当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
明細書発行体制加算
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方につきましても、明細書を無料で発行しております。発行を希望される方は、受付にてその旨お申し付けください。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解頂きご本人以外が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、受付にてその旨お申し出ください。
一般名処方加算
当院では、後発医薬品のあるお薬について、特定の医薬品名を指定するのではなく、お薬の成分をもとにした一般名処方(お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載すること)を行っています。
これにより、特定の医薬品の供給が不足した場合でも、同じ成分で別メーカーの医薬品により患者さんにとって必要なお薬が提供されやすくなります。
一般名処方加算1:10点(全ての医薬品が一般名処方)、一般名処方加算2:8点(1品目でも一般名処方)を加算。
医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認を行う体制を有しております。受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
初診(月に1回)1点、再診(3ヶ月に1回)1点を加算。
医療DX推進体制整備加算
当院は、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
- オンライン請求を行っております。
- オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診療を実施しております。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
- 電子処方箋の発行体制を導入予定です。
- 電子カルテ情報共有サービスの取組実施のため、今後導入予定です。
初診時、月に1回に限り11点を加算。
長期収載品の選定療養について
長期収載品の選定療養とは、令和6年の診療報酬改定により、令和6年10月1日から導入された制度で、患者さんが後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある先発医薬品(長期収載品)を選択した場合に、その差額の4分の1を自己負担していただく仕組みです。
後発医薬品のある医薬品で、先発品での処方を希望される場合、選定療養の仕組みが導入され、特別の料金が発生する場合があります。
医療財政の改善に資することから後発医薬品が推奨されておりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
ベースアップ評価料について
令和7年3月から「ベースアップ評価料(Ⅰ)」の算定を開始する運びとなりましたので、お知らせいたします。
企業全体で賃上げが進む中、医療現場で働く職員の賃上げを行い、人材確保に努め、医療の質を向上させるための取り組みの一貫として国が導入したものとなっております。
これにより、令和7年3月以降、患者の皆様方の診療費のご負担が上がる場合がありますが、医療現場で働く職員の賃金引き上げに全て充てられますので、ご理解下さいますよう、何卒よろしくお願い致します。
初診(1日につき)6点、再診(1日につき)2点を加算。