舟状骨骨折

外傷の一種である舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ, Scaphoid fractures)とは、手首の重要な骨の1つである舟状骨が折れる怪我です。

活動的な若年者に発生しやすく、全骨折の2%~7%、手根骨骨折の60%~70%を占めます。臨床所見およびX線検査で見逃されるケースは珍しくなく、単純な手首の捻挫と誤診される場合があります。

誤診により非融合のリスクが高くなる可能性があり(転位がある場合は14%~50%)、治療せずに放置すると、5年以内に関節炎、変形、不安定性が生じて重大な障害につながることも考えられるため注意が必要です。

この記事の執筆者

臼井 大記(うすい だいき)

日本整形外科学会認定専門医
医療社団法人豊正会大垣中央病院 整形外科・麻酔科 担当医師

2009年に帝京大学医学部医学科卒業後、厚生中央病院に勤務。東京医大病院麻酔科に入局後、カンボジアSun International Clinicに従事し、ノースウェスタン大学にて学位取得(修士)。帰国後、岐阜大学附属病院、高山赤十字病院、岐阜総合医療センター、岐阜赤十字病院で整形外科医として勤務。2023年4月より大垣中央病院に入職、整形外科・麻酔科の担当医を務める。

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目次

舟状骨骨折の病型

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)の病型は、骨折の位置や安定性によって分類します。

Herbert分類は、舟状骨骨折を詳細に分類する方法として整形外科医の間で広く認められています。

他にRusse分類やMayo分類などがありますが、ここでは一般的に使用されているHerbert分類を解説します。

Herbert分類の概要

Herbert分類は、1984年にTimothy Herbert博士によって提唱された舟状骨骨折の分類システムです。骨折の安定性と位置に基づいて、A型(安定型)とB型(不安定型)に大別します。

Herbert分類は単に骨折の位置だけでなく、安定性も考慮に入れている点が特徴です。骨折の位置と安定性を分類することで、より精密な診断と治療計画の立案を可能にしています。

A型:安定型骨折

A型は安定型骨折を指し、さらにA1とA2に細分化します。

A型は比較的安定しているため保存的治療が選択されるケースが多いですが、それぞれの症例に応じて治療法を検討する必要があります。

分類特徴詳細
A1結節部骨折舟状骨の遠位端(結節部)に生じる骨折、比較的稀な骨折パターン
A2不完全骨折骨の一部のみが折れている状態、完全骨折に進行する例がある

A1型の結節部骨折は、舟状骨の遠位端に生じる骨折です。この部位は血流が比較的豊富であるため、治癒しやすい傾向にあります。

ただし、結節部は手根骨との関節面を形成する重要な部位であるため、整復と固定が必要です。

一方、A2型の不完全骨折は骨の一部のみが折れている状態を指します。初期段階では見逃されやすい骨折パターンであり、早期の医療介入が大切です。

不完全骨折は完全骨折に進行するケースがあるため、慎重な経過観察が必要となります。

B型:不安定型骨折

B型は不安定型骨折を指し、B1からB5までの5つのサブタイプに分類され、その不安定性ゆえに状態に合った治療介入が必要です。

分類特徴詳細
B1遠位斜骨折舟状骨の遠位1/3に生じる斜めの骨折線を持つ骨折
B2近位部骨折舟状骨の近位1/3に生じる骨折、血流が乏しく偽関節のリスクが高い
B3体部骨折舟状骨の中央部(体部)に生じる骨折
B4近位端骨折舟状骨の最も近位端に生じる骨折、診断が困難な場合がある
B5転位骨折骨片が本来の位置からずれている状態の骨折、最も不安定

B1型

B1型の遠位斜骨折は、舟状骨の遠位1/3に生じる斜めの骨折線を持つ骨折です。遠位部の血流が比較的良好であるため、A型ほどではありませんが、治癒の可能性が高い傾向があります。

B2型

B2型の近位部骨折は舟状骨の近位1/3に生じる骨折で、最も注意を要する型の一つです。この部位は血流が乏しいため、偽関節(骨折が癒合せずに安定した状態)のリスクが高くなります。早期の治療介入が必要不可欠です。

B3型

B3型の体部骨折は、舟状骨の中央部(体部)に生じる骨折です。この部位は舟状骨の湾曲が最も強い箇所であり、力学的ストレスが集中しやすいため適切な固定が重要となります。

B4型

B4型の近位端骨折は、舟状骨の最も近位端に生じる骨折です。初期のX線検査では見逃されやすく、MRIなどの高度な画像診断が必要となる場合があります。また、近位端の血流が乏しいため治癒に時間を要するケースが多くみられます。

B5型

B5型の転位骨折は、骨片が本来の位置からずれている状態の骨折を指します。最も不安定な型の骨折であり、手術的治療が必要となる場合が多いです。整復と固定を行わないと、関節面の不整や偽関節のリスクが高まります。

舟状骨骨折の症状

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)では、通常、手を伸ばして転倒した後に手首の痛みが生じます。

強制的な過伸展と橈骨の偏位による手首への軸負荷により、舟状骨が橈骨背側縁に衝突して骨折が起こります。初期症状が軽微なため、見逃されやすい点に注意が必要です。

  • 手首の痛み:代表的な症状
  • 腫れと圧痛:見逃しやすい兆候
  • 手首の動かしにくさ:日常生活に影響
  • 握力の低下:見落としがちな症状

手首の痛み

舟状骨骨折の最も一般的な症状は手首の痛みです。痛みはとくに親指側の手首部分(解剖学的嗅ぎタバコ窩)に集中する人が多くみられます。

痛みの程度は個人差が大きく軽度の不快感から激しい痛みまでさまざまで、手首を動かしたり物を握ったりする際に痛みが増強する場合があります。

腫れ・圧痛

手首の腫れや舟状骨の位置を押すと感じる痛み(圧痛)も、舟状骨骨折のもう一つの典型的な症状です。ただ、腫れが軽度である場合も多く、本人が気づきにくい場合があります。

症状特徴
腫れ軽度から中程度、主に手首の親指側
圧痛舟状骨の位置を押すと痛みを感じる

手首の動かしにくさ

舟状骨骨折が起こると、手首の可動域にも影響が出てきます。手首を曲げる際やねじる動作での動かしにくさ、親指の動きの違和感などが主な症状です。

日常生活やスポーツ活動に支障が出る方も多いですが、骨折の重症度や経過時間によって動かしにくさの度合いは異なります。

握力の低下

骨折による痛みや腫れ、手首の不安定性が原因となり、握力の低下が起こります。

程度としては、日常生活にほとんど支障がない軽度のものから、基本的な手の動作に支障が出る重度のものまで個人差があります。

骨折の回復とともに徐々に改善していくことがほとんどですが、対応が遅れると長期化するケースもあります。

舟状骨骨折の原因

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)は、主に手関節の過伸展、つまり手首を後ろに反らすような動きによって、転倒時に手をついた際に発生することが多く、スポーツや交通事故などでも起こり得ます。

病態生理

舟状骨は8つある手根骨の中でも最も大きく、近位極と遠位極があって、その間に腰部があります。

月状骨への血流は主に橈骨動脈の分枝によりますが、これらの血管は逆行性血流によって近位極の80%に血液を供給します。第2の供給源は橈骨動脈の枝である掌側浅弓からであり、これは遠位結節に入り遠位極に血液を供給します。

血液供給が逆行性であるため、舟状骨の腰の部分で骨折すると近位極は無血管壊死のリスクが高い状態です。

骨折の大部分(約65%)は腰の部分で発生し、4分の1は近位3分の1の部分で、10%は遠位3分の1の部分で発生します。

無血管性壊死の発生率は骨折部位と強い関連性があり、近位セグメントでは100%の発生率であるのに対し、舟状骨遠位セグメントでは33%に減少します。

また、舟状骨は外力に対して脆弱で、手首の動きに伴う力を効率的に分散させるのが困難な部位です。

他の手根骨との接触面積が広いため力が集中しやすいこともあり、比較的軽微な外傷でも骨折につながる可能性があります。

直接的な外力

  • 歩行中や走行中に転倒し、反射的に手をつく
  • スポーツ中に、ボールや相手選手との接触により手首に強い衝撃が加わる
  • 自動車や自転車事故で手首を強打する など

上記のような手首への直接的に加わる外力は舟状骨骨折の最も一般的な原因で、転倒や衝突などの事故によって起こるケースが多いです。

転倒時に手をつく、スポーツ中の衝突、自動車や自転車事故での手首の強打では、手首が過度に伸展または屈曲して舟状骨に強い圧力がかかり骨折につながります。

とくに、手のひらを地面に向けて転倒したときに舟状骨に集中的な力がかかりやすいです。

繰り返しの微小外傷

舟状骨骨折は一回の大きな衝撃が原因となるわけではなく、長期にわたる繰り返しの微小な外傷も骨折へつながるケースがあります。

体操での手首への繰り返しの負荷、テニスのラケットによる振動や衝撃、重量挙げの手首の過度な伸展などが、繰り返しの小さな外傷を引き起こす代表例です。

気づかないうちに舟状骨へ継続的なストレスがかかり、微小な損傷が蓄積されて最終的に骨折してしまいます。

年齢と性別による影響

舟状骨骨折の発生は、若年から中年の男性に多く見られます。男性の発生率が高い理由は、危険性の高いスポーツや職業に従事する機会が多いためです。

一方、高齢者では骨密度の低下によって、比較的軽度の外力でも骨折のリスクが高まる傾向があります。

年齢層特徴
10代~30代最も発生率が高い
40代以上発生率は減少するが、骨粗鬆症のリスクが増加

舟状骨骨折の検査・チェック方法

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)の主な検査方法は、身体診察と画像診断です。初めての診察時にも実施しますが、治療の経過を観察する際にも検査を行います。

身体診察

身体診察では、手首の腫れや変形、舟状骨周辺の圧痛を確認していきます。また、手首の動きの制限を確認する可動域検査も実施します。

とくに解剖学的嗅ぎタバコ箱圧痛、舟状骨結節圧痛、および母指軸圧迫時の疼痛があるかどうかが診断に重要です。

これら3つの圧痛の感度は100%であり、すべての圧痛を認める場合、特異度は74%に上昇すると報告されています。

このうち、母指軸圧痛の診断性能が最も低いと実証されています。また、この圧痛は舟状骨骨折の予測因子としては単独で使用できないと臨床経験から示されています。

画像診断

検査方法特徴
X線検査初期評価に用いる標準的な方法
CT検査骨折の詳細な状態を3D画像で確認
MRI検査骨折初期や骨挫傷の診断に有効

X線検査では、通常4方向(正面、側面、斜位、尺屈位)の撮影を行います。

しかし、初期段階では骨折線が見えにくいことがあるため(舟状骨骨折を検出するためのX線撮影の感度は70%にすぎません)、複数回の撮影や他の検査方法の併用が必要となるケースがあります。

そのため、舟状骨骨折が疑われる症例では、早期のMRI実施が最近の複数の研究で推奨されています。MRI検査は感度99~100%であるため、即座に診断を下して状態に合った治療を行うことができます。

手首の他の骨折や靭帯損傷に関する情報も確認できますが、骨折と骨挫傷の鑑別が困難である点からMRIスキャンで偽陽性となる例があることを認識しておくことも必要です。

ペースメーカーの使用や閉所恐怖症などでMRI検査ができないときは、感度93~95%のCTが信頼できる代替手段です。

血流評価

舟状骨の血流状態が骨折の治癒過程に大きく影響するため、造影MRI検査や骨シンチグラフィーを実施する場合があります。

造影MRI検査骨内の血流状態を評価する検査
骨シンチグラフィー骨の代謝活性を評価し、骨折の有無や治癒過程を確認する検査

舟状骨骨折の治療方法と治療薬、リハビリテーション

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)の主な治療方法は、固定や装具を使用する保存的治療や手術的治療です。

リハビリテーションも大切な治療の一つで、病型分類や症状に合わせて複数の治療法を組み合わせるのが基本です。

保存的治療

保存的治療では、ギプス固定で骨折部位を安定させ、自然な治癒を促進します。

骨折の転位が少ない人や手術リスクが高い場合に適応となり、固定期間中は定期的なX線検査を行い、骨癒合の進行を確認します。

  • ギプス固定:母指から前腕までの固定を数週間
  • 装具療法:カスタムメイドの装具で固定
  • 超音波治療:骨形成を促す低強度パルス超音波治療

手術的治療

骨折の転位が大きいときや保存的治療で癒合が得られないときには、手術的治療を検討します。

通常転位が1.5~2mmを超えるような舟状骨骨折は不安定とみなされ、手術適応と考えます。手術後は通常4~6週間のギプス固定が行われ、その後徐々に可動域訓練を開始します。

術式適応
経皮的スクリュー固定比較的新鮮な骨折で転位が少ない
観血的骨接合術転位が大きい、偽関節
骨移植術骨欠損がある、偽関節

薬物療法

舟状骨骨折の治療において、薬物療法は主に以下の目的で使用します。

  • 疼痛管理:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、鎮痛剤
  • 骨形成促進:ビスホスホネート製剤や活性型ビタミンD3
  • 感染予防:手術時の予防的抗生剤投与

特に、ビスホスホネート製剤は骨粗鬆症患者の骨折治療において、骨密度の改善と再骨折リスクの低減に効果があるとされています。

リハビリテーション

リハビリテーションでは、早期から後期まで過度な負荷を避けつつ、段階的に機能回復を図っていきます。

  1. 早期(固定中):隣接する関節の可動域維持や筋力維持が目的です。
  2. 中期(固定解除後):手関節の可動域改善や筋力強化を目指します。
  3. 後期:日常の動作や職業・スポーツ復帰に向けた機能訓練を行います。

治療効果の観察

評価項目頻度
X線検査1~4週間ごと
CT検査必要に応じて(とくに骨癒合評価時)
臨床評価毎回の診察時

骨折の治癒の評価としては、常に手首の臨床的検査とX線所見を組み合わせて評価すべきです。

骨折部位に持続する痛みは不完全な治癒または治癒の遅れを示しているケースもありますが、関連する損傷に関連している例もあります。

ただ、舟状骨が癒合した後でも、長期間にわたって解剖学的嗅ぎタバコ窩(親指側の手首)の痛みが続くケースは珍しくありません。

骨癒合の目安としては、骨折部位断面の50%以上で連続した骨性架橋が認められる場合です。

薬の副作用や治療のデメリット

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)の治療では、薬物療法よりも固定や手術といった物理的な治療が中心となるため、薬剤による副作用は通常ありません。

ただし、手術を行う場合は、麻酔によるリスクや感染症などの一般的な手術合併症が生じる可能性があります。また、固定期間が長引くことで、関節拘縮や筋肉萎縮などの問題が生じる可能性があります。

保存的治療(ギプス固定)のデメリット

デメリット説明
長期固定6〜12週間の固定が必要で日常生活に支障がある
筋力低下固定による不動で周囲の筋肉が衰える
関節拘縮長期固定により関節の動きが制限される
骨癒合不全完全な骨癒合が得られないリスクがある

主にギプスや装具による固定を行う保存的治療には、筋力低下や関節拘縮などのデメリットが存在します。

とくに、長期固定は日常生活でストレスを感じやすくなる傾向があります。

手術治療の副作用

  • 麻酔に関連するリスク(アレルギー反応、呼吸器系の問題など)
  • 手術部位の感染
  • 出血や血腫形成
  • 神経や血管の損傷
  • インプラント(スクリューやプレート)の不具合や違和感

手術的治療の副作用には、麻酔に関連するリスクや手術部位の感染、出血や血腫形成などがあります。

また、術後しばらくしてからインプラントに不具合が起きたり違和感を覚えたりすることも考えられ、再手術の必要性も出てきます。

長期的にみた合併症のリスク

舟状骨骨折の治療後は、変形性関節症や偽関節、手根管症候群や慢性的な痛みなどの合併症が起こり得ます。

初期治療の成否や生活スタイルなどにより発生するリスクが高まりますので、受傷後はすぐに受診する、治療中は医師の指示に従う、治療後も手首に負担がかからないように気をつける、といった工夫が大切です。

保険適用と治療費

舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)の治療は、基本的に保険適用となります。

ただし、治療法や入院の有無によって実際の治療費は大きく変動します。

治療内容保険適用
初診・再診
X線検査
CT検査
MRI検査
ギプス固定
手術
リハビリテーション

保存的治療の費用

保存的治療では通院での治療が基本となるため、入院費用は発生しません。長期間の固定が必要なため、定期的な通院と検査が必要です。

項目費用(3割負担)
初診料900~1,500円
X線検査1,500~2,500円
ギプス固定3,000~5,000円
再診料(月2回×3カ月)2,700~4,500円

手術的治療の費用

項目費用(3割負担)
入院費(7日間)21,000~35,000円
手術費150,000~300,000円
麻酔料30,000~50,000円
術後リハビリ(入院中)10,000~20,000円

手術を行う際には、入院費用が発生するため総費用は大幅に増加します。

手術後は通常、数日間の入院が必要です。また、退院後はリハビリテーション通院をしますので、総費用でみると約10~30万円ほどが目安となります。

以上

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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