内ヘルニア

内ヘルニア(Internal hernia)とは、腹腔内の臓器が通常とは異なる位置に移動してしまう状態を指します。

腹腔内に本来存在しない隙間や穴ができることで発生し、外部からは見えにくいため診断が難しいのが特徴です。

症状としては突然の腹痛や吐き気、嘔吐などが現れ、重症化すると腸閉塞や血流障害を引き起こす可能性があります。

目次

内ヘルニアの病型

内ヘルニアは、腸管が腹腔内の異常な開口部や陥凹に入り込むことで発症する稀な疾患です。

発生部位や解剖学的特徴によって、腹膜窩ヘルニア、横隔膜ヘルニア、腸間膜裂孔ヘルニアの3つに分けられます。

腹膜窩ヘルニア

腹膜窩ヘルニアは、腹腔内の生理的または後天的に形成された陥凹(腹膜窩)に腸管が嵌入することで生じる病態です。

主なヘルニアの種類には、以下のものがあります。

網嚢孔(ウインスロー孔)ヘルニア

網嚢孔ヘルニアは、肝十二指腸間膜の後方にある網嚢孔を通じて小腸が網嚢内に陥入する病態です。

この開口部は通常、腹腔と網嚢を連絡する生理的な構造ですが、何らかの原因で拡大することでヘルニアが発生します。

解剖学的特徴から診断が難しいため、注意深い画像評価が必要です。

傍十二指腸ヘルニア

傍十二指腸ヘルニアは、十二指腸周囲の腹膜窩に小腸が嵌入する病態です。解剖学的位置により、左傍十二指腸ヘルニアと右傍十二指腸ヘルニアに分類されます。

腹膜窩ヘルニアの中でも比較的頻度が高く、慢性的な腹痛や腸閉塞症状を引き起こします。

盲腸周囲ヘルニア

盲腸周囲ヘルニアは、盲腸周囲の腹膜窩に小腸が嵌入する病態です。

盲腸の固定が不十分な場合や、盲腸周囲の腹膜窩が異常に大きい場合に発生しやすくなります。

横隔膜ヘルニア

横隔膜ヘルニアは、横隔膜に存在する異常な開口部を通じて腹腔内臓器が胸腔内に脱出する病態です。

主なヘルニアの種類は以下のものがあります。

種類特徴
食道裂孔ヘルニア食道裂孔の開大による胃の胸腔内脱出
ボホダレク孔ヘルニア横隔膜後外側部の閉鎖不全による臓器脱出

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアは、横隔膜の食道裂孔が異常に拡大し、胃の一部が胸腔内に脱出する病態です。加齢や肥満、妊娠などにより発生リスクが高まるとされています。

逆流性食道炎や呼吸器症状を引き起こす可能性があり、生活の質に大きな影響を与えます。

ボホダレク孔ヘルニア

ボホダレク孔ヘルニアは、主に先天性の横隔膜ヘルニアの一種です。胎生期における横隔膜後外側部(ボホダレク孔)の閉鎖不全によって生じ、腹腔内臓器が胸腔内に脱出します。

新生児期に発見されるケースが多く、呼吸障害や循環障害を引き起こす可能性があるため、早期の診断と治療が必要です。

腸間膜裂孔ヘルニア

腸間膜裂孔ヘルニアは、腸間膜に形成された異常な裂孔を通じて腸管が嵌入する病態です。

主な種類は以下のとおりです。

種類特徴
横行結腸間膜ヘルニア横行結腸間膜の開口部を通じた小腸の嵌入
S状結腸間膜ヘルニアS状結腸間膜の裂孔を通じた小腸の嵌入

横行結腸間膜ヘルニア

横行結腸間膜ヘルニアは、横行結腸間膜に生じた異常な開口部を通じて小腸が嵌入する病態です。先天性の腸間膜形成不全や、手術後の腸間膜の欠損が原因となります。

急性腹症の原因となる可能性があり、迅速な診断と対応が求められます。

S状結腸間膜ヘルニア

S状結腸間膜ヘルニアは、S状結腸間膜に形成された異常な裂孔を通じて小腸が嵌入する病態です。

加齢や慢性的な便秘などによるS状結腸の過伸展が原因となり、腸閉塞症状を呈する場合が多い病型となります。

内ヘルニアの症状

内ヘルニアの主な症状は腹痛、嘔吐、腹部膨満感などです。症状の程度や持続時間は病型によって異なります。

内ヘルニアの代表的な症状

腹痛は内ヘルニアの最も一般的な症状であり、多くのケースで突然の激しい痛みが起こります。

嘔吐は腸管の閉塞や絞扼が生じている場合に頻繁に見られる症状で、初期段階では胃液のみの嘔吐、さらに症状が進行すると胆汁や腸内容物を含む嘔吐物が見られるようになります。

また、腹部が膨らんでいるような、ガスがたまっているような不快感が起きる場合もあります。

病型別の症状の特徴

病型特徴的な症状
腹膜窩ヘルニア右下腹部痛、嘔吐、便秘
横隔膜ヘルニア胸痛、呼吸困難、嘔吐
腸間膜裂孔ヘルニア中央腹部痛、腹部膨満、嘔吐

腹膜窩ヘルニアでは右下腹部に限局した痛みが特徴的であり、急性虫垂炎と間違われることもあります。

横隔膜ヘルニアの場合はヘルニアが横隔膜を通じて胸腔内に及ぶため、胸痛や呼吸困難といった胸部症状が現れるのが特徴です。

腸間膜裂孔ヘルニアでは中央腹部の痛みが主な症状となり、腹部全体の膨満感を伴うケースが多いです。

症状の経過と重症度

内ヘルニアの症状は、急性の経過では突然の激しい腹痛や嘔吐が生じ、緊急の医療介入が必要となるのが一般的です。

一方、慢性の経過をたどる場合は、軽度の腹部不快感や間欠的な腹痛が長期にわたって続きます。

また、症状の重症度はヘルニアの大きさや絞扼の程度によって異なります。

重症度臨床所見
軽度軽い腹痛、軽度の腹部膨満感
中等度持続する腹痛、嘔吐、腹部膨満
重度激しい腹痛、頻回の嘔吐、腹部膨満、ショック症状

症状の変化と注意点

内ヘルニアの症状は、時間の経過とともに変化します。

  • 痛みの性質や部位が変化する場合がある
  • 嘔吐の頻度や性状が変わる
  • 腹部膨満感が急激に悪化する可能性がある
  • 全身状態の悪化(発熱、倦怠感など)が見られる場合もある

このような症状の変化は内ヘルニアの進行や合併症の発生を示唆している場合がありますので、変化に気づいた際には速やかに医療機関を受診するようにしてください。

内ヘルニアの原因

内ヘルニアは、腹腔内の異常な開口部や陥凹を通じて、腸管が脱出することで発生する疾患です。

その原因は先天的要因と後天的要因に大別され、解剖学的な異常や手術後の変化などの様々な要素が関与します。

腸管が脱出した後に絞扼や血流障害を引き起こす可能性があり、これが内ヘルニアの主な問題となります。

先天的要因

先天的な解剖学的異常としては、腸間膜の形成不全、腹膜の異常な陥凹、横隔膜の欠損などが挙げられます。

先天的要因関連する内ヘルニアの種類
腸間膜の形成不全傍十二指腸ヘルニア、横行結腸間膜ヘルニア
腹膜の異常な陥凹網嚢孔ヘルニア、盲腸周囲ヘルニア
横隔膜の欠損食道裂孔ヘルニア、ボホダレク孔ヘルニア

後天的要因

  • 手術後の癒着や解剖学的変化
  • 外傷による腹腔内構造の変化
  • 慢性的な腹圧上昇(肥満、妊娠など)
  • 加齢に伴う組織の脆弱化

手術後の癒着や解剖学的変化は内ヘルニア発生の重要な要因の一つで、特に腹腔内の手術歴がある場合、癒着によって形成された異常な間隙を通じて内ヘルニアが発生する可能性があります。

内ヘルニアの検査・チェック方法

内ヘルニアの診断は問診、腹部診察、腹部単純X線、腹部超音波、造影CTの5つが基本で、必要に応じてMRIや腸管造影検査などが追加されます。

病歴聴取と身体診察

  • 症状や経過
  • 既往歴
  • 腹痛の性状
  • 持続時間
  • 増悪因子

このようなポイントを確認し、内ヘルニアの可能性を検討します。

身体診察では腹部の視診、触診、聴診を行い、腹部膨満や圧痛の有無、腸蠕動音の変化などを評価します。

臨床検査

内ヘルニアが疑われる際、以下の臨床検査が実施されます。

  • 血液検査(白血球数、CRP値など)
  • 尿検査
  • 腹部X線検査
  • 心電図検査

これらの検査結果は内ヘルニアの診断というよりも、合併症の有無や他の疾患の除外に役立ちます。

血液検査では炎症反応の有無や程度を確認し、全身状態を評価します。腹部X線検査では、腸管ガス像の異常や鏡面像の有無を確認して腸閉塞の可能性を検討します。

検査項目主な評価内容
血液検査炎症反応、電解質異常
腹部X線検査腸管ガス像、鏡面像

画像診断

内ヘルニアの確定診断には画像検査が不可欠です。主に用いられる画像検査には、以下のようなものがあります。

画像検査特徴
CT検査高い空間分解能、造影による血流評価
超音波検査非侵襲的、リアルタイム観察可能
MRI検査優れた軟部組織コントラスト、放射線被曝なし

腹部CT検査

腹部CT検査はヘルニア門の同定や嵌頓腸管の評価、周囲臓器との関係性の把握に優れています。

造影剤の使用により腸管の血流評価も可能となり、腸管虚血の有無を判断する上で大切な検査です。

腹部超音波検査

腹部超音波検査は腹水の有無や腸管壁の肥厚、腸管の拡張状態などを評価できます。

ただし内ヘルニアの直接的な診断には限界があり、他の画像検査と組み合わせて用いられることが多いです。

MRI検査

MRI検査は、特に小児や妊婦など放射線被曝を避けたい患者に対して選択される場合があります。

鑑別診断

内ヘルニアの診断においては、類似した症状を呈する他の疾患との鑑別が重要です。主な鑑別疾患には、以下のようなものがあります。

特に腹部CT検査は多くの鑑別疾患の除外に有用であり、診断の確実性を高めるのに役立ちます。

内ヘルニアの治療方法と治療薬について

内ヘルニアの治療は、その状態や緊急性に応じて保存的治療と外科的治療に大別されます。

軽度の場合は経過観察や薬物療法が選択されるケースもありますが、多くの場合は手術による根治的治療が必要です。

保存的治療

保存的治療の主な目的は症状の緩和と合併症の予防であり、絶食、経鼻胃管の挿入、輸液療法、薬物療法などが含まれます。

保存的治療の主な方法とその目的

治療法目的
絶食腸管の安静を保ち、症状の悪化を防ぐ
経鼻胃管の挿入腸管内容物の減圧を行い、腹部膨満を軽減する
輸液療法脱水の改善と電解質バランスの是正を行う
薬物療法痛みや嘔吐などの症状を緩和する

外科的治療

内ヘルニアの多くの場合で外科的治療が必要となり、手術の目的は脱出した腸管を還納し、ヘルニア門を閉鎖することです。

手術方法は患者様の状態やヘルニアの種類によって選択され、開腹手術、腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術、緊急手術(腸管壊死の場合)などがあります。

  • 開腹手術
  • 腹腔鏡下手術
  • ロボット支援下手術
  • 緊急手術(腸管壊死の場合)

開腹手術は従来から行われている標準的な手術方法で、腹部に大きな切開を加え直接ヘルニアを修復します。

腹腔鏡下手術は小さな切開口から細い器具とカメラを挿入して行う低侵襲な手術方法で、負担が少なく回復が早いのが利点です。

腸管壊死などの重篤な合併症が疑われる場合には、緊急手術が行われます。

処方薬

内ヘルニアの治療過程では様々な薬剤が使用され、これらの薬剤は症状の緩和や合併症の予防、術後管理などに用いられます。

主な処方薬

  • 鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬、オピオイド系鎮痛薬)
  • 制吐薬(メトクロプラミド、オンダンセトロンなど)
  • 抗生物質(セファゾリンなど)
  • 胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬、H2受容体拮抗薬)など

鎮痛薬は術後の痛みや不快感を軽減するために使用され、制吐薬は嘔吐を抑制し患者様の苦痛を和らげる効果があります。

抗生物質は術後感染の予防や治療に用いられ、胃酸分泌抑制薬はストレス潰瘍の予防や胃内容物の逆流防止に使用されます。

内ヘルニアの治療期間と予後

内ヘルニアの治療期間は、個々の患者の状態や手術の複雑さによって大きく異なります。

予後は概ね良好ですが、再発のリスクや長期的な経過観察が必要です。

手術直後の回復期間

回復段階期間主な目標
急性期1-3日全身状態の安定化
回復期4-7日食事再開、離床

手術の複雑さや年齢、既往歴によって、入院期間は1週間から2週間程度まで延長される場合があります。

術後の回復状況に応じて、徐々に食事の再開や離床が進められます。

自宅療養と社会復帰

退院後の日常生活や社会活動への復帰までの期間は個人差が大きく、通常2週間から1ヶ月程度を要します。

自宅療養中は過度な身体的負担を避けつつ、徐々に活動量を増やしていくことが推奨されます。

社会復帰の時期は、患者の職業や生活環境によっても異なりますが、多くの場合術後4〜6週間程度で可能となります。

長期的な経過観察

内ヘルニアの手術後は、長期的な経過観察が重要です。術後の定期検診では、以下の点を確認します。

  • 手術部位の状態
  • 再発の兆候
  • 腸管機能の回復状況
  • 全身状態の評価

これらの経過観察は術後1年間3〜6ヶ月ごとに行われ、その後は年1回程度の頻度で継続されるのが一般的です。

経過観察期間頻度
術後1年目3-6ヶ月ごと
術後2年目以降年1回程度

予後と再発リスク

一般的に、早期診断と治療を受けた内ヘルニア患者の予後は良好です。多くの方は完全に回復し、通常の日常生活に復帰することができます。

しかし、治療を受けずに放置された内ヘルニアは深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

最も重篤な合併症は絞扼性腸閉塞で、ヘルニアに嵌まる腸管の血流が遮断される状態です。

絞扼性腸閉塞は、腸管の壊死、腹膜炎、敗血症につながる可能性があり、致命的となる可能性があります。

また、再発のリスクがあり、再発率は報告によって異なりますが約5〜15%程度とされています。

再発のリスク因子

  • 高齢
  • 肥満
  • 慢性的な便秘
  • 腹圧上昇を伴う活動(重労働など)

これらのリスク因子を有する場合、より慎重な経過観察と生活指導が必要です。

薬の副作用や治療のデメリットについて

内ヘルニアの保存的治療では主に薬物療法に関連する副作用が、外科的治療では手術に伴う合併症や麻酔のリスクがあります。

保存的治療における副作用

保存的治療では使用される薬剤の種類によって副作用の内容や程度が異なります。

主な薬剤と代表的な副作用

薬剤の種類代表的な副作用
鎮痛薬胃腸障害、腎機能障害
制吐薬錐体外路症状、眠気
抗生物質アレルギー反応、腸内細菌叢の乱れ
胃酸分泌抑制薬骨折リスクの上昇、ビタミンB12欠乏

鎮痛薬の使用では胃腸障害や腎機能障害に注意が必要で、特に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の長期使用は消化性潰瘍のリスクを高める可能性があります。

外科的治療における合併症

外科的治療では手術に伴う様々な合併症のリスクがあり、全身状態や手術の方法によって発生率が異なります。

主な合併症

  • 出血
  • 感染
  • 腸管損傷
  • 麻痺性イレウス
  • 癒着性イレウス
  • 創傷治癒遅延

腸管損傷は手術操作中に誤って腸管を傷つけてしまうことで生じ、見逃された場合は腹膜炎などの重篤な合併症につながる可能性があります。

麻酔に関連するリスク

内ヘルニアの手術では全身麻酔が用いられる場合が多く、麻酔に関連するリスクも考慮する必要があります。

麻酔関連のリスクと特徴

リスク特徴
呼吸器合併症無気肺、肺炎など
循環器合併症不整脈、血圧変動など
悪性高熱体温上昇、筋強直など
術後認知機能障害一時的な認知機能の低下

呼吸器合併症は特に高齢者や喫煙者で発生リスクが高くなり、術後の早期離床や呼吸リハビリテーションが予防に有効です。

悪性高熱はまれではありますが生命を脅かす重篤な合併症で、家族歴のある患者様では特に注意が必要です。

長期的なリスク

主な長期的リスクには慢性疼痛、腸閉塞などがあり、再発のリスクは手術方法や患者様の状態によって異なるため、定期的な経過観察が再発の早期発見に重要です。

慢性疼痛は手術部位に持続的な痛みが残ることを指し、神経損傷や癒着が原因で起こる可能性があります。

保険適用と治療費

お読みください

以下に記載している治療費(医療費)は目安であり、実際の費用は症状や治療内容、保険適用否により大幅に上回ることがございます。当院では料金に関する以下説明の不備や相違について、一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

内ヘルニアの治療費は、保険適用により大幅に軽減されます。手術が必要な場合、入院費用を含めて約30万円から80万円程度が一般的ですが、健康保険を使用すると自己負担額は大きく減少します。

具体的な費用は個々の状況や医療機関によって異なるため、各医療機関で直接ご確認ください。

保険適用について

内ヘルニアの治療は健康保険の適用対象となります。

通常の自己負担額は医療費の1~3割ですが、高額療養費制度を利用すればさらに負担を抑えられる可能性があります。

手術費用の内訳

内ヘルニアの手術費用は、手術の複雑さや入院期間によって変動します。一般的な費用の内訳は以下の通りです。

項目概算費用
手術料15万円~30万円
入院費10万円~40万円
麻酔料5万円~10万円

これらの費用に加えて、術前検査や術後の投薬、リハビリテーションなどの費用が発生する場合があります。

※金額は保険適用前の総額であり、実際の自己負担額はこれよりも少なくなります。

以上

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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