腎臓病の進行によって透析を検討し始めると、日常生活や仕事への影響が気になりやすくなります。そのような方が将来的に腎臓移植を選択肢に入れることも珍しくありません。
腎臓移植は、健康な腎臓を提供してもらうことで、透析に頼らない生活をめざす治療方法です。
本記事では、腎臓移植の概要や手術当日の流れ、そして術後の生活について解説し、移植に関心を寄せる方が安心して準備を進められるよう、情報をまとめます。
腎臓移植とは
腎臓移植は、慢性腎不全などで腎機能が低下し、透析に頼らずに体内で老廃物の排出や水分調整を行うための方法として考えられています。
腎移植を受けることで、より自由度の高い生活を取り戻したり、身体全体の状態を整えたりすることをめざします。
腎臓移植の概要
腎臓移植は、健康なドナーから提供された腎臓をレシピエント(移植を受ける人)の体内に移植する外科的治療です。
慢性腎不全などが原因で腎臓の働きが十分に発揮できない場合、透析を行いながら日常生活を送るか、もしくは腎臓移植によって体内で腎機能を回復させるかという選択肢があります。
腎臓移植には生体腎移植と脳死または心停止後の献腎移植があり、家族などがドナーとなるか、臓器提供意思表示をした方がドナーとなるかで方法が異なります。
透析との関係
透析治療は、血液中の老廃物を除去するために定期的に医療機関や在宅機器を利用して行います。しかし、週に複数回の治療や制限の多い食事管理などが続くため、患者にとって身体的・心理的な負担がかかりやすい面があります。
腎臓移植を受けた場合、うまく拒絶反応をコントロールできれば透析から解放されるので、時間的余裕が増し、生活の質が向上する可能性があります。ただし、移植後の免疫抑制剤の服用や定期的な受診なども必要になります。
身体における腎臓の役割
腎臓は血液をろ過し、老廃物や余分な水分を排出する重要な臓器です。そのほか、血圧の調整や体内の電解質バランスを保つ働きなど、多岐にわたる機能を担っています。下に腎臓の主な機能をまとめます。
腎臓の主な機能
機能の名称 | 役割の概要 |
---|---|
老廃物の排出 | 血液中の老廃物や毒素をろ過し、尿として排出 |
水分の調整 | 必要な水分量を調整し、余分な水分を尿として排出 |
電解質バランス | ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの濃度を調整 |
血圧の維持 | 血液量やホルモン分泌を通じて血圧を一定に保つ |
ホルモン分泌 | 赤血球を増やすエリスロポエチンなどを分泌 |
腎臓移植を考えるタイミング
慢性腎不全が進行すると、透析を行わないと日常生活を維持するのが困難になる場合があります。通常は透析治療を続けながら腎臓移植を検討し、ドナーが見つかった段階で専門チームと相談のうえ、実施の可否を判断します。
早期に情報を得ておくことで、本人や家族が納得できる選択をしやすくなります。
腎臓移植が必要とされる背景
腎臓病は初期症状がわかりにくいため、気づいたときには腎機能がかなり低下しているケースがあります。
透析や食事療法で進行を遅らせたり維持したりすることも可能ですが、負担が大きいため、より生活の自由度を高めたいという希望から腎臓移植を検討する人がいます。
慢性腎臓病と透析治療
慢性腎臓病には糖尿病性腎症や高血圧性腎硬化症など、さまざまな原因があります。いずれも腎機能が少しずつ落ちていくため、生活習慣の改善や投薬などで管理しますが、重度になると透析導入を余儀なくされる状況になります。
透析で生きるうえで大切な老廃物除去や水分調整は可能ですが、週に何度も病院へ通わなくてはならないなど、時間的制約や体力的負担が生じます。
腎臓移植を選択する意義
腎臓移植を行うと、自身の体内で老廃物処理やホルモン分泌が行われるため、透析から解放されるメリットがあります。ただし、免疫抑制剤の服用や定期的な検査が続くため、手術を受けて終わりというわけではありません。
下に腎臓移植を検討する目安となる症状や数値をまとめます。
腎臓移植を検討する目安となる症状や数値
指標・症状 | 具体的例 |
---|---|
GFR値 | 30mL/min/1.73㎡以下になり透析導入を検討 |
貧血の悪化 | エリスロポエチン分泌低下による重度の貧血 |
高カリウム血症 | 食事制限を厳格にしても改善が難しい場合 |
高度のむくみ | 利尿剤の効果が限定的である |
こうした症状や数値が続く状態では、医療チームと相談し、移植を含めた将来の治療方針を話し合うことが大切です。
生体腎移植と亡くなったドナーからの移植
腎臓移植には、大きく分けて生体腎移植と献腎移植の2種類があります。生体腎移植は、家族や親戚など、血縁や親しい関係にある人から腎臓を提供してもらう方法です。
一方で、脳死や心停止後に臓器提供を意思表示された方から腎臓を受け取るのが献腎移植です。以下に両者の特徴を示します。
生体腎移植と献腎移植の違い
項目 | 生体腎移植 | 献腎移植 |
---|---|---|
ドナーの状態 | 健康な家族など | 脳死または心停止後の方 |
移植までの期間 | 比較的早い場合が多い | 待機期間が不確定 |
組織適合性 | 血縁者がドナーだと相性が良いことが多い | 他人の臓器であるため注意が必要 |
メリット | 短期間で手術可能、レシピエントの状態を考慮しやすい | 生体ドナーへの身体的負担が発生しない |
留意点 | ドナーへの身体的リスクがある | 臓器提供のタイミングが不明確 |
医師や専門スタッフとの連携
腎臓移植に関しては内科や泌尿器科、移植外科、コーディネーターなど多職種が関わります。移植の適応判定やドナー・レシピエント双方の検査スケジュールなどは、専門スタッフとこまめに連絡を取りながら進める必要があります。
ドナー条件と検査
腎臓移植で大切なのは、ドナー側も健康を保ち、無理なく腎臓の提供ができるかという点です。ドナー条件を満たした方でなければ、提供後の健康や生活にリスクが伴うため、慎重に検討します。
ドナー条件の概要
ドナー条件としては、法的に成人していることや深刻な基礎疾患がないことなどが一般的な要件になります。また、血縁関係や婚姻関係による繋がりなど、法律で定める提供可能範囲内にあることが求められます。
ドナー本人が十分に理解し、意思表示を行ったうえで提供をすることが、倫理面でも大切です。
ドナー候補者に必要な健康チェック
ドナーとなる候補者が健康であるかどうかを確認するために、各種の検査を行います。心臓や肝臓など、腎臓以外の臓器についても異常がないか調べる必要があります。以下は主なチェック項目の一例です。
ドナー条件のチェック項目
検査内容 | 目的 |
---|---|
血液検査 | 貧血や肝機能、感染症などの確認 |
尿検査 | 尿蛋白や潜血の有無を確認 |
画像検査(CT,MRI) | 腎臓の形態や動脈・静脈の状態を評価 |
心電図・心エコー | 心臓の疾患リスクを事前に把握 |
血液型・HLA型検査 | レシピエントとの相性を調べる |
十分な検査を行い、ドナーが手術を受けても日常生活に大きな支障が出ないことを確認してから移植の準備を進めます。
相性や血液型の考え方
腎臓移植では、ドナーとレシピエントの血液型やHLA(ヒト白血球抗原)の適合性を考慮します。HLAが近いほど拒絶反応のリスクが低くなる傾向があるため、血縁関係者からの提供だと適合しやすい場合が多いです。
しかし、血液型不適合移植も免疫抑制療法の進歩により選択肢となっています。
ドナーとレシピエントの協議
提供者・被提供者双方の同意と理解が得られているかどうかは、移植後の経過にも関わる重要な要素です。家族間で丁寧に話し合い、移植に対する考え方や手術後のサポート体制を整えておくことが望ましいです。
手術の流れ
腎臓移植手術を受けるには、事前の検査や入院準備が必要です。安全に実施するためにも、日程を調整しながら着実に準備を進めることが大切です。
事前準備と入院計画
レシピエントとドナー双方が専門外来を受診し、身体検査や各種の血液検査、画像検査を行います。移植の可否やベストなタイミングを医療チームと協議し、入院日を決めます。
通常、手術前日や2~3日前に入院して状態を最終確認する場合が多いです。以下は手術当日の流れを示したものです。
手術当日の流れ
時刻 | 主な内容 |
---|---|
朝 | 血液検査、最終身体確認 |
午前 | レシピエント・ドナーそれぞれ手術室へ移動 |
昼頃 | 腎臓摘出(ドナー側)、移植(レシピエント側) |
午後 | 手術終了後、集中治療室または病室へ |
夕方~夜 | バイタルサインや出血の確認を継続 |
ドナー側は腎臓の摘出が終われば手術が終了となり、レシピエント側は新しい腎臓が機能し始めるかどうかを慎重に観察します。
手術の方法と所要時間
腎臓移植はおもに全身麻酔下で行い、ドナーの腎臓を摘出するチームとレシピエントに移植するチームが同時進行で手術を行うことが多いです。ドナーの腎臓を傷つけないように摘出したうえで、レシピエントの骨盤内に新しい腎臓を繋ぎます。
手術時間は個人差もありますが、ドナー側で2~3時間、レシピエント側で3~5時間程度を要することが一般的です。
術後の痛みや管理
移植手術では大きな切開を伴う場合があり、術後は切開部の痛みを感じることがあります。痛み止めや鎮静薬を使用しながら、無理のない範囲で身体を動かします。
ドナー側は腎臓を提供した後も残りの腎臓が通常通り機能するか確認し、レシピエント側は新しい腎臓の働きを確認するために血液検査や尿量測定をこまめに行います。下に術後に行う主な検査内容を示します。
術後に行う主な検査内容
検査 | 目的 |
---|---|
血液検査 | クレアチニンや尿素窒素の変化をモニタリング |
尿検査 | 尿タンパク・血尿の有無、尿量の推移 |
超音波検査 | 移植腎の血流や構造異常の有無 |
レントゲン撮影 | 移植腎付近や胸部の状態評価 |
心臓モニタ | 全身状態や血圧・脈拍を確認 |
入院期間中の注意点
ドナーは早ければ術後数日で退院できることがありますが、レシピエントは移植した腎臓が安定して機能するかを見極めるため、比較的長めの入院となることがあります。
退院時期は医師の判断だけでなく、本人の回復具合や合併症の有無などを総合的に考慮して決めます。
術後の生活
退院後は、腎臓移植を受けた身体を維持し続けるためのセルフケアが大切です。免疫抑制剤の服用や感染症対策などを怠らず、定期的に診察を受けることで移植腎を守ります。
退院後の日常生活
退院した直後は無理せずに、ゆっくり体力を回復させることが望ましいです。日常動作は徐々に拡大し、痛みや疲労を感じたら休むようにします。
また、ドナーも過度な運動や重いものの持ち上げなどを控えつつ、数週間程度で普段の生活リズムに戻ることができます。ただし、定期的に術後検診を受けるために通院し、血液検査や尿検査で腎臓の状態を確認する必要があります。
服薬管理と定期検査
レシピエントは、拒絶反応を抑えるために免疫抑制剤などを複数内服します。これらの薬をきちんと管理し、飲み忘れを防ぐことが重要です。
医師から指示された時間や用量を守らないと拒絶反応を引き起こしたり、副作用が強く出たりするリスクが高まります。決められたスケジュールで受診し、以下のような項目を検査します。
- 血液検査で腎機能をチェック
- 尿検査でタンパクや血液が出ていないか確認
- 薬の血中濃度を測定
- 血圧や体重の変動をモニタリング
服薬に関しては、医療機関が発行する手帳やアプリなどを活用し、管理を徹底することが推奨されます。
食事と運動のポイント
移植直後は塩分やタンパク質の摂取に配慮しつつ、健康的な食生活を心がけます。血圧のコントロールが重要なので、過度な塩分摂取は避けます。
また、カロリーの摂りすぎにも注意し、適度な体重を維持することを意識すると移植腎への負担を減らしやすくなります。体力回復の段階や医師の許可を得たうえで、ウォーキングなど軽めの運動から始め、徐々に体力をつける方法が望ましいです。
再発予防と長期的なフォローアップ
慢性的な腎臓疾患の原因によっては、移植後も基礎疾患の管理が必要です。高血圧や糖尿病がある方は特に、適切な食事療法や生活習慣の見直しを続けることが大切になります。
以下のような生活指針を取り入れると腎臓への負担を軽減しやすくなります。
- 塩分を控えた食事
- 定期的な運動と体重管理
- 十分な水分補給
- 禁煙や過度な飲酒の回避
長期的な検診によって、腎移植した腎臓の機能や副作用の有無を確認し、問題があれば早期に対処します。
生体腎移植における倫理的配慮
生体腎移植は家族や親しい関係者から腎臓を提供してもらうため、当事者間だけでなく医療スタッフとの信頼関係と適切な情報共有が重要です。
家族や親戚との話し合い
生体腎移植は提供者の身体にリスクが伴います。そのため、家族や親戚との話し合いでは、手術の流れや提供後の身体面・精神面への影響などを十分に検討する必要があります。
一方的な意見にならないよう、周囲のサポートを受けながら話し合いを重ねることが大切です。
ドナー保護とサポート
ドナーは身体の一部を提供するため、手術後に健康状態の変化や心理的負担が生じる可能性があります。手術前後のカウンセリングや定期的な健康診断を行い、ドナーの生活の質や心身の状態を見守るサポート体制を整えます。
ドナー保護の観点から、ドナー条件を満たせない方に無理を強いることは厳重に避ける方針を取っています。
医療チームの役割
医療チームは、ドナーとレシピエント双方が納得して移植に臨めるよう、手術内容やリスク、経済的な面などを具体的に説明します。
さらに、移植後のケアを行う内科医、外科医、コーディネーター、看護師などが連携し、合併症や拒絶反応への早期対応に努めます。
カウンセリング体制
倫理的問題や家族間のトラブルを未然に防ぐため、カウンセラーやソーシャルワーカーが相談に乗る体制を整えます。提供の是非や不安、経済的負担に関する悩みなど、精神的ストレスが少しでも軽減されるように支援を行います。
透析との比較
腎臓移植と透析のいずれを選択しても、病状や生活環境に合わせた継続的な管理が必要です。どちらが合うかは個々の状況や価値観によって異なります。
透析と腎臓移植のメリットとデメリット
どちらにも一長一短があるため、患者本人や家族が理解したうえで選択することが望ましいです。以下に代表的なメリット・デメリットを示します。
- 腎臓移植のメリット
- 自分の体内で腎機能を維持できる
- 透析が不要になり、時間の制限が少なくなる
- 食事や水分制限が緩和される可能性がある
- 腎臓移植のデメリット
- 拒絶反応に対して免疫抑制剤が必要
- 手術や移植腎が機能しないリスク
- 生体ドナーがいる場合、その負担が生じる
- 透析のメリット
- 腎移植を待たずに治療を始められる
- 手術リスクがない
- 医療保険制度の支援を得やすい
- 透析のデメリット
- 通院や在宅機器の維持管理が必要
- 食事・水分制限が厳しくなる傾向
- 全身状態の悪化や合併症発症のリスクがある
透析費用と腎臓移植費用
医療費に関しては、透析と移植で支払い形態や総額の目安が異なります。長期的な視点で比較しながら、経済的な側面を考慮する必要があります。以下に参考になる費用面の比較を示します。
透析と腎臓移植の費用面の比較
項目 | 透析治療 | 腎臓移植 |
---|---|---|
初期費用 | 機器導入やシャント造設など | 検査・手術費用、入院費 |
維持費 | 週3回程度の透析費用が継続 | 免疫抑制剤や定期検査費用 |
保険適用 | 高額療養費制度や公的補助 | 高額療養費制度や公的補助が適用される場合も |
長期的なトータルコスト | 通院費や時間的ロスが大きい | 手術費用はかかるが、長期的に見ると負担軽減になる場合も |
社会復帰や生活の質
腎臓移植後は、透析にかかる時間的制約がなくなるため、仕事や家事、趣味を続けやすくなります。体調が安定し、腎機能が良好に保たれれば長期間にわたり生活の質が向上する可能性があります。
一方で、拒絶反応や合併症が発生すれば、透析に逆戻りするケースもあるため、定期検査を怠らずに受診することが重要です。
選択を考えるうえでのポイント
どちらを選ぶかは、医療チームだけでなく本人と家族が納得して決めることが望ましいです。次のような点を考慮すると、自分に合った方法を見つけやすくなります。
- 身体的な状態と合併症の有無
- 家族や親しい人の支援体制
- 経済的負担や保険の適用
- 今後のライフプランや仕事への影響
よくある質問
腎臓移植を検討するにあたって、患者やその家族が不安に思う点は多岐にわたります。ここでは、とくによく寄せられる疑問とその概略を示します。
術後の合併症に関する疑問
- 術後、どのような合併症が起こる可能性がありますか?
-
移植後は免疫抑制剤を使うため感染症リスクが高まります。また、拒絶反応によって移植腎がうまく機能しなくなる場合もあります。傷口が感染するリスクもあるので、清潔に保つなどのケアが必要です。
- 感染予防のためにどのようなことをすればいいですか?
-
手洗いの徹底やマスク着用、人混みを避けるなどの日常的な予防策に加え、医師の指示に従ったワクチン接種などを検討してください。
ドナー提供に関する悩み
- 家族や親戚以外の人から腎臓を提供してもらうことはできますか?
-
法律上、親族や配偶者など一定の範囲内の人からの提供が基本です。特別な事情がある場合、倫理委員会などが審議し、適切な手続きを踏む必要があります。
- ドナーが後悔しないために、どんなサポート体制がありますか?
-
術前のカウンセリングや術後の定期的な受診など、ドナーを支えるための体制を用意しています。ドナー心理を配慮しながら、医療チームが継続的に健康状態を確認します。
保険や費用に関する相談
- 手術費用は高額になりませんか?
-
公的保険の適用や高額療養費制度により、自己負担が軽減されることがあります。医療機関のソーシャルワーカーや行政窓口と相談すると具体的な方法がわかりやすいです。
- ドナー側の手術費も自分が負担しますか?
-
一般的にはレシピエントの保険からドナーの検査・手術費をまかなう形になることが多いです。ただし、詳細は病院や保険制度によって異なるので、事前に確認してください。
その他のよくある疑問
- 術後すぐに職場復帰は可能ですか?
-
個人の体力や職場環境によりますが、免疫抑制剤の調整や拒絶反応のリスクを考え、医師の指示に従って段階的に復帰を計画する人が多いです。
- 術後も普通に運動して問題ないですか?
-
医師が許可した時期から運動を始めると、生活の質向上につながります。最初はウォーキングなど軽めのものから始め、無理のない範囲で継続することがポイントです。
以上
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