軟骨が弱い遺伝子「GDF5」とは?変形性膝関節症のなりやすさに関わる研究

軟骨が弱い遺伝子「GDF5」とは?変形性膝関節症のなりやすさに関わる研究

「家族に膝の悪い人が多い」「まだ若いのに膝が痛む」――そんな不安を感じる方もいます。変形性膝関節症は加齢や肥満だけでなく、遺伝的な体質も発症に深く関わっています。

なかでも近年注目を集めているのが、軟骨の発育や修復に関係する遺伝子「GDF5」です。この遺伝子に特定の変異があると、膝の軟骨が弱くなりやすいことが複数の大規模研究で報告されています。

この記事では、GDF5遺伝子と変形性膝関節症の関係をわかりやすく解説し、遺伝的なリスクとの向き合い方について一緒に考えていきます。

目次

GDF5遺伝子は膝の軟骨をつくる設計図として働いている

GDF5とは「成長分化因子5(Growth Differentiation Factor 5)」と呼ばれるタンパク質をつくるための遺伝子です。この遺伝子がつくり出すタンパク質は、関節の軟骨や靭帯、半月板といった組織の形成・維持に深く関わっています。

GDF5は胎児期から関節の土台づくりに欠かせない

GDF5遺伝子は、お母さんのお腹の中にいる胎児期から活発に働きます。関節が形成される初期段階で「インターゾーン」と呼ばれる関節の原型部分に発現し、軟骨細胞や靱帯細胞が正しく分化するのを助けています。

いわば、膝関節という建物の設計図と建築資材を同時に提供しているようなものです。この遺伝子が正常に機能しないと、関節の構造そのものが脆弱になるリスクがあります。

大人になってからもGDF5は軟骨の修復を支え続ける

GDF5の働きは成長期だけにとどまりません。成人後も関節軟骨の表層に発現し続け、日々のダメージから軟骨を修復する役割を担っています。

GDF5の主な働き

時期働き影響する組織
胎児期関節組織の形成を指揮軟骨・靭帯・半月板
成長期骨の成長と関節構造の維持成長板・軟骨
成人期軟骨の修復・恒常性の維持関節軟骨・滑膜

TGF-βスーパーファミリーに属するシグナル分子としての特徴

GDF5はBMP(骨形成タンパク質)ファミリーの一員であり、TGF-βスーパーファミリーに分類されます。細胞表面の受容体に結合し、軟骨細胞の増殖や分化を促すシグナルを細胞内部に伝達します。

このシグナル伝達がうまく機能しないと、軟骨の新陳代謝が低下し、修復が追いつかなくなります。

変形性膝関節症と遺伝子の関係はどこまで解明されたか

変形性膝関節症は「年齢を重ねれば誰でもなる病気」と思われがちですが、実は遺伝的要因が発症リスクの40〜65%を占めるとされています。

双子研究や家族調査の結果から、膝関節症には明らかな遺伝的素因があることがわかってきました。

双子研究が明らかにした遺伝の影響力

イギリスで行われた大規模な双子研究では、一卵性双生児が二卵性双生児よりも高い確率で同じ関節に変形性関節症を発症することが示されました。

遺伝子が完全に一致する一卵性双生児の一致率が高いという事実は、この病気に遺伝が強く影響していることを意味しています。

多因子疾患として複数の遺伝子が関与する

変形性膝関節症は、たった一つの遺伝子だけで発症が決まる「単一遺伝子疾患」ではありません。GDF5をはじめ、FRZB、DIO2、ALDH1A2など複数の遺伝子が少しずつリスクに寄与する「多因子疾患」に該当します。

それぞれの遺伝子が持つ影響は小さくても、複数の遺伝的変異が重なると、膝の軟骨が弱い体質が形成されると考えられています。

ゲノムワイド関連解析(GWAS)で浮かび上がったGDF5の存在感

近年普及したゲノムワイド関連解析(GWAS)という手法は、数万人規模のデータから病気と関連する遺伝子変異を網羅的に探し出す研究方法です。

この解析によって、GDF5のrs143383というSNP(一塩基多型)が変形性膝関節症と統計的に有意な関連を持つことが確認されました。

遺伝子名関連する関節主な影響
GDF5膝・股・手軟骨の発育と修復
FRZB股関節Wntシグナルの調節
DIO2股・膝甲状腺ホルモン代謝
ALDH1A2レチノイン酸合成

GDF5遺伝子のSNP「rs143383」が膝関節症リスクを高める根拠

GDF5遺伝子の中でもっとも注目されているのが、rs143383と呼ばれるSNP(一塩基多型)です。

この遺伝的バリアントを持つ人は、膝の軟骨をつくるGDF5タンパク質の産生量が低下し、変形性膝関節症の発症リスクが約1.2〜1.8倍に上昇することが複数の研究で報告されています。

2007年の日本発の研究が世界に先駆けて発見した

GDF5と変形性関節症の関連を最初に大規模に報告したのは、理化学研究所(理研)を中心とする日本の研究チームでした。

2007年にNature Genetics誌に発表されたこの研究では、日本人集団において股関節症と膝関節症の両方でrs143383との有意な関連が確認されました。

この発見は世界中の研究者に衝撃を与え、その後のGDF5研究の出発点となりました。

アジア人とヨーロッパ人の両集団で確認された国際的エビデンス

日本での発見を受けて、イギリス、スペイン、オランダ、ギリシャなど欧州各国でも追試が行われました。

2008年に発表されたメタ解析では、ヨーロッパ人とアジア人の合計1万1000人以上のデータを統合し、人種を超えてrs143383が膝関節症のリスク因子であることが確認されています。

rs143383と変形性膝関節症のリスク比較

集団オッズ比統計的有意性
日本人(股関節)1.79P = 1.8×10⁻¹³
日本人(膝関節)1.27P = 0.0021
欧州・アジア統合1.21P = 0.0004

2万人以上の大規模メタ解析で結論はさらに強固になった

2015年に発表された包括的メタ解析では、11の研究チームから集められた約2万人分のデータを統合しています。

膝関節症に関するオッズ比は1.18(95%信頼区間 1.10–1.27)であり、GDF5のrs143383が膝関節症の確かなリスク因子であることが改めて示されました。

効果の大きさは一つひとつの遺伝子変異としては小さいものの、「ゲノムワイドレベルの有意性」に達しており、遺伝疫学の分野で求められるもっとも厳しい基準をクリアしています。

rs143383はどうやって軟骨を弱くするのか――分子レベルのしくみ

rs143383が変形性膝関節症のリスクを高める仕組みは、「GDF5タンパク質の産生量が減る」という非常にシンプルな現象に集約されます。遺伝子の設計図自体が壊れるのではなく、設計図を読み取る効率が下がるのです。

5’UTR領域の変異がGDF5の発現量を低下させる

rs143383はGDF5遺伝子の「5’UTR(5プライム非翻訳領域)」と呼ばれる部分に位置しています。この領域は遺伝子の「プロモーター」に近く、GDF5タンパク質がどれだけつくられるかを制御する「音量調節つまみ」のような働きをしています。

リスクアレル(T型)を持つ人では、この調節つまみが「小さめ」に設定されるため、軟骨の修復に必要なGDF5タンパク質の量が不十分になりやすいのです。

エピジェネティクス(DNAメチル化)による二重の制御

興味深いことに、rs143383の影響はDNAメチル化というエピジェネティックな修飾によってさらに調節されることがわかっています。

2011年にHuman Molecular Genetics誌に発表された研究では、rs143383のC型アレルがCpG部位を形成し、メチル化の標的になることが示されました。

メチル化が進むとGDF5の発現がさらに抑制されるため、遺伝子型だけでなく、後天的な環境要因もGDF5の働きに影響を与えることになります。

DEAF-1転写因子との相互作用が発現差を生む

rs143383の周辺にはDEAF-1という転写因子が結合する部位があり、C型とT型のどちらのアレルを持つかによって、この転写因子の結合効率が変わることが報告されています。

T型アレルではDEAF-1の結合が弱まり、その結果GDF5の転写活性が低下します。

アレル型GDF5発現量膝関節症リスク
C型(保護型)多い低い
T型(リスク型)少ない高い

GDF5の変異は膝だけでなく股関節や手にも影響を及ぼす

GDF5遺伝子のrs143383は膝関節症との関連がもっとも強く報告されていますが、股関節や手の関節にも影響が及ぶことがわかっています。ただし、関節ごとにリスクの大きさや人種差が異なる点には注意が必要です。

膝関節症では人種を超えた一貫した関連が確認されている

2009年に発表された14チームによる大規模個人レベルメタ解析では、膝関節症におけるrs143383のオッズ比は1.15(95%信頼区間 1.09–1.22)と算出され、集団間の異質性(ばらつき)はほとんどみられませんでした。

膝に関しては、アジア人でもヨーロッパ人でも一貫してリスク上昇が認められています。

股関節や手の関節ではリスクの大きさにばらつきがある

同じメタ解析で股関節症と手の関節症についても検討されましたが、効果量には集団間で大きなばらつきがありました。股関節症では統計的有意性が辛うじて認められる程度にとどまり、手の関節症では有意差が得られていません。

関節部位別のGDF5リスク影響度

関節部位オッズ比一貫性
膝関節1.15〜1.18高い
股関節1.01〜1.10中程度
手関節1.02〜1.09低い

身長や骨格の特徴にもGDF5のバリアントが関与する

オランダのロッテルダム研究では、GDF5のバリアントが身長や大腿骨軸長にも関連していることが報告されました。

GDF5は長管骨の成長にも関わっているため、関節だけでなく骨格全体のサイズや形状にも影響を及ぼしていると考えられています。

2017年の研究では、GDF5の下流にある「GROW1」調節領域が骨の成長に必要であることが明らかになり、進化的な選択圧の存在も示唆されています。

遺伝子に変形性膝関節症のリスクがあっても日常生活でできる対策は多い

GDF5の遺伝的リスクを持っていても、それだけで変形性膝関節症の発症が決まるわけではありません。環境因子や生活習慣を調整すると、遺伝的な弱点を補うことは十分に可能です。

体重管理は膝への負担を直接的に軽減する

体重が1kg増えるごとに、歩行時に膝にかかる荷重は約3〜4kg増加するとされています。遺伝的に軟骨が弱い体質を持つ方ほど、適正体重の維持による恩恵は大きくなるでしょう。

急激なダイエットではなく、バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせた緩やかな体重管理が推奨されます。

筋力トレーニングで膝関節の安定性を高める

大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝周囲の筋肉を強化すると、膝関節にかかる衝撃を筋肉が吸収してくれるようになります。

特に水中ウォーキングやスクワットといった低衝撃の運動は、膝に過度な負担をかけずに筋力を維持できるため、遺伝的リスクを持つ方に適した運動といえます。

関節に優しい生活習慣を取り入れる

正座やしゃがみ込みなど膝に大きな屈曲を強いる姿勢は、軟骨に過剰なストレスをかけます。和式トイレから洋式トイレへの変更、椅子とテーブルを使った生活への切り替えなど、日常動作の見直しも膝を守る有効な手段です。

  • 適正体重の維持(BMI 25未満を目安に)
  • 膝周囲の筋力トレーニング(大腿四頭筋・ハムストリングス)
  • 低衝撃の有酸素運動(水中ウォーキング・サイクリング)
  • 膝への過度な屈曲を避ける生活動作の工夫
  • ビタミンDやカルシウムなど骨や軟骨に関わる栄養素の摂取

GDF5研究は変形性膝関節症の予防や治療をどう変えるか

GDF5に関する基礎研究の蓄積は、将来的に変形性膝関節症の予防・治療を大きく変える可能性を秘めています。

遺伝子レベルの理解が進んだことで、従来の「痛みを抑える対症療法」から「軟骨の劣化そのものに介入する治療」への移行が視野に入ってきました。

動物実験ではGDF5タンパク質の関節内投与が軟骨損傷の進行を止めた

投与条件結果
単回投与(30μg)軟骨損傷の進行を部分的に抑制
複数回投与(100μg×3回)軟骨修復の兆候と疾患進行の停止
対照群(溶媒のみ)関節症が進行

ラットの変形性関節症モデルにおいて、組換えヒトGDF5タンパク質を関節内に注射したところ、軟骨の損傷進行が抑えられ、修復反応が促進されたことが報告されています。この結果は、GDF5の補充が治療戦略になりうることを示唆しています。

遺伝子検査による個別化予防が将来的に実現するかもしれない

rs143383などのリスクSNPを調べる遺伝子検査が普及すれば、「自分の膝は遺伝的にどの程度のリスクを持つか」を早い段階で把握できるようになるでしょう。

リスクの高い方には、積極的な筋力維持や体重管理の指導を行う個別化予防が可能になると期待されています。

エピジェネティクスへの介入という新たなアプローチ

GDF5の発現がDNAメチル化によっても制御されているという発見は、薬理学的にメチル化パターンを変化させ、遺伝子の「音量」を後天的に調整できる可能性を示しています。

基礎研究の段階ではありますが、エピジェネティクスを標的とした治療薬が開発されれば、新たな選択肢が生まれるかもしれません。

よくある質問

GDF5遺伝子の変異があると必ず変形性膝関節症になりますか?

GDF5遺伝子のリスク型(T型アレル)を持っていても、必ず変形性膝関節症を発症するわけではありません。

rs143383は発症リスクをおよそ1.2〜1.8倍に高める要因のひとつにすぎず、発症には体重・運動習慣・加齢・外傷歴など多くの環境因子が絡み合っています。

遺伝的素因があっても、生活習慣の改善や膝周囲の筋力維持によってリスクを抑えることは十分に可能です。遺伝子だけで将来が決まるものではないと考えてください。

GDF5遺伝子の検査は一般の病院で受けられますか?

現時点では、GDF5遺伝子のrs143383を調べる検査は一般的な保険診療の範囲では行われていません。研究機関や一部の自費遺伝子検査サービスで確認できる場合はありますが、臨床的な診断や治療方針の決定に直接利用される段階には至っていないのが現状です。

膝に不安がある方は、まず整形外科を受診してレントゲンやMRIなどの画像検査を受けることが先決です。遺伝子検査の進歩に伴い、将来的にはより身近な検査になる可能性もあります。

GDF5遺伝子のリスク型は日本人にどれくらいの割合で見られますか?

日本人集団ではrs143383のT型アレル(リスク型)の頻度が比較的高いことが知られています。具体的な数値は研究によって若干異なりますが、T型アレルの頻度はおおむね60〜70%台と報告されており、ヨーロッパ人集団よりも高い傾向にあります。

T型アレルを持つ方が多いからといって全員が発症するわけではなく、あくまでも集団レベルでのリスク傾向を示す数値です。

GDF5遺伝子と変形性膝関節症の関係は子どもにも遺伝しますか?

GDF5遺伝子のrs143383は親から子へ遺伝します。両親のどちらか一方、あるいは両方がT型アレルを持っていれば、お子さんもそのアレルを受け継ぐ可能性があります。

ただし、変形性膝関節症は多因子疾患であり、GDF5だけで発症が決まるわけではありません。お子さんの将来の膝の健康を考えるのであれば、適正体重を保ち、膝に過度な負担をかけない運動習慣を幼少期から身につけることが大切です。

GDF5遺伝子を標的とした変形性膝関節症の治療薬は開発されていますか?

GDF5タンパク質を関節内に直接投与する治療法については、動物実験で軟骨修復効果が確認されています。ラットモデルでは、組換えヒトGDF5の関節内注射により軟骨損傷の進行が抑えられたという報告があります。

しかし、ヒトを対象とした臨床試験は現段階では限定的であり、広く実用化された治療薬はまだ存在しません。エピジェネティクスや遺伝子発現の調節を標的とした研究も進んでおり、今後の展開が注目されています。

参考文献

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この記事を書いた人

臼井 大記のアバター 臼井 大記 大垣中央病院 整形外科・麻酔科 担当医師

日本整形外科学会認定専門医

2009年に帝京大学医学部医学科卒業後、厚生中央病院に勤務。東京医大病院麻酔科に入局後、カンボジアSun International Clinicに従事し、ノースウェスタン大学にて学位取得(修士)。帰国後、岐阜大学附属病院、高山赤十字病院、岐阜総合医療センター、岐阜赤十字病院で整形外科医として勤務。2023年4月より大垣中央病院に入職、整形外科・麻酔科の担当医を務める。

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