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前頭部線維化脱毛症(FFA)の症状

前頭部線維化脱毛症(FFA)の症状
Dr.小林智子

前頭部線維化脱毛症(FFA)は、主に閉経後の女性に見られる進行性の脱毛症で、生え際の後退や眉毛の脱毛が特徴です。

頭皮の炎症や瘢痕化を伴うこともあり、早期の診断と適切な対応が重要となります。

始まりを告げる生え際の後退・産毛消失

始まりを告げる生え際の後退・産毛消失

前頭部線維化脱毛症(FFA)の最も代表的な初期症状は、額の生え際が徐々に後退していくことです。多くの場合、前髪のラインが以前よりも後ろに下がってきたと感じることから異変に気づきます。

この生え際の後退は、単に髪が薄くなるだけでなく、産毛(うぶげ)そのものが消失してしまう点が特徴です。

生え際の変化とそのパターン

生え際の後退は、多くの場合、前頭部中央から側頭部にかけて均一に起こりますが、患者さんによっては左右非対称に進行することもあります。

初期にはミリ単位の変化であるため気づきにくいこともありますが、進行すると数センチ単位で後退し、額が広くなったように感じます。特に女性の場合、髪型で隠していると発見が遅れるケースも見られます。

初期〜中期〜進行期

生え際後退の初期サイン

サイン具体的な変化気づきのポイント
産毛の減少額の生え際にあった細く短い毛がなくなる洗顔時やお化粧の際に生え際の手触りが変わる
ヘアラインの上昇以前よりもおでこが広くなったように感じる鏡で見たときの印象、写真での比較
髪の分け目の変化分け目が固定しにくくなる、地肌が透けて見えるスタイリング時の違和感

産毛の消失と毛包への影響

FFAにおける産毛の消失は、毛包(もうほう)と呼ばれる髪の毛を作り出す組織が破壊されることによって起こります。この毛包の破壊は、自己免疫反応や炎症が関与していると考えられています。

一度破壊された毛包は再生することが難しく、その部分からは永続的に髪が生えてこなくなるため、早期の対応が大切です。更年期を迎える女性に多く見られる症状ですが、その原因の特定はまだ研究段階です。

赤み・かゆみ・灼熱感 – 頭皮炎症の警告サイン

FFAの活動期には、脱毛部位の頭皮に炎症反応が見られることがあります。自覚症状として現れるため、脱毛の進行を示す重要な警告サインとなります。

頭皮に赤みがあり、かゆみやピリピリ感を訴えている様子を示すイラスト

具体的には、頭皮の赤み、持続的なかゆみ、ピリピリとした灼熱感(しゃくねつかん)などが挙げられます。これらの症状は、毛包周囲で起きている炎症を反映しています。

頭皮の炎症症状の種類

頭皮の炎症は、FFAの進行度や個人の体質によって現れ方が異なります。軽微な場合はわずかなかゆみ程度ですが、炎症が強い場合は赤みが広範囲に及び、触れると痛みを感じることもあります。

これらの症状は、自己免疫が毛包を攻撃しているサインと考えられ、早期の治療介入が進行を遅らせる鍵となります。

炎症に伴う主な自覚症状

  • 持続的な頭皮のかゆみ
  • ヒリヒリ、ピリピリとした痛みや灼熱感
  • 脱毛部位の皮膚の赤み
  • 触れた際の圧痛

かゆみや赤みの原因と対策の重要性

頭皮のかゆみや赤みは、毛包周囲のリンパ球浸潤といった炎症細胞の活動によるものです。これらの症状を放置すると、炎症が慢性化し、毛包破壊がさらに進行してしまう可能性があります。

そのため、かゆみや赤みを感じたら、早めに専門医に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。特に更年期の女性はホルモンバランスの変化も影響するため、複合的な視点でのケアが必要です。

炎症症状への初期対応

症状考えられる原因初期対応のポイント
かゆみ毛包周囲の炎症、乾燥掻かない、保湿、専門医相談
赤み血管拡張、炎症細胞の浸潤刺激を避ける、冷却、専門医相談
灼熱感神経への刺激、強い炎症専門医による炎症抑制治療の検討

帯状に硬く残る瘢痕 – スカー状脱毛の特徴

FFAの進行した結果として現れる特徴的な所見が、瘢痕(はんこん)形成です。炎症によって毛包が破壊された後、その部位の皮膚が硬くなり、ツルツルとした質感に変化します。

帯状に硬く残る瘢痕 – スカー状脱毛の特徴

これは「瘢痕性脱毛症」と呼ばれるタイプであり、FFAはその一種です。生え際が後退した部分が、まるで白いリボンのように帯状に見えることから「リボンサイン」とも呼ばれます。

瘢痕とは何か

瘢痕とは、簡単に言うと「傷跡」のことです。FFAの場合、毛包が自己免疫反応などによって繰り返し攻撃され、破壊されると、その部分が線維組織に置き換わります。

この線維組織は通常の皮膚とは異なり、毛包や皮脂腺、汗腺といった皮膚付属器を失っています。そのため、瘢痕化した部分からは永久に毛が生えてくることはありません。

この瘢痕の形成が、FFAを非可逆的な脱毛症たらしめている大きな要因です。

FFAにおける瘢痕の特徴

FFAで見られる瘢痕は、前頭部から側頭部の生え際に沿って帯状に形成されることが多いです。初期には炎症による赤みを伴いますが、時間が経つと白っぽく、やや光沢を帯びた硬い皮膚になります。

触れると周囲の健康な皮膚との質感の違いが分かります。この瘢痕の範囲が、脱毛の最終的な範囲を示すことになります。診断の際には、ダーモスコピー検査で毛孔の消失や瘢痕化の程度を詳細に観察します。

瘢痕化の進行と見た目の変化

進行段階皮膚の状態毛穴の状態
初期(炎症期)赤み、軽度の腫れ毛穴周囲に赤み、一部毛孔不明瞭
中期(移行期)赤みは軽減、皮膚がやや硬くなる毛孔の消失が目立ち始める
後期(瘢痕期)白っぽく光沢があり、硬い皮膚毛孔は完全に消失

眉毛・まつげ・体毛にも及ぶ産毛喪失

FFAは頭髪の生え際だけでなく、眉毛やまつけ、さらには腋毛(わきげ)や陰毛といった体毛にも影響を及ぼすことがあります。

眉毛・まつげ・体毛にも及ぶ産毛喪失

特に眉毛の脱毛は、FFA患者さんの約半数以上に見られると言われており、顔の印象を大きく変えるため、多くの女性にとって深刻な悩みとなります。

眉毛脱毛のパターンと進行

眉毛の脱毛は、多くの場合、眉の外側(耳側)3分の1から始まります。徐々に眉全体が薄くなり、最終的には完全に消失してしまうこともあります。眉毛の脱毛も、頭皮と同様に毛包の破壊を伴うため、一度失われると再生は困難です。

この症状は、FFAの診断の手がかりとなることもあります。

眉毛脱毛の一般的な進行

部位初期症状進行後の状態
眉毛(外側)眉尻が薄くなる、短くなる眉の外側1/3が消失
眉毛(全体)全体の密度が低下する眉全体が消失、または非常に薄くなる

まつげや他の体毛への影響

まつげの脱毛も報告されており、本数が減ったり、細くなったりします。また、腋毛、陰毛、腕や脚の毛といった体毛が薄くなることもあります。

これらの症状は必ずしも全ての人に現れるわけではありませんが、FFAが全身の毛包に影響を与える可能性のある疾患であることを示唆しています。

原因としては、頭皮と同様に自己免疫的な機序やホルモンバランスの変化などが考えられています。

頭皮表面の光沢化・硬化 – テクスチャー変化

FFAが進行すると、脱毛部位の頭皮表面には特有のテクスチャー変化が現れます。炎症とそれに続く瘢痕化の結果、皮膚はなめらかで光沢を帯び、触れると硬く感じられるようになります。

頭皮表面の光沢化・硬化 – テクスチャー変化

これは、毛包だけでなく、皮脂腺や汗腺といった皮膚付属器が失われるために起こる変化です。

光沢のある象牙色の皮膚

活動性の炎症が治まり、瘢痕組織が成熟すると、脱毛部位の皮膚は健康な皮膚とは異なる外観を呈します。特に、毛穴が完全に消失し皮膚表面が滑らかになるため、光を反射して光沢があるように見えます。

色はやや青白く、象牙色(アイボリーホワイト)と表現されることもあります。この見た目の変化は、FFAの診断において重要な視覚的所見の一つです。

皮膚の硬化と伸展性の低下

瘢痕組織はコラーゲン線維が密に沈着したものであり、正常な皮膚組織よりも硬く、弾力性が乏しいという性質があります。そのため、FFAの罹患部位は触れると硬く感じられ、皮膚の伸展性も低下します。

この硬化は、患者さん自身が頭皮を触った際に違和感として自覚することもあります。

頭皮テクスチャー変化のまとめ

変化特徴原因
光沢化滑らかでテカテカして見える毛孔・皮膚付属器の消失、表面平滑化
硬化触ると硬く、弾力がない線維組織への置換、コラーゲン密な沈着
色調変化青白い、象牙色メラニン色素の減少、血流変化

顔面〜首に現れる小丘疹・色素沈着

FFAの症状は頭皮だけに限定されず、顔面や首の皮膚にも変化が現れることがあります。特に、顔面に小さなブツブツ(小丘疹)や、シミのような色素沈着が見られる場合があります。

顔面〜首に現れる小丘疹・色素沈着

これらの皮膚症状は、FFAの診断補助となることもあり、注意深い観察が必要です。

顔面の小丘疹(ペーパーパッチ)

一部のFFA患者さんでは、額やこめかみ、頬などに、皮膚色〜淡黄色の扁平でわずかに隆起した小丘疹が多発することがあります。これは「ペーパーパッチ」とも呼ばれ、触るとザラザラとした感触があります。

これらの丘疹は、毛包周囲の炎症や線維化が顔面の産毛の毛包にも及んでいることを示唆している可能性があります。かゆみを伴うことは稀です。

色素沈着や色素脱失

FFAの炎症が治まった後に、脱毛部位の境界や顔面に色素沈着(シミのように色が濃くなる)や、逆に色素脱失(色が白く抜ける)が見られることがあります。これは炎症後の色素異常であり、特に肌の色が濃い方で目立ちやすい傾向があります。

これらの色素変化は、美容的な観点からも患者さんの悩みを深める要因となり得ます。

顔面・頸部の皮膚所見

所見好発部位特徴
小丘疹(ペーパーパッチ)額、こめかみ、頬皮膚色〜淡黄色、扁平隆起、無症状または軽微なかゆみ
色素沈着脱毛部位の境界、顔面茶色〜黒褐色のシミ様変化
色素脱失脱毛部位、顔面皮膚の色が白く抜ける

進行ステージ別に変わる脱毛ラインの形

進行ステージ別に変わる脱毛ラインの形

FFAによる脱毛ラインの形状は、疾患の進行度や個々の患者さんによって多様性があります。初期にはわずかな後退であったものが、時間とともに特徴的なパターンを形成していくことがあります。

この脱毛ラインの評価は、FFAの進行度を把握し、治療方針を決定する上で重要です。

初期の脱毛ライン

初期のFFAでは、前頭部の生え際が全体的に数ミリから1センチ程度、均一に後退することが多いです。この段階では、産毛の消失が主な変化であり、まだ瘢痕化は目立ちません。

患者さん自身は「おでこが広くなった」「前髪が決まらなくなった」といった自覚症状を持つことがあります。

進行期の脱毛ラインのパターン

進行度に応じて異なる生え際の高さと瘢痕範囲

FFAが進行すると、脱毛ラインはより明瞭になり、いくつかのパターンを示すことがあります。

  • 帯状パターン: 前頭部から側頭部にかけて、均一な幅で帯状に脱毛が進行する最も典型的なパターンです。
  • ジグザグパターン: 脱毛ラインが不規則に入り組んだ形になることがあります。
  • M字型パターン: 男性型脱毛症(AGA)のように、前頭部中央よりも側頭部(いわゆる「剃り込み」部分)の脱毛がより進行し、M字型に見えることがあります。ただし、FFAの場合は瘢痕を伴う点が異なります。

これらのパターンは、炎症の強さや部位、個人の毛包の感受性などによって異なると考えられています。ダーモスコピーを用いた詳細な観察により、毛包の状態や炎症の程度を評価し、進行度を判断します。

脱毛ラインの進行度評価

進行度生え際の後退幅の目安主な特徴
軽度1-2cm未満産毛の消失、軽度の赤み
中等度2-4cm明らかな生え際後退、一部瘢痕化、毛孔周囲の赤みや鱗屑
重度4cm以上広範囲の瘢痕化、皮膚の光沢・硬化、眉毛脱毛の合併も多い

日常生活で気づく髪型・メイク時の違和感

FFAの症状は、専門的な診察だけでなく、日常生活の中での些細な変化や違和感から気づかれることも少なくありません。

特に女性の場合、髪型を整える際やメイクをする際に、以前との違いを感じることがFFA発見のきっかけになることがあります。

髪型のスタイリング時の変化

生え際が後退し、産毛が失われると、前髪のボリュームが減ったり、分け目が不自然に目立ったりすることがあります。

  • 前髪が薄くなり、地肌が透けて見える。
  • これまでできていた髪型が、生え際の後退で似合わなくなる。
  • おでこを出す髪型に抵抗を感じるようになる。

これらの変化は、徐々に進行するため、毎日鏡を見ていると気づきにくいこともありますが、久しぶりに会った人から指摘されたり、写真を見返した際に変化に気づいたりすることもあります。

メイク時の違和感

メイク中、眉が薄いことに気づきアイブロウで描き足している女性

眉毛の脱毛は、FFAの比較的早期から現れることがある症状です。

  • 眉毛が薄くなり、アイブロウメイクが必須になる。
  • 眉毛の形が左右非対称になる。
  • ファンデーションを塗る際に、生え際の皮膚の質感が変わったように感じる(ツルツルする、硬いなど)。

特に眉毛は顔の印象を左右するため、その変化は精神的なストレスにもつながりやすいです。眉毛の脱毛に気づいたら、頭皮の状態もあわせて確認することが大切です。これらの日常生活での気づきは、早期診断・早期治療への重要な手がかりとなります。

日常生活でのチェックポイント

場面気づきのポイント関連するFFAの症状
洗顔時生え際の手触りがツルツルする、産毛がない生え際後退、産毛消失、皮膚の光沢化
ヘアセット時前髪がまとまらない、分け目が広がる生え際後退、頭皮の菲薄化
メイク時眉が描きにくい、眉が薄くなった眉毛脱毛
頭皮ケア時頭皮のかゆみ、赤み、フケのようなもの頭皮炎症、毛包周囲炎

よくある質問

FFAはどのような人に多いですか?

前頭部線維化脱毛症(FFA)は、主に閉経後の女性に多く見られます。50代以降の女性に好発するとされていますが、稀に若い女性や男性にも発症することがあります。

詳しい原因はまだ完全には解明されていませんが、ホルモンバランスの変化や自己免疫反応、遺伝的要因などが関与していると考えられています。

生え際が後退してきたら、必ずFFAなのでしょうか?

生え際の後退は、FFA以外の原因でも起こりえます。例えば、女性型脱毛症(FAGA)や牽引性脱毛症(髪を強く引っ張る髪型が原因)などでも見られることがあります。

FFAの特徴は、生え際の後退に加えて、産毛の消失、毛孔の消失、炎症所見(赤み、かゆみ)、瘢痕化などを伴う点です。自己判断せず、皮膚科専門医による正確な診断を受けることが重要です。

診断には、視診やダーモスコピー検査、場合によっては皮膚生検などを行います。

FFAの症状に気づいたら、どうすれば良いですか?

もしFFAを疑うような症状(生え際の後退、産毛の消失、眉毛の脱毛、頭皮のかゆみや赤みなど)に気づいたら、できるだけ早く皮膚科専門医にご相談ください。

FFAは進行性の脱毛症であり、毛包が破壊され瘢痕化すると毛髪の再生は困難になるため、早期に診断を受け、進行を抑制するための治療を開始することが大切です。

治療法には、ステロイド外用薬や内服薬、免疫抑制剤などが用いられることがあります。

FFAは遺伝しますか?

FFAの正確な原因はまだ不明な点が多いですが、家族内での発症例も報告されており、何らかの遺伝的素因が関与している可能性が考えられています。

しかし、遺伝的要因だけで発症するわけではなく、環境要因やホルモン、自己免疫など複数の因子が複雑に絡み合って発症すると推測されています。ご家族にFFAの方がいる場合でも、必ずしも発症するわけではありません。

あわせて読みたい記事

FFAの症状についてご理解いただけましたでしょうか。FFAの原因や検査方法についてさらに詳しく知りたい方は、「前頭部線維化脱毛症(FFA)の原因と検査法」もご覧ください。

参考文献

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