をデスクワークで過ごす職業の方は、肩関節をほとんど使用しないほか、姿勢が悪くなりやすいため発症リスクが高まります。

さらに、運動不足による筋力の低下やストレス、睡眠不足なども肩関節の機能障害を引き起こすおそれがあります。

五十肩(凍結肩)の検査・チェック方法

五十肩(凍結肩)を診断するためには、医師による臨床検査に加えて、レントゲンやMRIなどの画像診断が必要です。

臨床検査

まずは、五十肩の症状やいつから始まったか、どのような動作で痛みや不快感が増すかなどを詳しくお聞きします。

その後、視診や触診により肩の状態や可動域をチェックします。

  • 問診
    • 患者様の痛みの程度、動きの制限の有無、痛みが生じる状況、緩解因子や増悪因子、罹患期間などを詳しく聞き取ります。
  • 視診と触診
    • 肩の外観、腫れや変形の有無を確認し、触診によって痛みの部位や範囲を把握します。
  • 運動範囲のチェック
    • 肩関節の動きを検査し、どの方向に動かす際に制限や痛みがあるかを確認します。特に、受動的可動域が著しく制限されているケースが多くみられます。

画像診断

五十肩の診断には、必要に応じてX線検査、MRI検査(磁気共鳴画像法)、超音波検査などの画像診断が用いられます。

画像診断により、肩関節の構造的な異常や炎症の有無を確認できます。

  • レントゲン検査
    • 骨の異常や関節の変形などを確認します。五十肩の診断はできませんが、他の病因(腫瘍や変形性関節症など)を除外するために有用です。
  • MRI検査
    • 腱板や関節包などの軟部組織の状態を詳細に調べられます。五十肩では、特に肩甲上腕靱帯の肥厚や、上腕二頭筋腱長頭周囲の液体貯留が認められます。
  • 超音波検査
    • 肩周辺の筋肉や腱、関節包の状態を確認するための検査です。
  • リドカインテスト
    • 肩峰下に局所麻酔薬を注射して可動域を確認する検査です。五十肩では局所麻酔後も動きの制限を認めますが、肩峰下インピンジメント症候群(※)の場合は注射後に受動的可動域が改善します。

肩峰下(けんぽうか)インピンジメント症候群:肩峰と上腕骨との間のスペースが狭くなり、腱板が圧迫されて肩に痛みが生じる状態

その他の検査方法

場合によっては、五十肩の診断に血液検査や関節液の検査が行われます。

血液検査や関節液の検査により、炎症の程度や他に疑われる疾患の特定が可能です。

五十肩(凍結肩)の治療方法と治療薬について

五十肩の治療の基本は、薬物療法と物理療法、リハビリテーションです。

改善が見られず、症状が重い場合は手術を検討します。

  • 投薬加療
    • 疼痛コントロールと炎症軽減が目的です。
  • 物理療法、リハビリテーション
    • 温熱療法や電気刺激療法などが含まれます。
  • 手術治療
    • 症状が重く、保存的治療で改善が見られない場合に検討されます。

投薬加療

痛みや炎症を軽減するために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイド注射による投薬加療が行われます。

  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):イブプロフェンやロキソプロフェンなど。炎症を軽減し、痛みを和らげる効果があります。
  • ステロイド注射:コルチコステロイドを関節内に注射して局所的に炎症を抑え、痛みを緩和します。

薬物療法は痛みや炎症の軽減に効果的ですが、必ず主治医の指導のもとで行ってください。

物理療法

物理療法には、温熱療法や電気刺激療法、超音波療法などが含まれます。

痛みを軽減し、肩関節の動きを改善する効果が期待できます。

リハビリテーション

リハビリテーションでは、肩関節の可動域を広げ、筋力を強化するための運動療法が重要です。

肩の可動域を回復させるために、軟部組織のモビライゼーションや他動的ストレッチングを行います。

自宅でできるトレーニング

医師や理学療法士のもとで受けるリハビリテーションに加えて、患者様自身で行うストレッチや筋力トレーニングも大切です。

振り子ストレッチ

肩の力を抜き、立って少し体を傾け、患側の腕が下に垂れるようにします。

直径30cmほどの小さな円を描くように腕を振ってください。

各方向に10回転ずつ、1日1回行います。

症状が改善するにつれて、スイングの直径を大きくしていきますが、無理はしないでください。

大きくできるようになったら、スイングする腕に軽い重りをつけてストレッチを増やします。

タオル・ストレッチ

長さ100cm程度のタオルの一方の端を背中の後ろで持ち、もう一方の手で反対側の端をつかみます。

タオルを水平に保ち、良い方の腕で患部の腕を上に引っ張り、伸ばします。これを1日10~20回行います。

指の歩行

腕の長さの4分の3ほど離れた壁に向かって、手を伸ばし、患側の腕の指先で腰の高さの壁に触れます。

肘を少し曲げた状態で、指をクモのようにゆっくりと壁の上にあげていきます。

肩の筋肉ではなく、指が働くように意識して行うのがポイントです。

ゆっくりと腕を下ろし(必要であれば利き腕の力を借りて)、同じ動作を繰り返します。

1日に10~20回行ってください。

クロスボディリーチ

座るか、立った状態で行います。

良い方の腕で患部の腕を肘で持ち上げ、肩をストレッチするように優しく圧力をかけながら、体を横切るように持ち上げます。

15~20秒間ストレッチを続け、1日10~20回行ってください。

脇の下のストレッチ

良い方の腕を使って、患側の腕を胸の高さくらいの棚の上に持ち上げます。

ゆっくりと膝を曲げ、脇の下を開きましょう。

膝の曲げ伸ばしを少し深くし、脇の下を軽く伸ばしたあと、まっすぐにします。

膝を曲げるたびに少しずつ伸ばしてください。 これを毎日10~20回行います。

強化の開始:可動域が改善したら、腱板を強化するエクササイズを加えましょう。強化エクササイズを行う前に、必ず肩を温め、ストレッチ・エクササイズを行ってください。

外旋

ゴム製のエクササイズバンドを両手で挟み、肘の角度を90度にして両脇に近づけます。

患側の腕の下部を2~3cm外側に回し、5秒間キープします。

これを1日1回、10~15回繰り返しましょう。

内旋

閉まっているドアの横に立ち、バンドの片方をドアノブにかけます。

もう一方の端を患側の腕の手で持ち、肘の角度を90度に保ちましょう。

バンドを体の方に2~3cm引っ張り、5秒間キープします。

これを1日1回、10~15回繰り返してください。

手術療法

五十肩の症状が重く、他の治療を半年以上行っても可動域が回復しない場合は手術を考慮します。

手術には、関節鏡下手術や麻酔科でのマニピュレーションなどがあります。

手術は五十肩の治療における最終手段であり、感染や麻酔による合併症のリスクが伴うため、主治医と十分に相談したうえで検討してください。

五十肩(凍結肩)の治療期間

五十肩の治療期間は、症状の重さや治療方法などにより大きく異なります。

治療期間の目安

  • 炎症段階: 2~9カ月
  • 凍結期: 4~12カ月
  • 解凍期: 12~42カ月

一般的には、五十肩の罹患期間は1~3.5年で、平均30カ月といわれています。

また、15%の患者様で、5年位内に反対側が発症するとの報告があります。

治療期間に影響する要因

  • 症状が重い方は、良くなるまでには長期間かかります。
  • 治療への反応が良い方は、早期回復が期待できます。
  • 健康状態や他の疾患の有無も治療期間に影響します。

特に65歳以上の高齢者や、他に健康上の問題がある方は治療期間が長くなるのが一般的です。

治療期間には個人差があるため、主治医の診察を定期的に受け、症状に合わせた治療を続けていきましょう。

治療への積極的な取り組みも重要

リハビリテーションや運動療法に積極的に取り組むと、症状が早く改善する可能性があります。

また、日常生活のなかで肩に負担をかけない工夫も不可欠です。無理に腕をあげたり、ひねったりしないように注意しながら過ごしてください。

痛みが和らいできたら、自宅でできるトレーニングも取り入れて、少しずつ肩を動かす練習をしていきましょう。

薬の副作用や治療のデメリットについて

五十肩(凍結肩)の治療法である薬物療法や物理療法、手術療法には副作用やデメリットが伴う場合もあります。

治療方法副作用デメリット
薬物療法胃腸障害、頭痛、アレルギー反応長期間の使用による副作用のリスク
物理療法治療部位の痛みや腫れ、皮膚の刺激効果が現れるまでに時間がかかる
手術療法感染、出血、神経損傷高額な治療費、回復に時間が必要

五十肩の治療は時間がかかる傾向があり、病気や治療内容への理解、および長期にわたる通院や自宅でのトレーニングが必要です。

また、多くの場合は治療により症状が改善しますが、完全に回復する保証はありません。さらに、治療には費用がかかる点も考慮する必要があります。

特に手術療法の場合は、高額な治療費がかかる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

薬物療法の副作用

五十肩の治療に用いられる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、胃腸障害や腎障害などの副作用を引き起こすおそれがあります。

また、ステロイド注射は局所的な痛みの軽減には効果的ですが、頻繁に使用すると関節組織の弱化や感染のリスクが高まります。

物理療法・リハビリテーションの副作用

過度な運動や無理なストレッチは、肩関節の周囲の組織に損傷を与え、痛みや炎症を悪化させる危険性があります。

副作用が生じた場合は、直ちに主治医に相談してください。

手術療法のリスクとデメリット

五十肩の症状が重い場合に検討される手術療法には、感染や麻酔による合併症を引き起こすリスクがあります。

また、手術をしてから回復するまでに時間がかかる点もデメリットです。

手術後のリハビリテーションも長期間にわたるケースが多く、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。

保険適用の有無と治療費の目安について

五十肩(凍結肩)の治療には、保険適用になるものと、保険適用外のものがあります。

保険適用の治療

保存療法である痛み止めの内服や注射、運動療法は保険が適用されます。

外科的治療としては、サイレントマニュピレーション(非観血的関節受動術)や関節鏡視下手術での観血的授動術が挙げられます。

保険適用外の治療

保険適用外の治療としては、疼痛に対するカテーテル治療などが考えられます。

ただし、具体的な治療内容は医療機関により異なるため、詳細は主治医にご相談ください。

治療費の目安

保険適用の治療治療費の目安
外科的治療非観血的関節授動術:3割負担で5,000円程度
関節鏡視下観血的関節授動術:3割負担で150,000円程度
(高額療養費制度の適用対象となる可能性が高い)
痛み止めの内服初診でレントゲン撮影2方向+処方箋
(1割負担:約650円、2割負担:約1290円、3割負担:約1940円)
注射初診でレントゲン撮影2方向+処方箋
(1割負担:約650円、2割負担:約1290円、3割負担:約1940円)
運動療法20分1単位で、3割負担の場合、約600円

五十肩(凍結肩)の治療費は症状や治療方法により異なりますが、初診でレントゲン撮影2方向+処方箋の場合、1割負担で約650円、2割負担で約1290円、3割負担で約1940円です。

外科的治療を行う場合はさらに高額な費用がかかりますが、関節鏡視下観血的関節授動術は高額療養費制度(※)が適用されるケースがほとんどです。

具体的な費用や必要な通院回数は、各医療機関にお問い合わせください。

高額療養費制度:医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1カ月で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する制度。上限額は年齢や所得に応じて定められている。

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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