がんの症状と早期発見– category –

がんは、早期に発見すれば治療の選択肢が広がり、体への負担も少なく済む可能性が高まります。しかし、初期のがんは自覚症状が現れにくいことも少なくありません。

日々の生活の中で「いつもと違う」と感じる体の変化に気づくことが、早期発見への第一歩です。

この記事では、がんの可能性を示すかもしれない全身的な警告症状から、特定の部位に見られる症状、そして早期発見のために私たちができることについて、詳しく解説していきます。

ご自身の体と向き合い、大切な健康を守るための情報として役立ててください。

全身に共通する警告症状

がんは特定の臓器だけでなく、体全体に影響を及ぼし、特定の部位とは関係ない全身症状を引き起こすことがあります。これらはがんが体内で進行しているサインかもしれません。

これらの症状は、がん以外の病気でも起こり得ますが、複数の症状が続いたり、原因がはっきりしない場合は注意が大切です。体の小さな異変を見逃さず、早期の対処につなげましょう。

原因不明の体重減少

食事の量や運動習慣を変えていないにもかかわらず、短期間(例えば半年間)で体重の5%以上が意図せず減少した場合、注意が必要です。

がんは体のエネルギー消費(代謝)を異常に高めることがあり、これが体重減少につながるケースがあります。特に、食欲不振を伴わない体重減少には警戒しましょう。

栄養状態の変化は、体が発する重要なサインの一つです。

持続する極度の疲労感

十分な休息をとっても回復しない、日常生活に支障をきたすほどの強い疲労感(倦怠感)も、がんの兆候の一つです。

がん細胞が放出する物質や、がんに対する体の防御反応が、このような持続的な疲労を引き起こすと考えられています。

単なる「疲れ」として見過ごさず、その程度や持続期間に注意を払うことが重要です。

発熱や寝汗

風邪や感染症などの明らかな原因がないのに、微熱が続いたり、夜間に寝具を替えるほどの大量の寝汗をかいたりする症状も、見逃せないサインです。

これらは、がんが体の免疫系に影響を与えている場合や、特定のがん(例:血液のがん)で現れることがあります。

注意すべき全身症状の例

症状具体的な内容考えられる背景
体重減少食事制限なく半年で5%以上減少がんによる代謝亢進、栄養吸収障害
持続する疲労感休息しても回復しない倦怠感がん細胞の影響、免疫反応、貧血
原因不明の発熱感染症ではない微熱の持続、寝汗免疫系への影響、がん細胞からの発熱物質

食欲の著しい低下

以前は好きだった食べ物への関心がなくなったり、常に満腹感があるように感じたり(早期満腹感)、あるいは食べ物の味が変わったように感じたりするなど、食欲が著しく低下することも、全身症状の一つとして挙げられます。

消化器系のがんだけでなく、他のがんでも見られる症状です。

持続する痛み

体の特定の部分に、原因がはっきりしない痛みが続く場合も注意が必要です。がんが大きくなって神経を圧迫したり、骨に転移したりすることで痛みを引き起こすことがあります。

鎮痛剤を飲んでも一時的にしか改善しないような痛みが続く場合は、医師に相談しましょう。

「痛くない」=「大丈夫」ではありません

多くの初期がんは、痛み(疼痛)を伴いません。 「痛くないからまだ大丈夫だろう」と放置している間に進行してしまうケースが非常に多く見られます。

痛みが出るのは、がんがある程度大きくなって神経を圧迫したり、骨に転移したりしてからです。

痛みがなくても、「しこり」「出血」「体重減少」などのサインがあれば、ためらわずに医療機関を受診してください。

部位別の特徴的症状

がんが発生した部位(臓器)によって、その場所特有の症状が現れることも多いです。

これらの症状は、がんがその部位で増殖し、周囲の組織や臓器の機能に影響を与えることで生じます。

気になる症状があれば、どの部位に関連するものか意識することも、早期発見の手がかりとなります。

消化器系(食道・胃・大腸など)

食道、胃、大腸などの消化器系のがんでは、食事や排泄に関連する症状が出やすい特徴があります。

食道がんの可能性

食べ物を飲み込むときに胸につかえる感じがしたり、しみるような痛みを感じたりすることがあります。進行すると、声のかすれ(嗄声)が現れることもあります。

胃がんの可能性

胃の不快感、みぞおちの痛み、胸やけ、食後の膨満感が続いたり、黒い便(タール便)が出たりする場合は注意が必要です。

これらは、胃の粘膜にできたがんや、そこからの出血が原因で起こることがあります。

大腸がんの可能性

便に血が混じる(血便、あるいは便の表面に付着)、便が細くなる、便秘と下痢を繰り返すなど、排便習慣の変化は重要なサインです。

がんが腸管を狭めたり、出血させたりすることでこれらの症状が起きます。

呼吸器系(肺・喉頭など)

肺がんや喉頭がんの主な症状は、呼吸や声に関連するものです。特に喫煙習慣のある方は注意が必要です。

長引く咳や血痰

風邪でもないのに咳が2週間以上続いたり、痰に血が混じったりする(血痰)場合は、肺がんの可能性があります。

また、声がかすれる(嗄声)症状が続く場合は、肺がんが声帯の神経に影響しているか、あるいは喉頭がんの可能性も考えます。

部位別症状のチェックポイント

部位注意すべき症状補足
消化器(胃・大腸)黒い便、血便、便通の変化痔との区別が必要な場合もある
呼吸器(肺)長引く咳、血痰、声のかすれ喫煙者は特に注意が必要
泌尿器(膀胱・腎臓)痛みのない血尿膀胱炎などでも血尿は出るが精査が大切

婦人科系(乳房・子宮・卵巣など)

女性特有のがんでは、乳房や月経に関連する変化に注意を払う必要があります。

乳房のしこりや変化

乳房にしこり(固いかたまり)を感じる、乳房の皮膚にひきつれやくぼみができる、乳房の形が左右非対称になる、乳首から血液の混じった分泌物が出るなどの症状は、乳がんのサインかもしれません。

不正出血や下腹部の違和感

月経期間以外や閉経後に性器から出血がある(不正出血)、おりものが増えたり色が変わったりする、下腹部にしこりを感じたり、痛みや圧迫感が続いたりする場合は、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの可能性も考慮します。

泌尿器系(腎臓・膀胱・前立腺など)

尿の生成や排泄に関わる臓器のがんでは、尿の異常として症状が現れることが多いです。

血尿

特に痛みを伴わないのに、目に見えて尿が赤い(肉眼的血尿)、あるいは検査で初めてわかる程度の血尿(顕微鏡的血尿)は、腎臓がんや膀胱がんの重要な兆候です。

排尿障害

特に男性の場合、尿が出にくい、頻繁に尿意を感じる(頻尿)、夜間に何度もトイレに起きる、残尿感があるなどの症状は、前立腺がんや、より頻度の高い前立腺肥大症の可能性があります。

皮膚

皮膚がん(特に悪性黒色腫 - メラノーマ)は、ほくろやしみの変化として現れることがあります。

形が左右非対称になる、境界がギザギザで不鮮明になる、色がまだらになる、急に大きくなる、盛り上がってくるなどの変化に気づいたら、早めに皮膚科を受診しましょう。

早期発見の方法

がんの治療成績を大きく向上させるには、症状が現れる前、あるいはごく初期の段階で発見することが重要です。

そのためには、自分自身で体調の変化に気をつけるセルフチェックと、定期的に専門的な検査(がん検診)を受けることの両方が早期発見の鍵となります。

セルフチェック(自己検診)の重要性

日頃から自分の体の状態に関心を持ち、「いつもと違う」変化に気づくことが基本です。

特に、乳がんや皮膚がん、口腔がんなどは、セルフチェック(自己検診)で変化に気づける可能性があります。

乳がんのセルフチェック

月に一度、決まった日(月経後など)に鏡の前で乳房の形やひきつれ、くぼみがないかを確認し、入浴時などに指の腹で乳房全体を触れてしこりがないかを確かめる習慣をつけましょう。

皮膚のセルフチェック

全身のほくろやしみの状態を定期的に観察し、形や大きさ、色に変化がないかを確認します。背中や足の裏など、自分では見えにくい場所は家族に協力してもらうか、手鏡を使ってチェックします。

がん検診の積極的な活用

がん検診は、症状がない健康な人を対象に、がんの疑いがあるかどうかを調べる検査です。

国や自治体が推奨するがん検診(対策型検診)は、科学的根拠に基づいて死亡率を減少させる効果が期待できるものとして実施されています。

これらに加え、個人のリスクや希望に応じて受ける人間ドックなどの任意型検診もあります。ご自身の年齢や性別、家族歴などを考慮して、適切な検診を選択することが大切です。

主な対策型がん検診の概要

対象のがん主な検査方法推奨される対象年齢・頻度(一例)
胃がんX線(バリウム)検査、内視鏡検査50歳以上、2年に1回
大腸がん便潜血検査(2日法)40歳以上、年1回
肺がん胸部X線検査、喀痰細胞診(喫煙者など)40歳以上、年1回
乳がんマンモグラフィ(乳房X線検査)40歳以上の女性、2年に1回
子宮頸がん細胞診(内診、視診を含む)20歳以上の女性、2年に1回

検診受診の際の心構え

がん検診は、一度受ければ安心というものではありません。対象年齢になったら、推奨される頻度で定期的に受診し続けることが大切です。

また、検診で「異常なし」と判定されても、それは「その時点では異常が見つからなかった」という意味です。

もし何か気になる症状が現れた場合は、次の検診を待たずに医療機関を受診してください。

リスク評価と予防

がんの発生には遺伝的要因と後天的な要因(生活習慣や環境)が関わります。

すべてのがんを予防することはできませんが、リスク要因を知り、それらを避ける努力によって、がんになる可能性を減らすことは可能です。予防可能な要因に目を向け、生活を見直しましょう。

がんの主なリスク要因

がんのリスクを高めると科学的に示されている要因はいくつかあります。これらを認識し、日常生活で対策を講じることが予防につながります。

複数の要因が組み合わさることで、リスクがさらに高まることもあります。

  • 喫煙(受動喫煙を含む)
  • 過度の飲酒
  • 食生活の偏り(野菜・果物不足、塩分・脂肪の過剰摂取)
  • 運動不足と肥満
  • 紫外線への過度な曝露
  • 特定のがんウイルスや細菌への感染(ピロリ菌、ヒトパピローマウイルス、肝炎ウイルスなど)

生活習慣による予防

がん予防のためには、日々の生活習慣を見直すことが基本となります。「禁煙」「節酒」「食生活」「運動」「適正体重の維持」が5つの柱です。

禁煙

喫煙は、肺がんだけでなく、食道、膵臓、膀胱など、多くのがんのリスクを高める最大の要因です。

禁煙は、がん予防において最も効果的な方法の一つです。受動喫煙を避けることも同様に重要です。

節度ある飲酒

アルコールの摂取量が多いほど、食道がんや肝臓がん、大腸がん、乳がんなどのリスクが高まります。

飲む場合は適量を守り(例:1日あたり日本酒1合程度)、飲まない日(休肝日)を設けるなど、過度な飲酒を避けましょう。

バランスの取れた食事

塩分の摂取を控えめにし(胃がんリスク)、野菜や果物を豊富に含むバランスの良い食事を心がけます。食物繊維は、大腸がんのリスクを低減する可能性があります。

加工肉や赤肉(牛肉、豚肉など)の過剰な摂取も、一部のがんリスクと関連が指摘されています。

適度な運動と体重管理

定期的な運動は、肥満を防ぎ、がんのリスクを低減する効果が期待できます。日常生活の中で、歩く時間を増やすなど、体を動かすことを意識しましょう。

肥満、特に内臓脂肪の蓄積は、多くのがんのリスクを高めるため、適正な体重を維持することが大切です。

がん予防のための生活習慣

項目具体的な行動例期待される効果
禁煙タバコを吸わない、受動喫煙を避ける肺がん、その他多くのがんリスク低下
食事野菜・果物を多く、塩分・脂肪は控えめ胃がん、大腸がんなどのリスク低下
運動・体重週に数回、汗ばむ程度の運動、適正体重の維持肥満防止、大腸がんなどのリスク低下

感染症対策

一部のがん(胃がん、子宮頸がん、肝臓がんなど)は、ウイルスや細菌の感染が引き金となることがわかっています。

これらの感染を予防したり、感染がわかった場合に対処したりすることも、重要ながん予防策です。

ピロリ菌の検査と除菌

ヘリコバクター・ピロリ菌は、慢性的な胃炎を引き起こし、胃がんの主要なリスク要因です。

検査で陽性と診断された場合、除菌治療(抗菌薬の内服)を受けることで、胃がんの発生リスクを大幅に減らすことができます。

HPVワクチンと肝炎ウイルス検査

子宮頸がんの多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染によって引き起こされます。HPVワクチンは、この感染を防ぎ、子宮頸がんのリスクを減らす効果があります。

また、B型・C型肝炎ウイルスは肝臓がんの主な原因であり、検査で感染の有無を知り、適切な治療につなげることが予防になります。

早期発見後のアクション

がん検診や自覚症状で「がんの疑い」があると指摘された場合、その後の行動が正確な診断と適切な治療方針の決定に重要です。

大きな不安を感じるかもしれませんが、冷静に、精密検査から治療方針の決定へと段階を踏んでいくことが大切です。

精密検査の受診

がん検診で「要精密検査(要精検)」という結果が出た場合、それは「がんである」と確定したわけではなく、「さらに詳しく調べる必要がある」というサインです。

精密検査とは

精密検査では、検診よりも詳細な画像検査(CT、MRI、超音波検査など)や、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラなど)、組織や細胞を採取して顕微鏡で調べる生検(病理診断)などを行います。

これらの検査によって、がんの有無、がんの場合はその種類(病理組織型)、進行度(ステージ)、広がりを正確に把握します。

精密検査を受けないリスク

「症状がないから」「怖いから」といった理由で精密検査を受けないと、もし本当はがんだった場合、発見が遅れてしまいます。

早期がんの段階で見つかれば、体への負担が少ない治療で済む可能性が高まります。要精検の通知を受けたら、必ず指示された精密検査を受けてください。

診断の確定と告知

精密検査の結果、がんであると診断が確定した場合、医師からその旨が告げられます。これを「告知」と呼びます。

インフォームド・コンセント(説明と同意)

医師は、診断結果、がんの進行度、どのような治療法があり、それぞれのメリット(期待される効果)やデメリット(副作用、合併症など)は何かについて、詳しく説明します。

患者さんは、その説明を十分に理解し、納得した上で、どの治療を受けるか(あるいは受けないか)を自分で決定します。これがインフォームド・コンセントです。

疑問や不安があれば、遠慮せずに質問することが大切です。

診断から治療開始までの流れ(一例)

段階主な内容患者さんが行うこと
精密検査CT、MRI、内視鏡、生検(病理診断)恐れずに検査を最後まで受ける
診断確定・告知がんの種類、進行度の確定、病状説明医師の説明を(できれば家族などと)よく聞く
治療方針の決定治療法の選択肢の説明、意思決定疑問点を質問し、納得して治療法を選択する

治療方針の決定

がんの治療法には、主に手術(外科治療)、放射線治療、薬物療法(抗がん剤、分子標的薬、ホルモン剤、免疫療法など)があります。

集学的治療

現在のがん治療は、これら複数の治療法を組み合わせる「集学的治療」が主流です。

がんの種類や進行度、患者さんの全身状態(体力)や年齢、併存疾患、そしてご自身の希望や価値観などを総合的に考慮して、最も適した治療計画を立てます。

セカンドオピニオン

主治医以外の医師に、診断内容や治療方針についての意見を聞くことを「セカンドオピニオン」と言います。

これは患者さんの権利であり、主治医からの説明に疑問がある場合や、他の治療法の可能性も知りたい場合に活用できます。

異なる視点からの意見を聞くことは、より納得して治療に進むために役立ちます。希望する場合は、主治医に紹介状や検査データの提供を依頼しましょう。

がんの症状と早期発見に関するよくあるご質問

がんの症状や早期発見に関して、多くの方が抱く疑問と、それに対する回答をまとめました。

がんの症状は必ず現れるのですか?

A. 必ずしもそうとは限りません。特に初期のがんは自覚症状がほとんどないことが多いです。

例えば、大腸がんの初期段階では便潜血検査で陽性になっても、血便などの自覚症状はないことが普通です。

症状がないからといって安心せず、定期的にがん検診を受けることが早期発見には非常に重要です。

がん検診で「異常なし」でした。次の検診まで安心ですか?

検診で「異常なし」という結果は、その時点での安心材料にはなりますが、「将来絶対にがんにならない」という保証ではありません。

また、検診には、がんを100%見つけられるわけではないという限界(偽陰性:がんがあるのに見逃されること)もあります。

検診は定期的に受け続けることが大切ですし、もし検診後であっても、今回解説したような気になる症状が現れたら、次の検診を待たずにすぐに医療機関を受診してください。

体の不調ががんなのか不安です。何科を受診すればよいですか?

まずは、かかりつけ医や一般内科を受診することをお勧めします。

医師が症状を総合的に判断し、必要に応じて専門の診療科(消化器内科、呼吸器内科、婦人科など)への紹介や、適切な検査の手配を行います。

「咳が続くなら呼吸器内科」「血尿なら泌尿器科」など、症状が特定の部位に明らかであれば、直接専門科を受診するのも一つの方法ですが、判断に迷う場合はまず内科などで相談するのがよいでしょう。

不安な点を具体的に伝えることが大切です。

家族にがんになった人が多いのですが、自分もなりますか?

一部のがん(例:遺伝性乳がん・卵巣がん症候群、リンチ症候群など)では、特定の遺伝子の変異が親から子へ受け継がれることで、がんになりやすい体質(遺伝性腫瘍)が関与していることがわかっています。

しかし、多くのがんは遺伝以外の生活習慣要因が大きく影響します。

ご家族にがんの方が多い場合、どのようながんが、何歳ごろに発症したかなどの情報を整理し、一度医師や遺伝カウンセリングなどで相談してみるのも良いでしょう。

通常よりも早い年齢から、あるいは通常とは異なる方法での検診を勧められる場合があります。

ストレスはがんの原因になりますか?

ストレスが直接的にがんの発生原因になるという明確な科学的証拠は、現在のところ限定的です。

しかし、慢性的なストレスは免疫機能の低下を招いたり、ストレス解消のための喫煙や過度の飲酒、不健康な食生活といった行動につながったりすることがあります。

これらの行動は、間接的にがんのリスクを高める可能性があります。ストレスと上手に向き合い、健康的な生活習慣を維持することが重要です。

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