手湿疹(てしっしん hand eczema)とは、手のひらや指などに湿疹症状を呈する炎症性疾患の一つです。
皮膚科では非常によく見かける疾患で、発症率はおよそ5~8%と言われています1)。
しばしば慢性的に赤み、ただれ、ひび割れといった症状が現れることがあり、日常生活に影響を与えることも少なくありません。
手湿疹は、さまざまな要因によって引き起こされ、その中には普段の生活の中で注意できることがいくつかあります。
この記事では、手湿疹の原因、症状、患者さん自身ができるケア方法などについて詳しく解説しましょう。
この記事の執筆者
小林 智子(こばやし ともこ)
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士
こばとも皮膚科院長
2010年に日本医科大学卒業後、名古屋大学医学部皮膚科入局。同大学大学院博士課程修了後、アメリカノースウェスタン大学にて、ポストマスターフェローとして臨床研究に従事。帰国後、同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターにて、糖化と肌について研究を行う。専門は一般皮膚科、アレルギー、抗加齢、美容皮膚科。雑誌を中心にメディアにも多数出演。著書に『皮膚科医が実践している 極上肌のつくり方』(彩図社)など。
こばとも皮膚科関連医療機関
手湿疹(てしっしん)の症状と病型分類
手湿疹には多彩な症状があり、ここで細かく説明いたします。
手湿疹の主要な症状
症状 | 説明 |
---|---|
赤み(紅斑) | 手の皮膚が赤くなる、初期段階でよく見られる現象 |
腫れ | 手の皮膚が腫れあがる、角質細胞間の浮腫による |
水疱 | 皮膚の表面に小さな液体で満たされた、プツプツとしたできものを認める |
ひび割れ(亀裂) | 進行すると皮膚が乾燥して細かく裂ける、特に関節部や指先に見られることが多い |
硬化 | 長期間の炎症や刺激により、皮膚が厚く硬くなる、深いひび割れを伴うことが多い |
痒み | 手湿疹の最も一般的な症状で、皮膚の刺激や炎症によって引き起こされる |
手湿疹の病型分類
手湿疹にはいくつかの病型がありますが、中には症状によって分類されるものがあります2)。
・角化性手湿疹:
手のひらを中心に皮膚が厚く硬くなり、ときに皮めくれ(鱗屑 りんせつ)やひび割れ(亀裂)を伴うこともあります。
・進行性指掌角化症:
指先、特に利き腕の指腹が乾燥してがさつきを認め、指紋が消失し、進行するとひび割れ(亀裂)を伴うようになります。いわゆる「主婦湿疹」と言って水仕事などに伴う物理的、および化学的な刺激が原因のことが多いです。
・貨幣状型手湿疹:
手の甲に円形型の湿疹を認め、強いかゆみを伴います。原因は刺激に伴うものからアトピー性皮膚炎までさまざまです。
・汗疱型手湿疹:
手のひらなどに小さい水疱が多発し、強いかゆみを伴います。時間が経つとかさぶた(落屑 らくせつ)となり、夏に悪化することが多いです。
・乾燥性手湿疹:
慢性的に手のひらや指先が乾燥してガサガサし、時にひび割れ(亀裂)を認めます。皮膚のバリア機能の低下が主な原因です。
また、病型は原因によって分類されることもあり2)、中にはいくつかの機序が重なっていたりもします。以下が主な原因別の手湿疹の病型です。
・刺激性接触皮膚炎:
物理的および化学的刺激が手の皮膚にダメージを与えて起こる皮膚炎で、手湿疹の多くのケースはこのタイプとなります。消毒液やハンドソープなど、日常的に使うものが刺激となることが多いです。
初期の症状としては赤みから始まり、刺激が長期にわたって続いたり強い刺激が加わったりすると水疱形成や強い痒みを伴うようになります。ひび割れ(亀裂)を認めることも少なくありません。
・アレルギー性接触皮膚炎:
アレルギー反応(いわゆる「かぶれ」)が引き起こされて起こる皮膚炎で、ニッケル、クロムといった金属や、ゴム手袋、クリームなどが原因になることが多いです。
・蛋白質接触皮膚炎:
アレルギー性接触皮膚炎と同様、アレルギー反応によって引き起こされる皮膚炎ですが、即時型アレルギーと言って接触後すぐに痒みや発疹を認める点が特徴です。
・アトピー型手湿疹:
アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下しており、外的な刺激を受けやすい状態となっています。アトピー性皮膚炎そのものの症状と併せて手の湿疹症状が悪化することも。
いずれも湿疹症状を呈する点では共通していますが、サブタイプによってその臨床的特徴は変わってきます。
参考文献
1) Agner T, Elsner P. Hand eczema: epidemiology, prognosis and prevention. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2020;34 Suppl1:4-12.
2) 日本皮膚科学会ガイドライン 手湿疹診療ガイドライン
手湿疹の原因とリスクファクター
手湿疹は、多くの要因により発症することが知られていますが、主に外的要因と内的要因に大別され、個々の患者さんによって異なる要因が絡み合って症状が出現することもあります。
手湿疹の主要な原因
大別 | 原因 | 詳細説明 |
---|---|---|
外的要因 | 化学物質 | 手に直接触れる洗剤や金属などによる刺激 |
水仕事 | 手を頻繁に水にさらすことで皮膚のバリア機能が低下 | |
機械的刺激 | 手を過度に摩擦することによる物理的な刺激 | |
寒冷や湿度の低下 | 大気環境の変化はバリア機能の低下の一因 | |
内的要因 | 遺伝的素因 | アトピー性皮膚炎に関与するフィラグリン遺伝子変異など、バリア機能が低下しやすい素因があるとリスクが高まる。 |
ストレス | 精神的なストレスが手湿疹のリスクファクターであることが報告3)。 | |
喫煙 | 喫煙によって手湿疹が悪化する可能性がある4)。 |
職業性接触皮膚炎
上で述べた手湿疹の悪化因子の中で最も多いのは外的要因、水仕事や洗剤などの刺激物、機械的刺激。
そのうち、特定の職業に従事している方々が、職業上の作業によって皮膚の炎症を引き起こすことがあり、これが「職業性接触皮膚炎」と呼ばれるものです。
美容師、医療従事者、料理人などの職業は、水仕事や刺激物との接触が多いため、手湿疹のリスクが高まることが知られており、使用状況にもよりますが、多くのケースで手に症状を認めます5)。
職業性接触皮膚炎の分類
・刺激性接触皮膚炎:
刺激物が手に触れて湿疹症状を呈し、原因はさまざまです。
除草薬や灯油などの急性に生じるタイプは農業や工業といった一次産業の職種の人に認めやすく、界面活性剤や金属などの慢性的な暴露は一次産業以外にも美容師、飲食業、医療従事者などの職種でも。
・アレルギー性接触皮膚炎:
アレルゲンとなる原因物質が繰り返し接触されることにより感作され、また同じ物質に触れることでアレルギー反応が起こり、湿疹症状を認めます。
原因物質として頻度が高いものはニッケルなどの金属や毛染めに含まれるパラフェニレンジアミン、香料や防腐剤、ゴム製品に含まれる加硫促進剤などです。
参考文献
3)Hafsia M, et al. Relationship between Hand Eczema Severity and Occupational Stress: A Cross-Sectional Study. Dermatol Res Pract. 2019;2019:8301896.
4)Sorensen JA, et al. Tobacco smoking and hand eczema – is there an association?. Contact dermatitis. 2015;7386):326-35.
5) Nicholson PJ. Occupational contact dermatitis: known knowns and known unknowns. Clin Dermatol. 2011;29(3):325–30.
手湿疹(てしっしん)の検査・チェック方法
手湿疹を正確に診断するためには、いくつかの検査やチェック方法があります。ここでは、手湿疹の診断に必要な検査やチェック方法について詳しくご紹介しましょう。
- 視診:手湿疹の診断のためには、まず皮膚科専門医による視診が行われ、具体的には患部の赤み、水疱、ひび割れなどの変化や状態を確認し、その症状の程度や広がりを評価します。
さらに、症状の発生部位や変化のパターンを通じて、他の皮膚疾患との鑑別を行い、視診と一緒に問診票で職業や金属アレルギーの有無、化粧品などの使用、アトピー性皮膚炎の既往などの詳細を確認。 - パッチテスト:手湿疹の原因にアレルギー反応が考えられる際、アレルギーの原因物質を特定するためにパッチテストが行われることがあります。
この検査は、特定の物質を皮膚に塗布し、48時間後や72時間後に皮膚の反応を確認するものです。アレルゲンに反応する場合、その部位に赤みや腫れ、水疱などの症状が。
この方法により、金属や防腐剤などの特定のアレルギー原因物質を特定することができます。 - プリックテスト:アレルギー検査のうち即時アレルギーの有無を調べる検査です。腕に水で溶かしたアレルゲンを1滴置き、その上に注射針などを用いて浅く刺します。15分後に膨疹(赤い膨らみ)の有無を確認。
手湿疹の主要な検査方法
検査方法名 | 内容 | 目的 |
---|---|---|
視診 | 皮膚の外見を目で確認 | 赤み、湿疹の範囲、皮膚の変化の程度などを評価 |
パッチテスト6) | アレルギー物質を皮膚に貼り48時間以降の反応を確認 | アレルギー性接触皮膚炎の原因物質を特定 |
プリックテスト6) | アレルギー物質を皮膚に垂らした上に針で指し15分後の反応を確認 | 蛋白質接触皮膚炎の原因物質を特定 |
患者自身でのチェック方法
患者さんご自身でも手湿疹の状態をチェックすることができます。一般的な手湿疹の症状を軽度な症状から並べたものが以下です。
- 手の皮膚の乾燥具合を確認
- 皮膚に赤みや腫れが出ていないかチェック
- かゆみや痛みの有無を確認
- 指先などにひび割れがないか確認
- 皮膚が厚く変化したりごわつきがないかどうか確認
これらのチェックを日常的に行うことで、手湿疹の状態の変化を早期に把握し、医師の診察を受けるタイミングを適切に判断することができます。
手湿疹の場合、初期の乾燥に対してハンドクリームを塗って対応している方が非常に多いですが、ハンドクリームだけでは改善することは難しく、いつの間にか炎症所見が悪化していることも少なくありません。
違和感を感じたら、早めに皮膚科を受診しましょう。
参考文献
6)日本皮膚科学会ガイドライン 接触皮膚炎診療ガイドライン
手湿疹(てしっしん)の治療方法と治療薬について
手湿疹の治療は、その原因や症状の程度に応じて異なり、ここでは、手湿疹の主な治療方法と治療薬についてご説明いたします。
診療アルゴリズム
以下は、日本の診療ガイドラインに示された手湿疹の診療アルゴリズムです7)。
手湿疹は、病型に基づく悪化因子を最初にきちんと評価することが非常に重要で、評価なしに薬だけ塗っていても、なかなか改善しないことが多々あります。
原因物質を特定できれば、まずはそれを除去するよう指導しますが、職業性接触皮膚炎では除去することがなかなか難しい場合も。
原因がはっきりしている時は、産業医あるいは安全衛生担当者と連携をとって部署の変更や代替品の用意、手袋などの装着が可能かどうかを確認します。
悪化因子の除去に加え、手袋や保湿剤によって皮膚を保護することも非常に重要です。
主な治療法
手湿疹の治療に用いられる主な治療薬をご紹介します。
・ステロイド外用薬:
手湿疹の治療の基本として、まずはステロイド外用薬が使用されます。これは、炎症を抑えるための薬で、患部に1日2回、塗布します。
薬を塗って15分程度経てば有効成分は浸透していますので、洗い流しても問題ありません。ステロイド外用薬は強さによってランクが分かれており、患者さんの症状や年齢などに応じて強さが決められます8)。
・免疫抑制外用薬(タクロリムス:商品名プロトピック):
ステロイド外用薬と同じく炎症を抑える効果があり、ステロイドのような副作用の心配がないため、ステロイド外用薬が長期に必要なケースではタクロリムス軟膏に変更できるか検討します9)。ただし、日本では保険適用外です。
・抗ヒスタミン薬:
痒みを抑える薬です。これまで手湿疹に対して抗ヒスタミン薬の治療効果を検討した報告はありませんが、炎症を抑える目的ではなく、痒みを軽減するための補助的な治療薬としてしばしば処方されます。
・光線療法:
紫外線領域の光線を当てることで過剰な炎症反応を抑制し手湿疹を改善する効果があり、ガイドラインにおいても、推奨度B(行うよう勧められる)となっています7)。
・免疫抑制内服薬(シクロスポリン:商品名ネオラール):
外用薬や光線療法でも症状の改善が難しい場合は、免疫抑制薬の内服を検討します。この薬は、皮膚の炎症を早期に抑えるために効果的ですが、血圧の上昇や腎機能への影響のリスクもあり、定期的なフォローが必要です10)。
日本では、保険適用外となります。
治療薬の使用時の注意点
- ステロイド外用薬: ステロイドには長期間の使用によって皮膚が薄くなる、毛細血管が拡張するなどの副作用のリスクがあるので、漫然にステロイドを使用することは推奨されない。
- タクロリムス軟膏: 使用開始まもなく一時的に強い熱感や刺激を感じることが。
- シクロスポリン: 腎臓への影響を確認するため、定期的な血液検査が必要。
手湿疹の治療は、早期に適切な治療を開始することが非常に重要です。治療介入が遅れると、症状が悪化するだけでなく、治療に要する時間も長くなる可能性があります。
手湿疹が疑われる場合は、速やかに皮膚科専門医に相談し、治療の指示を受けてください。
参考文献
執筆の根拠にした論文等
7) 日本皮膚科学会ガイドライン 接触皮膚炎診療ガイドライン
8) Kircik LH, et al. A randomized, double-blind phase 4 studyof the efficacy and safety of ethanol-free clobetasol propionate foam, 0.05%, vs vehicle foam in the treatment of chronic hand dermatitis. J Drugs Dermatol. 2013; 12(3): 328-334.
9) Menne T, et al. Hand eczema guideline based on the Danish gudelines for diagnosis and treatment of hand eczema. Contact Dermatitis. 2011; 65(1): 3-12.
10) Petersen CS, Menne T. Hand Eczema Is Common and Multifactorial. Acta Derm Venereol. 1992;72(6):436-7.
治療期間
手湿疹の治療期間は、患者さんの症状の重症度やタイプ、治療法の選択、そして患者さんの生活環境や体質などによって大きく異なります。
ここでは、手湿疹の治療期間に影響を与える要因について詳しく説明いたしましょう。
治療期間に影響する要因
手湿疹の治療に大きく影響を与える要因は、主に以下のようなものが挙げられます。
・早期の治療介入:
手湿疹の症状が現れた際に医療機関を受診し、早期に治療を開始することで治療期間の短縮が期待できます。治療介入が遅れると、症状の悪化や合併症が生じるリスクが高まり、治療期間が長引くケースが多いです。
・適切な薬の使用:
ステロイドなどの外用薬は、用量用法を守って使用するようにしてください。使用する量が少なかったり、頻度が少なかったりすると十分に効果が現れず、治療期間が長期化する可能性があります。
・保湿ケア:
手湿疹においては皮膚のバリア機能が低下しており、さまざまな外的刺激を受けやすい状態です。保湿剤は低下したバリア機能を改善することで手湿疹の再発を予防する効果があると言われています11)。
同じく、肌を保護するために手袋などをうまく活用することも重要です。
・重症度:
手湿疹の重症度によっても治療期間は大きく変わります。軽度の場合、適切な外用薬の塗布や生活習慣の見直しを行うだけで、数週間程度で症状が改善されることも。
一方、中等度から重度の手湿疹の場合、数ヶ月以上の治療が必要になることも少なくありません。
・生活環境:
手湿疹の背景には皮膚のバリア機能の低下があるため、ハンドソープや消毒液などの刺激物にさらされることが続くと、治療期間は長引く傾向にあります。
・体質:
アトピー体質がある方は、症状の再発を繰り返すことがあるため、定期的なケアやフォローアップが重要です。
また、手湿疹と同時に他の皮膚疾患(乾癬や接触皮膚炎など)を持っている患者さんは、それぞれの疾患に対する治療が必要となり、治療期間が長くなる場合があります12)。
手湿疹の治療期間には個人差があり、一概に「この期間で治る」とは言えません。治療の進め方やその効果、さらには患者さんの日常生活の中でのケアや予防策など、多くの要因が治療期間に影響を与えます。
定期的な受診や医師とのコミュニケーションを大切にし、適切なケアを続けることが大切です。
参考文献
11) T hyssen JP, Guidelines for diagnosis, prevention, and treatment of hand eczema. Contact Dermatitis. 2022;86(5):357-378.
12) Coenraads PJ. Hand Eczema Is Common and Multifactorial. J Invest Dermatol, 2007;127(7):1568-70.
薬の副作用や治療のデメリット
手湿疹の治療においては、さまざまな薬が用いられますが、それぞれに副作用があります。以下の表は、手湿疹の主な治療薬と副作用をまとめたものです。
薬の名前 | 主な副作用 | 詳細・注意点 |
---|---|---|
ステロイド外用薬 | 皮膚の萎縮、毛細血管拡張など | 強いステロイド薬の長期使用は副作用のリスクを高める |
タクロリムス軟膏 (プロトピック) | 灼熱感、かゆみ、皮膚の赤み | 通常、副作用は使用初期に出現し、時間とともに減少することが多い |
抗ヒスタミン薬 | 眠気、口の乾燥など | 種類によっては日中の活動や運転をきたす場合が |
免疫抑制薬 (ネオーラル) | 高血圧、腎機能障害など | 定期的な採血やフォローアップが必要13) |
治療のデメリット
手湿疹の治療は多くの場合、症状の改善や寛解をもたらしますが、治療自体にもデメリットがあります。
- 長期間の治療: 一度治療を開始すると、完全に症状が消失するまでに数週間から数ヶ月かかることがあり、光線療法はこまめな通院が必要。
- 再発の可能性: アレルゲンが完全に除去できない場合やアトピー型手湿疹の場合は、再発するリスクが。
- 治療コスト: 継続的な治療は、治療費用の増加を招くことも。
このように、手湿疹の治療は多くのメリットをもたらす一方で、副作用や治療に関連するデメリットも考慮する必要があります。治療を受ける際は、専門医と十分な相談を行い、最適な治療方法を選択することが大切です。
参考文献
13) Petersen CS, Menne T. Hand Eczema Is Common and Multifactorial. Acta Derm Venereol. 1992;72(6):436-7.
保険適用について
手湿疹で使用される治療薬の多くは保険適用ですが、一部は適用外となります。
保険適用 | 保険適用外 |
---|---|
ステロイド外用薬 | 免疫抑制外用薬(プロトピック) |
光線療法 | 免疫抑制内服薬(ネオーラル) |
保湿剤 |
外用薬や内服薬は患者さんの湿疹の範囲や重症度、年齢などによっても異なります。光線療法は、月に8回まで保険が適用され、1回の費用は3割負担で約1000円程度です。
具体的な治療の選択や保険適用についての詳細は、主治医や医療機関のスタッフに直接ご相談されることをおすすめいたします。