ほくろとは
ほくろ(mole)とは「色素性母斑」または「母斑細胞母斑」のことで、母斑細胞の増殖によるできものです。
生まれつきのこともありますが、後天性の場合が多く、からだのどこにでもできる可能性があります。
ほくろの種類
ほくろは、いくつかの異なるタイプがあり、増殖している母斑細胞のある部位によって分類され、さらに、それとは別に、いくつか特殊型のほくろもあります。
- 境界母斑(junctional nevus)
- 複合母斑(compound nevus)
- 真皮母斑(intradermal nevus)
- その他特殊型
境界母斑
母斑細胞が真皮表皮接合部に限局するタイプです。
複合母斑
境界母斑と真皮母斑の混合型です。
真皮母斑
母斑細胞がほぼ真皮に限局するタイプです。
その他特殊型
巨大先天性色素性母斑やSpitz母斑などいくつかの特殊型があります。中には悪性黒色腫などの悪性腫瘍との鑑別が難しいものもあり、注意が必要です。
当院のほくろ治療
当院では、患者様一人ひとりの肌の状態や症状に合わせて治療方法をご提案いたします。
- 経験豊富な女性皮膚科専門医が患者様のお悩みに寄り添い、丁寧に診察
- 保険診療から美容医療まで幅広く対応
- エビデンスのある医療機器を導入し、効果的な治療を提供
- 副作用やリスクを最小限に抑えるため、慎重な治療計画を立案
- アフターケアも充実し、治療後の肌のケアもサポート
外科的切除(保険治療)
外科的切除はほくろをメスを用いて切り取り、縫合するやり方で、保険適応です
ほくろを一度で完全に取り除くことができますが、切除後に線状の傷跡が残ることがあります。
真皮母斑や、盛り上がるタイプのほくろの場合は外科的切除で治療することが多いです。
CO2レーザー(自費治療)
CO2レーザーという皮膚表面を蒸散するレーザー機器を用いてほくろを焼き取るやり方で、保険外治療です。
数ミリ程度の小さく平坦なほくろを取るのに適しています。
治療のリスク・副作用
- レーザー治療は、痛みや赤み、腫れなどの副作用が出る可能性。
- いずれの治療法も、治療後のアフターケアが大切。
ほくろの治療でよくある質問
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