腎機能が低下すると、老廃物や余分な水分を排出しにくくなり、血圧や血液の成分、骨の状態にも影響が及びます。初期には自覚症状が乏しく、体調だけで進行度を判断するのは困難です。血液検査のeGFRと尿たんぱくを組み合わせると、腎臓の働きと傷みを別の面から捉えられます。
この記事では腎機能の低下による体への影響、自覚症状が出にくい理由、進行度を示す数値の意味を解説しています。
この記事に関連する診療科
夜間透析・腹膜透析、旅行や出張時の臨時透析にも対応しています。
腎機能が低下すると影響は全身に及ぶ
腎臓は尿を作るだけでなく、体内の水分や成分の濃さを整え、血液や骨を保つ働きも担います。働きが落ちたときの影響は、尿の変化だけにはとどまらず全身に及ぶのです。
血液をこして老廃物を外へ出す働き
腎臓は背中側の腰より少し上に左右1つずつあり、血液から不要な物質を取り除いて尿へ送り出します。糸球体は血液をこすフィルターに相当する、細い血管の集まり。
糸球体でこされた水分や成分のうち、体に必要な分は、その先に続く尿細管という細い管で血液へ戻されます。腎臓の働きが落ちると、この選別と調整が追いつかず、排出すべき物質が体内に残りやすくなります。
水分の調整から血液や骨への働きまで
食事や飲み物から入る水分と塩分の量は日々変わりますが、腎臓は尿へ出す量を調節して体内の状態を保っています。さらに、赤血球を作る合図となるホルモンを出し、カルシウムの利用に関わるビタミンDを働ける形へ変えています。
| 腎臓の働き | 低下したときの変化 | 体への影響 |
|---|---|---|
| 老廃物の排出 | 不要な物質が蓄積 | 食欲低下や吐き気など |
| 水分・塩分の調節 | 余分な水分が残る | むくみや血圧上昇 |
| 赤血球を作る合図 | ホルモンの産生低下 | 貧血による疲れや息切れ |
| ミネラルの調節 | リンなどの均衡が崩れる | 骨や血管への影響 |
これらの変化が同じ時期にそろうとは限らず、元の病気や残っている腎臓の働きによって現れ方は異なります。症状が1つあるだけで、その原因を腎臓に決めるのも適切ではありません。
慢性の低下と一時的な低下の違い
慢性腎臓病は腎臓の傷みを示す所見や機能低下が3か月を超えて続く状態で、CKDとも呼ばれ、糖尿病や高血圧などが背景となって時間をかけて腎臓に負担が積み重なる経過があります。
一方、脱水や急な病気などで短期間に数値が悪くなる状態は、慢性の経過とは分けて評価されます。1回の検査結果だけでは低下がどれほど続いているか分からず、慢性の病気に一時的な変化が重なる場合もあります。
老廃物と電解質の蓄積で体調が変わります
排出する力が大きく落ちると、食欲や体のだるさに影響する物質が蓄積し、心臓や筋肉を動かす成分の均衡も崩れます。老廃物、カリウム、酸の蓄積は、それぞれ違う経路で体に負担をかけます。
尿毒症による食欲低下やだるさ
尿毒症とは、腎臓から十分に排出できない物質の蓄積などによって、全身にさまざまな不調が現れる状態です。進行した腎機能低下では、食欲の低下や吐き気、強い倦怠感、集中しづらさなどが現れ得ます。
血液検査の尿素窒素やクレアチニンは老廃物に関係する数値ですが、それだけで体内に残るすべての物質を表せるわけではありません。尿毒素と呼ばれる物質群は血管や心臓にも影響し得るため、問題は胃の不調や疲れだけに限られないのです。
ただし、食欲低下やだるさには腎臓以外の原因もあるため、症状だけで尿毒症と判断せず、診察や検査を合わせて原因を確かめます。
カリウムの上昇と心臓への影響
カリウムは筋肉や神経の働きを支える電解質で、電解質とは体液に溶けて電気を伝えるミネラルを指します。余分な分を尿へ出しにくくなると血液中の濃度が上がり、心臓の拍動のリズムが乱れる危険につながります。
高カリウム血症という血中濃度が高い状態は、はっきりした不調を伴わずに進む場合もあります。筋力の低下などが出る場合もありますが、無症状なら安全という判断はできず、程度は血液検査で評価されます。
食事だけでなく、服用している薬や体内の酸の状態もカリウムの値に関わるため、数値が高い理由を1つに決めつけないのが大切です。
酸を排出しにくい状態と筋肉への負担
体内では栄養素を使う過程で酸が生じ、腎臓はその排出と中和に関わっています。機能低下が進んで酸がたまる状態を代謝性アシドーシスと呼び、血液を弱いアルカリ性に保つ働きが追いつかなくなっています。
酸の蓄積が続くと、筋肉のたんぱく質が分解されやすくなるなど、筋肉や骨にも負担が及びます。体力の低下には年齢や活動量のほか、腎臓による体内環境の調節も関係しています。
むくみと血圧上昇はなぜ起こる?
むくみや血圧の上昇には、水分と塩分を十分に排出できない状態が関わります。高い血圧は腎臓を傷める原因にもなるため、腎臓と血圧は互いに影響し合う関係です。
余分な水分が組織にたまるむくみ
腎臓からの水分や塩分の排出が不足すると、血管内だけでなく皮膚の下の組織にも水分がたまり、むくみとして現れます。足首やすねなどに出るむくみは、その場所の腎臓が悪いという意味ではなく、水分が全身を巡った結果です。
尿に多量のたんぱくが漏れる病気では、血管内に水分を保つ力が弱まり、別の経路からむくみが生じる場合もあります。むくみの有無とeGFRの低さは必ずしも一致せず、腎臓のどの働きが障害されているかも関係します。
高い血圧が腎臓にも負担をかける
体内の水分と塩分が増えると、血管を流れる血液の量が増え、血圧が上がりやすくなります。腎臓が関わる血圧調節のホルモンの働きも加わり、機能低下に伴う高血圧につながります。
その結果、糸球体の細い血管に高い圧力がかかり続けると腎臓の傷みをさらに進める要因になるため、血圧の管理は腎臓や心臓への負担を減らす目的でも行われます。
| 起こる変化 | 体内での関係 |
|---|---|
| 水分・塩分が残る | 循環する血液の量が増える |
| 血圧が高くなる | 腎臓の細い血管にも圧力がかかる |
| 腎臓の傷みが進む | 水分・塩分を調節する余力が減る |
肺に水分が及ぶと呼吸にも影響
余分な水分が肺にたまると、酸素を取り込む働きが妨げられ、息苦しさにつながります。腎臓と心臓の働きは関連しているため、心臓が血液を送り出しにくい状態が重なると、水分の停滞が一層問題になります。
息切れは貧血でも起こるため、同じ症状でも体内で起きている変化は異なります。強い息苦しさや意識の異常があるときは、原因を自分で判断せず救急受診してください。
腎機能の低下が血液と骨に及ぼす影響
血液を作る合図が減ると貧血が起こり、リンやカルシウムの調整が崩れると骨や血管に影響します。尿の量だけでは分かりにくい、ホルモンとミネラルの変化です。
赤血球を作る合図が減って起こる貧血
腎臓はエリスロポエチンというホルモンを作り、骨の内部にある骨髄へ赤血球を作る合図を送っています。機能が低下してこの合図が弱まると、酸素を運ぶ赤血球が不足し、腎性貧血と呼ばれる貧血につながります。
酸素を全身へ運ぶ力が落ちると疲れやすさや動いたときの息切れなどが現れるため、血液検査ではヘモグロビンという赤血球内の酸素を運ぶ成分を測って貧血の程度を評価します。
また、慢性腎臓病では鉄を十分に利用できなくなる変化も関わります。貧血には出血や鉄の不足など別の原因もあるため、腎臓の数値が低いという理由だけで原因を決めるわけではありません。
リンとビタミンDの変化が骨に響く
腎臓は余分なリンを尿へ排出し、ビタミンDを活性化して腸からのカルシウム吸収を助けます。リンは骨を作る材料の1つですが、排出しにくくなって体内に残ると、骨を保つための調節に負担がかかります。
ビタミンDが働ける形に変わりにくくなると、カルシウムの調節も乱れ、首にある小さな副甲状腺から出るホルモンが増える方向に働きます。この変化が続くと骨の作り替えの均衡が崩れ、骨の強さに影響します。
骨だけでなく血管にも及ぶ変化
慢性腎臓病に伴うミネラルと骨の異常は、CKD-MBDと呼ばれます。骨密度の低下だけを指す言葉ではなく、血液中の成分やホルモンの変化に加え、血管などにカルシウムが沈着する石灰化も含めて捉える名称です。
| 関係する項目 | 主に示している内容 |
|---|---|
| ヘモグロビン | 酸素を運ぶ成分と貧血の程度 |
| リン・カルシウム | 骨や血管に関わるミネラルの状態 |
| 副甲状腺ホルモン | カルシウムや骨の調節への反応 |
骨の痛みがなくても、こうした血液中の変化が先に進む場合があります。骨の問題をカルシウム不足だけと捉えて補うのではなく、リンやホルモンも含めた全体の状態に応じて治療が検討されます。
進行度はeGFRと尿たんぱくで捉える
進行度は血液をこす力を示すeGFRと腎臓の傷みを示す尿たんぱくで捉え、同じeGFRでも尿に漏れるたんぱくの量によって、将来の腎臓や心血管の病気に関するリスク評価は変わります。
eGFRは血液をこす力の推定値
eGFRは推算糸球体濾過量の略で、腎臓が1分間にどれくらい血液をこせるかを推定した数値です。通常は血清クレアチニンという血液中の老廃物の濃度に、年齢や性別を合わせて計算します。
検査票の単位であるmL/分/1.73m²は、体の大きさの違いをならして比較するための表し方です。eGFRが50でも、腎臓の働きが正確に50%残っているという意味ではなく、数値が低いほどこす力が小さい目安になります。
ただし、クレアチニンは筋肉の量にも左右されるため、筋肉が少ない高齢の方などでは働きを実際より高く見積もる場合があります。必要に応じて、筋肉量の影響を受けにくいシスタチンCという血液中のたんぱくを使った推定が加わります。
G1からG5までのステージ分類
eGFRによる区分はG1からG5までで、G3はG3aとG3bに分かれます。この区分は検査時点での働きの程度を整理するものであり、全員が同じ速さで次の段階へ進む順番表とは異なります。
| 区分 | eGFR(mL/分/1.73m²) | 働きの程度 |
|---|---|---|
| G1 | 90以上 | 正常または高値 |
| G2 | 60以上90未満 | 正常または軽度低下 |
| G3a | 45以上60未満 | 軽度〜中等度低下 |
| G3b | 30以上45未満 | 中等度〜高度低下 |
| G4 | 15以上30未満 | 高度低下 |
| G5 | 15未満 | 腎不全 |
G1やG2に当てはまるだけでは、慢性腎臓病とは診断されません。尿たんぱくや画像で分かる異常など、腎臓の傷みを示す所見が持続しているかが関係します。
eGFRが60未満の状態が3か月を超えて続く場合は、尿たんぱくがなくても慢性腎臓病に該当します。G5の腎不全という区分も腎臓の働きが完全にゼロという意味ではなく、残る機能や体への影響には個人差があります。
検査の経過と受診時に伝えること
検査結果を振り返るときは、過去の検査日とeGFRを並べ、尿たんぱくの結果も合わせて確認しましょう。同じeGFRでも、以前から安定している場合と短期間に下がった場合では、確認すべき経過が異なります。ただし、数値の差だけで低下の原因や今後の速さは判断できません。
受診時には過去の結果を持参し、今回の区分や前回からの変化、一時的な変化の可能性を尋ねましょう。検査の前後に体調を崩した時期も伝えると、経過を確認する手がかりになります。
体調の変化を伝える際は、「疲れやすい」だけでなく、いつから、どのような動作で感じるかもメモしておくと説明しやすくなります。付き添う家族が気づいた食事量や普段の活動の変化も、本人の話に添えて伝えましょう。検査結果についての疑問と生活で困っていることを一緒に整理しておくと、診察で相談する内容が具体的になります。
尿たんぱくは傷みを示すもう1つの軸
たんぱく質は通常は尿へ大量には漏れ出さない成分なので、尿たんぱくやその一種である尿アルブミンが持続して増えている状態は、腎臓のフィルターなどが傷んでいる手がかりになります。
eGFRが血液をこす量を表すのに対し、尿アルブミンは漏れの程度を表します。尿アルブミンを尿中クレアチニンで補正した比では、30mg/g未満、30以上300mg/g以下、300mg/g超をそれぞれA1、A2、A3に区分します。
尿たんぱく全体を測る検査は、尿アルブミンの検査とは対象が異なり、同じ基準値をそのまま当てはめる扱いはできません。尿検査の「+」などの表示も、定量した比と直接同じ数字としては読めないため、項目名を含めて評価されます。
eGFRが低く尿アルブミンが多い集団ほど、腎機能のさらなる低下や心血管の病気などが生じやすい関連が示されています。この関連は個人の将来を確定するものではなく、原因となる病気や全身状態も合わせて解釈する資料です。
症状がなくても腎機能の低下は否定できません
普段どおり過ごせていても、検査では腎臓の働きが落ちている場合があります。自覚症状の少なさは、残った組織が働きを補い、体内の状態をある程度保っているためです。
残っている働きが低下を補う時期
腎臓には働きの余力があり、一部が傷んでも残っている部分が負担を引き受けるため、初期には体調の変化として表れにくくなっています。ゆっくり進む経過では変化を自覚しづらく、痛みなどのはっきりした感覚を伴わないまま経過する場合もあります。
そのため、自覚症状が出た時期と腎臓が傷み始めた時期はずれる場合があり、症状がなくても検査で捉えられた変化から慢性腎臓病と診断される経過は矛盾ではありません。
尿が出る量と老廃物を出す力は別
尿が普段どおり出ていても、老廃物を十分に排出できているとは限りません。尿として水分を出す働きと、その中に不要な物質を送り出して体内の濃度を保つ働きは、同じ程度で低下するわけではないからです。
腎臓の働きが大きく落ちた段階でも尿量が保たれる場合がある一方、尿を濃くする力が落ちて薄い尿が出る場合もあります。尿の量や見た目はeGFRを置き換える指標ではなく、血液と尿を調べる意味はそれぞれ異なります。
数値が低くても体調には個人差
同じステージでも、貧血の程度や水分の蓄積、元の心臓の病気などによって、疲れや息切れの出方は変わります。数値からすべての症状を予測できるわけではなく、症状が軽い方のほうが必ず機能が保たれているともいえないのです。
体調は変わらないのに数値の低下を告げられると、戸惑うのは自然です。検査で示された働きの程度と今ある不調の原因を分けて捉えると、説明された内容を自分の状態に結びつけやすくなります。
慢性腎臓病には原因や状態に応じて進行を緩やかにする治療があり、数値の低下が見つかった後の経過も一様ではありません。症状を感じるまで待つのではなく、受けている診療の中で腎臓の働きと全身への影響を確かめていく意味があります。
よくある質問
- eGFRが60以上なら腎臓に問題はないのでしょうか?
-
60以上でも、尿たんぱくなど腎臓の傷みを示す異常が続いていれば、慢性腎臓病に該当する場合があります。eGFRはこす力の指標で、尿へのたんぱくの漏れは別に評価する項目です。
検査結果の説明を受けるときは、eGFRに加えて尿たんぱくの有無も確認しましょう。尿に漏れる成分の評価を合わせると、働きが保たれていても傷みがある状態を捉えられます。
- 腎臓のステージで今ある症状は決まりますか?
-
ステージと症状は必ずしも一致しません。血液をこす力が同じ程度でも、貧血や水分の蓄積などの違いで感じる不調は変わるため、数値と症状の両方から状態を評価します。
- 腎機能が低下すると必ず貧血になりますか?
-
全員に貧血が起こるわけではなく、進行の程度や鉄の状態などで異なります。腎臓から出る造血の合図が減る影響に加えて、赤血球を作る材料を十分に利用できるかも関わります。
疲れを感じるだけでは貧血とは決められず、ヘモグロビンなどの検査で確かめます。疲れや息切れが続くときは、腎臓の数値だけで説明を終えず、貧血を含む原因の評価について担当医に相談してください。
- 症状がなくても検査を続ける意味はありますか?
-
意味があります。腎臓は残った部分が働きを補うため、体調に変化が出る前から、機能の低下や尿へのたんぱくの漏れが認められる場合があります。
検査を受ける間隔は、病気の原因や進行度などによって異なります。症状がないという理由で予定された検査を自己判断で中断せず、通院先で示された予定に沿って確認を続けてください。
参考文献
Levin, A., Ahmed, S. B., Carrero, J. J., Foster, B., Francis, A., Hall, R. K., Herrington, W. G., Hill, G., Inker, L. A., Kazancıoğlu, R., Lamb, E., Lin, P., Madero, M., McIntyre, N., Morrow, K., Roberts, G., Sabanayagam, D., Schaeffner, E., Shlipak, M., … Stevens, P. E. (2024). Executive summary of the KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease: known knowns and known unknowns. Kidney international, 105(4), 684–701. https://doi.org/10.1016/j.kint.2023.10.016
Chen, T. K., Knicely, D. H., & Grams, M. E. (2019). Chronic Kidney Disease Diagnosis and Management: A Review. JAMA, 322(13), 1294–1304. https://doi.org/10.1001/jama.2019.14745
Grams, M. E., Coresh, J., Matsushita, K., Ballew, S. H., Sang, Y., Surapaneni, A., Alencar de Pinho, N., Anderson, A., Appel, L. J., Ärnlöv, J., Azizi, F., Bansal, N., Bell, S., Bilo, H. J. G., Brunskill, N. J., Carrero, J. J., Chadban, S., Chalmers, J., Chen, J., … Gansevoort, R. T. (2023). Estimated Glomerular Filtration Rate, Albuminuria, and Adverse Outcomes: An Individual-Participant Data Meta-Analysis. JAMA, 330(13), 1266–1277. https://doi.org/10.1001/jama.2023.17002
Badura, K., Janc, J., Wąsik, J., Gnitecki, S., Skwira, S., Młynarska, E., Rysz, J., & Franczyk, B. (2024). Anemia of Chronic Kidney Disease-A Narrative Review of Its Pathophysiology, Diagnosis, and Management. Biomedicines, 12(6), . https://doi.org/10.3390/biomedicines12061191
Pazianas, M., & Miller, P. D. (2021). Osteoporosis and Chronic Kidney Disease-Mineral and Bone Disorder (CKD-MBD): Back to Basics. American journal of kidney diseases : the official journal of the National Kidney Foundation, 78(4), 582–589. https://doi.org/10.1053/j.ajkd.2020.12.024
Lim, Y. J., Sidor, N. A., Tonial, N. C., Che, A., & Urquhart, B. L. (2021). Uremic Toxins in the Progression of Chronic Kidney Disease and Cardiovascular Disease: Mechanisms and Therapeutic Targets. Toxins, 13(2), . https://doi.org/10.3390/toxins13020142
Rigo, D., & Orias, M. (2020). Hypertension and kidney disease progression. Clinical nephrology, 93(1), 103–107. https://doi.org/10.5414/CNP92S118

