メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満がベースとなり、高血圧・脂質異常・高血糖などの状態が同時に併存した結果、心血管疾患や糖尿病などの重大な合併症へと発展しやすい身体の状態です。

生活習慣の変化に伴い、洋食中心の食事や運動不足、ストレスの増加などが内臓脂肪の蓄積を助長し、高血圧や脂質異常、高血糖といった複数の問題が重なりやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクが高まることが懸念されています。

目次

メタボリックシンドロームの病型

内臓脂肪が過剰に蓄積し、その影響で高血圧や脂質異常症、高血糖が併存する状態をメタボリックシンドロームと呼び、健康診断などで腹囲や血液検査の結果をもとに判定されることが多いです。

内臓脂肪型肥満とサブタイプ

メタボリックシンドロームの中心的要素として「内臓脂肪型肥満」が挙げられますが、内臓脂肪の蓄積には個人差や体型の違いが関係します。

サブタイプ

  • 腹部の皮下脂肪は比較的少ないが、内臓周囲に脂肪が偏って蓄積しているタイプ
  • 皮下脂肪も内臓脂肪も多い混合型の肥満タイプ
  • やや標準体重に近くても、ウエスト周囲長が過剰に大きい隠れ肥満タイプ

主な肥満タイプと特徴

肥満タイプ特徴
内臓脂肪型肥満腹囲が大きく、内臓周囲に脂肪が密集。代謝異常や炎症反応が起こりやすい
皮下脂肪型肥満皮下に脂肪が多く、見た目にも体全体が丸みを帯びる傾向
混合型肥満内臓脂肪・皮下脂肪の両方が過剰になっている

複合的な代謝異常の出現

メタボリックシンドロームは、単なる肥満とは異なり、複数の代謝異常が同時に併存する状態で、主に以下の3要素が影響し合いながら病態を形成します。

  • 高血圧(血圧が高くなりやすい)
  • 脂質異常症(中性脂肪やHDLコレステロールなどの異常)
  • 高血糖(インスリン抵抗性の上昇)

複合的代謝異常

  • 内臓脂肪の蓄積により、血圧を上げるホルモンが増加する傾向
  • 血液中の中性脂肪が上がり、善玉コレステロールが下がりやすい
  • インスリンの効きが悪くなり、血糖を下げにくくなる

男性・女性の違いと年齢

日本でのメタボリックシンドローム診断基準では、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上という数値を用いることが多いですが、近年は個人差や欧米との基準の違いなどが議論されています。

また、更年期以降の女性ではホルモンバランスが変化し、内臓脂肪が蓄積しやすくなるため、男性同様にリスクが高いです。

腹囲基準の比較

国・地域男性腹囲基準女性腹囲基準備考
日本85cm以上90cm以上日本人の体型に合わせた設定
欧州・WHO基準94cm以上80cm以上欧州系人種向けの指標で、人種差を考慮
アジア太平洋90cm以上80cm以上アジア人向けに改訂された指標

合併症リスクによる分類

メタボリックシンドロームは心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、脂肪肝など多くの合併症につながるリスクが高く、重症度によっては病型を細かく分類して対策を立てる医療機関もあります。

「軽度メタボ」「中等度メタボ」「重症メタボ」といった段階的分類が行われるケースがあり、血圧や血糖、コレステロールの数値がどこまで上昇しているかによって病型を判定します。

症状

メタボリックシンドロームでは、高血圧や血糖値の上昇、脂質異常などが同時に存在することで多彩な症状を示す場合がありますが、初期段階ではほとんど自覚症状が見られません。

初期段階の無症状と潜在的リスク

実際に、内臓脂肪が蓄積し始めた段階や、高血圧の数値がやや高めになっている程度では、はっきりとした症状を感じにくいことが多いです。

そのため健康診断の結果で指摘されるまで、自分がメタボリックシンドロームの状態にあることを知らない人も珍しくありません。

初期段階の特徴

  • 体重のわずかな増加、あるいは腹囲だけの増大
  • 疲れやすくなる、しかし仕事や家事を続けられる程度の軽度な不調
  • 血圧や血糖値の軽度な上昇が見られても、自覚しにくい

進行して出てくる症状

メタボリックシンドロームが進行すると、高血圧症や脂質異常症、インスリン抵抗性を背景とした糖尿病予備群・2型糖尿病などが顕在化し、さまざまな症状を感じます。

  • 階段昇降や少しの運動で息切れ、動悸が起こりやすい
  • 血圧が140/90mmHgを超えて頭痛や肩こりが増える
  • 糖尿病の初期症状(喉の渇き、頻尿、倦怠感)がみられる
  • 血液中の中性脂肪が著しく上がることで、血清が白濁するほどの高トリグリセリド血症

進行した場合の主な症状と背景

症状背景
息切れや動悸体重増加や高血圧に伴い心臓への負荷が大きくなる
頻尿やのどの渇き血糖値が上がり血糖コントロールが崩れる、糖尿病への移行
頭痛・肩こり・耳鳴り高血圧による血管・神経への負担が増える
血清中性脂肪の顕著な上昇脂質代謝異常で動脈硬化や脂肪肝に発展するリスクが高まる

動脈硬化の進展と循環器トラブル

メタボリックシンドロームが長く続くと、動脈硬化が進行し、血管内にプラーク(脂質沈着)が蓄積し、心筋梗塞や狭心症、脳卒中といった致死的な疾患に発展する危険が高いです。

特にLDLコレステロールが高い、あるいは小さいサイズのLDL(スモールデンスLDL)が多いタイプだと、プラーク形成が加速します。

注意すべき症状

  • 何もしていないときでも胸の痛みや圧迫感を感じる
  • 片方の手足がしびれたり力が入りにくくなるエピソードがある
  • 運動中、急に心臓が苦しくなり動けなくなる

肥満以外の体型でも注意

メタボリックシンドロームは肥満のイメージが強いものの、やせ形でも内臓脂肪が過剰に蓄積している「隠れ肥満」という状態があるので、BMIが正常範囲でもウエスト周囲長を計測して内臓脂肪型肥満を疑うことが大切です。

メタボリックシンドロームの原因

メタボリックシンドロームを招く原因は、一言でいえば「生活習慣の乱れ」が大きく関与していますが、遺伝的要素やストレス、加齢なども複雑に絡み合っており、単純に食事制限や運動だけで全員が同じ成果を得られるわけではありません。

食習慣の乱れ

高カロリー・高脂質・高糖質の食事を好み、野菜や食物繊維を十分に摂らない生活が内臓脂肪の蓄積を促進しまた、、不規則な時間帯での食事や夜食の習慣は血糖コントロールを崩しやすく、脂肪の分解代謝を乱す要因です。

  • ファストフードや揚げ物、菓子類の過剰摂取
  • 野菜・果物・食物繊維が不足し、ビタミンやミネラルが十分ではない
  • 就寝前の夜食や深夜の間食が常習化

運動不足

日常的な運動量が不足すると、エネルギー消費が少なくなるだけでなく、筋肉量の減少によって基礎代謝まで低下し、食事からのエネルギーが余りやすく、内臓脂肪として蓄えられる形になりやすいです。

運動不足の典型例と影響

運動不足の典型例体への影響
デスクワーク中心で通勤も車筋肉量が減り基礎代謝が下がり脂肪が蓄積しやすい
休日も家で過ごすことが多い心肺機能が落ち、体重増加しやすい
階段昇降やウォーキングをしない血流が滞り、インスリン抵抗性も上がりやすい

ストレスとホルモンバランス

ストレスを抱えると、コルチゾールなどのストレスホルモンが過剰に分泌され、血糖を上げやすく脂肪をため込みやすい状態を作り出し、また、ストレス解消のために暴飲暴食に走るパターンも内臓脂肪を増やす要因となります。

  • コルチゾール分泌過多で食欲が増大
  • 交感神経優位で血圧や心拍数が上がり、高血圧リスクが増す
  • 睡眠不足が重なるとホルモンバランスがさらに乱れる

遺伝的素因や性差

メタボリックシンドロームになりやすい体質が家族内で見られることがあり、遺伝子レベルでのインスリン抵抗性や脂質代謝の傾向、肥満傾向が似通う場合があり、同じ生活環境であればリスクは一層高まります。

さらに、男性は女性に比べて内臓脂肪が付きやすく、若い頃から注意が必要です。

メタボリックシンドロームの検査・チェック方法

メタボリックシンドロームを早期に発見し、重篤な合併症を予防するためには、定期的な検査やセルフチェックが大切です。

腹囲測定とBMI

最も簡単な初期の判断基準として、ウエスト周囲長(腹囲)を計測する方法があり、日本では男性85cm以上、女性90cm以上が一応の目安とされていますが、個人差があるため絶対ではありません。

BMI(体格指数)も併せて参考にすることで、肥満度合いを把握します。

自宅で測定するときのポイント

  • おへその高さで水平にメジャーを回す
  • 息を吐いてリラックスした状態で測る
  • ウエスト周囲長が基準以上なら要注意

健康診断による血液検査

健康診断や人間ドックでの血液検査項目は、メタボリックシンドロームを判定するうえで不可欠です。

  • 血糖値(空腹時血糖、HbA1c)
  • 脂質(中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロール)
  • 血圧(収縮期・拡張期血圧)
  • 肝機能(GOT、GPT、γ-GTP)も脂肪肝の有無の把握に有効

診断に利用される主な血液検査項目

検査項目異常値の目安
空腹時血糖110mg/dL以上で高い傾向
中性脂肪(TG)150mg/dL以上で脂質異常のリスク
HDLコレステロール40mg/dL未満で低HDLリスク
血圧収縮期血圧130mmHg以上または拡張期85mmHg以上で要注意

インスリン抵抗性の評価

詳細な検査としては、HOMA-IR(インスリン抵抗性指数)や75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を用いて、糖代謝の異常を詳しく調べることがあります。

インスリンがどの程度効きにくくなっているかを把握することで、将来的に糖尿病へ移行するリスクを判断することが可能です。

インスリン抵抗性を評価するときの手法

  • HOMA-IR:空腹時インスリン値と空腹時血糖値から簡便に算出
  • OGTT:ブドウ糖溶液を飲んだ後の血糖値やインスリン分泌の変化を2~3時間追跡

画像診断(CTなど)による内臓脂肪面積の測定

より正確に内臓脂肪量を把握するには、腹部CTを撮影し、内臓脂肪面積を計算する方法があり、腹囲測定に比べて費用や放射線被ばくの問題はあるものの、個々の脂肪蓄積状況を視覚的に確認でき、治療方針に役立つ場合があります。

検査名特徴
腹部CTによる内臓脂肪測定内臓脂肪面積が100cm²を超えるとリスク増とされることが多い

治療方法と治療薬について

メタボリックシンドロームの治療は、生活習慣の修正が基本で、特に食事療法と運動療法が重要とされ、必要に応じて薬物療法が加わります。

生活習慣の改善

まずは食事や運動、睡眠といった基本的な生活習慣を見直すことが大切で、これだけで状態が大きく改善する可能性があります。

代表的な改善策

  • 食事:カロリーコントロール、野菜や食物繊維を増やし、炭水化物や脂肪を減らす
  • 運動:有酸素運動(ウォーキング、ジョギング)と筋力トレーニングを組み合わせる
  • 睡眠:十分な睡眠時間を確保し、夜更かしや寝不足を避ける
目的改善のポイント
体重・腹囲の減少週に150分以上の有酸素運動+適度な筋力トレーニング
血圧のコントロール塩分控えめの食事(1日6g未満を目標)、ストレス緩和
脂質異常の是正飽和脂肪酸を減らし、魚やオリーブオイルなど良質な脂質摂取
血糖値の安定食事の糖質量を適正化し、食物繊維豊富な食材を選ぶ

薬物療法

生活習慣の改善だけでは目標値に到達しにくい場合、症状に応じて以下の薬物治療が検討されます。

降圧薬

高血圧が顕著な場合、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)、カルシウム拮抗薬、利尿薬などが使われます。

  • 血圧を効果的に下げるため、複数の薬剤を組み合わせる場合も
  • ACE阻害薬・ARBは糖尿病や腎臓保護にメリットがあるケースあり

脂質異常症治療薬

中性脂肪やLDLコレステロールを改善するため、スタチン系薬、フィブラート系薬、EPA製剤などが用いられます。

  • スタチンはLDLコレステロール低下に有効
  • フィブラートやEPAは高トリグリセリド血症の改善に役立つ

血糖降下薬

インスリン抵抗性が強く、空腹時血糖やHbA1cが高い場合、糖尿病薬を併用する場合があり、メトホルミン、SGLT2阻害薬、DPP-4阻害薬などが選択肢です。

  • メトホルミンはインスリン抵抗性を改善し、体重増加を招きにくい
  • SGLT2阻害薬は尿中に糖を排泄させる新しいアプローチ

メタボリックシンドロームの治療期間

メタボリックシンドロームは、生活習慣がベースにあるため、短期間で劇的な改善を狙うのではなく、長期的・継続的に目標を追うことが重要です。

生活習慣改善の初期フェーズ

最初の3~6か月は、医師や栄養士、運動指導者などと相談しながら生活習慣を集中的に整え、初期では特に食事と運動の改善を徹底することが大切です。

  • 食事:カロリーと栄養バランスの見直し、1か月ごとに振り返り
  • 運動:週3~5回の有酸素運動、簡単な筋力トレーニング
  • 体重・腹囲・血圧・血糖値を記録し、モチベーションを保つ

中期フェーズ:効果の評価と薬物調整

生活習慣の成果が出始めるとともに、3か月おき程度で血液検査や身体計測を行い、効果を評価し、十分な改善が得られない場合、降圧薬や脂質異常症治療薬、血糖降下薬などの導入を検討します。

6~12か月目に起こりえること

状況対応
減量や数値改善が順調現状維持の生活習慣を続け、薬の減量・中止を検討
改善が思わしくない薬物療法を追加し、食事や運動を再度見直す
生活習慣を守れずリバウンド発生再度目標を設定し、専門家のサポートを活用

長期フォロー:再発予防

一度目標を達成しても、再び不規則な食生活や運動不足が続くと内臓脂肪が増え、再発リスクが高まるため、定期的な通院や検査で体重・血圧・血糖などをチェックし、継続的な取り組みが大切です。

長期フォローで意識したい点

  • 半年に1度程度の血液検査や血圧測定で早期の異常を見つける
  • 運動の習慣が途絶えがちになったら、軽い有酸素運動から再開
  • 食事管理が疎かになりがちなとき、栄養士のカウンセリングを再度受ける

急を要する場合もある

高血圧や高血糖の値が著しく高い場合、先送りすると心筋梗塞や脳卒中のリスクが急激に上がるおそれがあるため、1か月以内に血圧を落ち着かせたり血糖値を改善させたりすることが求められるケースもあります。

緊急性がある場合は入院管理で集中的な治療を行う場合もあり、治療期間は個々の病態に応じて柔軟に設定されます。

メタボリックシンドローム薬の副作用や治療のデメリットについて

メタボリックシンドロームの治療では、生活習慣の改善と並行して薬物療法を行う場合があり、それに伴う副作用やデメリットが懸念されることもあります。

降圧薬の副作用

降圧薬にはACE阻害薬、ARB、カルシウム拮抗薬、利尿薬などさまざまな種類があり、それぞれに特徴的な副作用があります。

たとえばカルシウム拮抗薬では浮腫やのぼせ、ACE阻害薬では空咳が生じる可能性があるなど、一定の注意が必要です。

降圧薬の主な種類と副作用

薬の種類副作用の例
ACE阻害薬乾いた咳、味覚異常
ARBめまい、稀に高カリウム血症
カルシウム拮抗薬顔面紅潮、動悸、足のむくみ
利尿薬電解質異常(低カリウムなど)

脂質異常症薬の副作用

スタチン系薬であれば、筋肉痛や肝機能障害、フィブラート系薬では消化器症状や筋障害リスクなどが挙げられ、薬の種類によっては定期的に血液検査を受け、筋酵素(CK値)や肝機能を確認することが大切です。

スタチン系薬の副作用

  • 筋肉痛や脱力感、横紋筋融解症の可能性(まれだが注意が必要)
  • 肝酵素(AST、ALT)の上昇で肝臓に負担がかかる可能性

血糖降下薬の副作用

メトホルミンなどは胃腸障害(下痢や吐き気)を起こしやすい場合があり、インスリン分泌促進薬では低血糖リスクが高まる可能性があるなど、血糖降下薬は個々の作用機序に基づく副作用に注意が必要です。

主要な血糖降下薬と副作用

種類代表例主な副作用
ビグアナイドメトホルミン下痢や吐き気、まれに乳酸アシドーシス
DPP-4阻害薬シタグリプチン等腹部不快感、発疹、まれにアレルギー反応
SGLT2阻害薬カナグリフロジン尿路感染、脱水、低血圧

メタボリックシンドロームの保険適用と治療費

お読みください

以下に記載している治療費(医療費)は目安であり、実際の費用は症状や治療内容、保険適用否により大幅に上回ることがございます。当院では料金に関する以下説明の不備や相違について、一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

健康診断・人間ドック

会社や自治体の健康診断でメタボリックシンドロームが疑われる項目を把握することが多く、通常は公的保険が適用されない(予防目的の検診)ため実費負担になることもありますが、企業や自治体の補助があると自己負担が抑えられます。

人間ドックでは血液検査や画像検査を含む総合的なチェックが可能で、施設によって2~5万円程度です。

一般的な外来受診費用

メタボリックシンドロームでは、血液検査や心電図、超音波検査などを行い、薬の処方を受けると1回あたり2,000~5,000円程度の自己負担になります。

項目自己負担目安(円)
診察+血液検査(生活習慣病パネル)2,000~3,000程度
超音波検査(腹部エコーなど)1,000~2,000程度
1か月分の薬代(降圧薬や脂質異常症薬など)1,000~2,500程度

外科的処置や内視鏡検査

メタボリックシンドロームが引き金となって胆石症などの合併症が起こり、手術が必要になった場合や、消化器系の定期検査が必要になる場合は、その都度別途費用が発生します。

消化器内視鏡検査では3割負担で5,000~10,000円です。

以上

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大垣中央病院・こばとも皮膚科

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