慢性炎症はがんの原因?|CRP検査と抗炎症の食事・生活習慣

体内の“小さな火事”が、がんを育てる - 慢性炎症というリスク -

がんという病気は、遺伝や生活習慣、ウイルス感染など、様々な要因が複雑に絡み合って発生します。

しかし、その根底に共通して存在する「ある状態」が、がんの発生と成長に深く関わっていることが分かってきました。それが、体内で静かに燃え続ける「慢性炎症」です。

この記事では、目に見えないこの”小さな火事”が、どのようにしてがんという大火事を引き起こすのか、その原因から予防法までを詳しく解説します。

ご自身の体で何が起こっているのかを正しく理解し、がんのリスクを減らすための一歩を踏み出しましょう。

目次

はじめに – なぜ今、体の中の”炎症”に注目すべきなのか

多くの方が「炎症」と聞くと、怪我をしたときの赤みや腫れ、熱といった、一時的で分かりやすい反応を思い浮かべるかもしれません。

しかし、がんのリスクを考える上で本当に注意すべきなのは、そのような急性の炎症ではなく、自覚症状がほとんどないまま、体内で静かに、そして長期にわたってくすぶり続ける「慢性炎症」です。

この見過ごされがちな状態が、実はがん細胞が生まれるための”土壌”を作り、その成長を助けていることが、近年の研究で明らかになっています。

がん予防を考える上で、食事や運動といった生活習慣の改善が重要であることは広く知られていますが、それらの習慣がなぜ大切なのかを「慢性炎症」という視点から見つめ直すことで、より深く納得し、実践へとつなげることができます。

“治らない風邪”に似た状態 – 慢性炎症の正体とは

慢性炎症は、いわば体の中で終わりのない戦いが続いている状態です。

本来、体を守るはずの免疫システムが、何らかの原因で過剰に働き続け、敵だけでなく自分自身の正常な細胞まで攻撃し続けてしまいます。

この静かで持続的な攻撃が、様々な病気の引き金となるのです。

急性炎症との根本的な違い

炎症には、短期間で終結する「急性炎症」と、長期間続く「慢性炎症」があります。急性炎症は、細菌の侵入や怪我などに対して、体を守るために起こる防御反応です。

原因が取り除かれれば、速やかに収束します。一方、慢性炎症は、体内に原因が残り続けたり、免疫システムに異常が生じたりすることで、炎症が何ヶ月、何年にもわたって続きます。

はっきりとした症状がないため、気づかないうちに進行していることが多いのが特徴です。この違いを理解することが、リスク管理の第一歩です。

急性炎症と慢性炎症の比較

項目急性炎症慢性炎症
主な原因細菌感染、ウイルス、怪我持続的な感染、生活習慣、自己免疫
期間数日から数週間(短い)数ヶ月から数年(長い)
主な症状発赤、熱感、腫れ、痛み(明確)倦怠感、微熱(不明確または無症状)

体の中で何が起きているのか

慢性炎症が続いている体内では、免疫細胞が常に活動状態にあります。これらの細胞は、炎症を引き起こす「サイトカイン」という物質を放出し続けます。

サイトカインは、本来なら敵を攻撃するための重要な情報伝達物質ですが、過剰に放出され続けると、周囲の正常な組織にもダメージを与え、炎症をさらに悪化させるという悪循環を生み出します。

この状態が、細胞のがん化を促す環境を作り出してしまうのです。

細胞の暴走スイッチ – 炎症が「がん」の引き金になる仕組み

では、なぜ慢性的な炎症が、がんの発生につながるのでしょうか。それは、炎症が続くことで、細胞の設計図であるDNAが傷つけられ、細胞分裂のコントロールが効かなくなるからです。

炎症は、がん細胞を生み出し、育て、そして広げるための「暴走スイッチ」を押してしまうのです。

活性酸素による細胞へのダメージ

炎症が起きている場所では、免疫細胞が異物を攻撃するために「活性酸素」を大量に作り出します。

活性酸素は強力な殺菌作用を持ちますが、同時に正常な細胞のDNAやタンパク質、脂質を酸化させて傷つける「諸刃の剣」でもあります。

慢性炎症によって活性酸素に常にさらされた細胞は、DNAにエラー(突然変異)が蓄積しやすくなります。

この突然変異が、がん遺伝子やがん抑制遺伝子といった、細胞の増殖をコントロールする重要な遺伝子に起きてしまうと、細胞のがん化が始まります。

活性酸素が発生する主な要因

  • 紫外線
  • 喫煙
  • 大気汚染物質
  • 過度なストレス

細胞増殖の異常なサイクル

炎症によって組織が傷つくと、体はそれを修復するために細胞分裂を活発にします。しかし、慢性炎症下では、この「破壊」と「再生」のサイクルが絶えず繰り返されることになります。

頻繁な細胞分裂は、それだけDNA複製のミスが起こる機会を増やし、突然変異のリスクを高めます。

さらに、炎症によって放出されるサイトカインの一部には、細胞の増殖を直接促す働きがあるものも存在します。

こうして、炎症の長期化は、細胞ががん化するための条件を何重にも整えてしまうのです。

慢性炎症からがん発生までの流れ

段階体内で起きていること
第1段階持続的な刺激(感染・生活習慣など)により慢性炎症が発生。
第2段階免疫細胞が活性化し、サイトカインや活性酸素を大量に放出。
第3段階活性酸素が正常な細胞のDNAを損傷し、突然変異が蓄積。
第4段階細胞の修復と再生が繰り返される中で、がん細胞が発生・増殖。

あなたのその病気も? – がんにつながる可能性のある慢性炎症性疾患

特定の病気を持つことは、体の一部に慢性的な炎症を抱え続けることを意味し、それが特定のがんのリスクを高めることがあります。

ご自身の持病とがんとの関連性を知ることは、適切な健康管理と早期発見のために非常に重要です。

日本人の8割が抱える「歯周病」も慢性炎症です

「自分は胃腸も肝臓も丈夫だから大丈夫」と思っていませんか?

実は、日本人の成人の約8割がかかっているとされる「歯周病」こそが、最も身近で放置されがちな慢性炎症です。

歯ぐきの炎症が続くと、炎症物質や細菌が血管を通って全身に回り、糖尿病や心疾患だけでなく、食道がんや膵臓がん、大腸がんのリスクを高めることが近年の研究で明らかになっています。

「たかが歯ぐきの腫れ」と侮らず、歯科での定期検診とクリーニングを受けることが立派ながん予防になります。

消化器系の疾患とがんのリスク

食べ物の通り道である消化管は、外部からの刺激にさらされやすく、炎症が起きやすい場所です。特に、長期にわたる炎症は、がん化のリスクを著しく高めます。

潰瘍性大腸炎と大腸がん

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に原因不明の炎症が起き、びらんや潰瘍ができる病気です。この炎症が長期間にわたって続くと、正常な粘膜の細胞ががん化し、大腸がんを発症するリスクが高まります。

特に、炎症が広範囲に及んでいる場合や、発症してから10年以上経過している場合は、定期的な内視鏡検査による監視が強く推奨されます。

ピロリ菌感染と胃がん

ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する細菌で、持続的な感染は慢性胃炎を引き起こします。この慢性胃炎が長年続くと、胃の粘膜が萎縮する「萎縮性胃炎」へと進行し、胃がんの発生母地となります。

日本人の胃がんの多くは、このピロリ菌感染が原因と考えられています。ピロリ菌の検査と、陽性であった場合の除菌治療は、胃がんの予防に非常に効果的です。

肝臓の疾患とがんのリスク

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓も、慢性炎症によって静かにがんのリスクが高まる場所です。自覚症状が出にくいため、原因となる疾患の管理が重要です。

ウイルス性肝炎と肝臓がん

B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスの持続感染は、慢性肝炎を引き起こします。この状態が続くと、肝臓の細胞が破壊と再生を繰り返し、組織が硬くなる肝硬変へと進行します。

肝硬変は肝臓がんの非常に高いリスク要因であり、慢性肝炎の段階から適切な治療を受け、ウイルスの活動を抑えることが肝臓がんの予防につながります。

主な慢性炎症性疾患と関連するがん

疾患名主な原因関連するがん
潰瘍性大腸炎自己免疫異常など大腸がん
慢性胃炎ピロリ菌感染胃がん
慢性肝炎B型・C型肝炎ウイルス肝臓がん
慢性膵炎アルコール、胆石など膵臓がん

知っておくべき最大のリスク – 慢性炎症とがんの密接な関係

慢性炎症は、がんが発生しやすい環境を作るだけではありません。

生まれてしまったがん細胞の成長を助け、さらには体の他の場所へ転移する手助けまでしてしまう、まさに「がんの共犯者」とも言える存在です。

この密接な関係性を理解することは、がんという病気の全体像を捉える上で欠かせません。

がん細胞の成長を促進する環境

炎症が起きている場所では、細胞の増殖を促すサイトカインや成長因子が豊富に存在します。

これらは本来、傷ついた組織を修復するためのものですが、がん細胞はこれを巧みに利用して、自身の増殖のエネルギー源とします。

また、炎症は新たな血管(新生血管)が作られるのを促しますが、がん細胞はこの新生血管から栄養や酸素を補給して、さらに大きく成長していきます。

つまり、慢性炎症のある場所は、がん細胞にとって非常に居心地が良く、育ちやすい環境なのです。

炎症関連物質とがんへの影響

物質の例がん細胞への主な作用
炎症性サイトカイン (TNF-αなど)細胞の増殖を促進し、細胞死を抑制する
成長因子 (VEGFなど)新生血管の形成を促し、栄養補給路を作る
特定の酵素 (MMPなど)周囲の組織を破壊し、転移を助ける

体からの静かな警告 – 慢性炎症のサインを見逃さないために

慢性炎症の最も厄介な点は、はっきりとした症状が現れにくいことです。「何となく調子が悪い」と感じる程度の、見過ごしてしまいがちなサインに、いち早く気づくことが重要です。

自分の体に意識を向け、小さな変化を捉える習慣をつけましょう。

全身に現れる見過ごしやすい症状

慢性炎症が体内に存在すると、全身に様々な影響が及ぶことがあります。以下のような症状が特に原因なく長引く場合は、背景に慢性炎症が隠れている可能性も考えられます。

慢性炎症のセルフチェック

  • 理由のわからない微熱や体のほてりが続く
  • 十分休んでも、疲れやだるさが抜けない
  • 関節や筋肉に、鈍い痛みが続く
  • 集中力が続かない、頭がぼーっとする
  • 口内炎や肌荒れが治りにくい

これらの症状は他の病気でも見られるため、自己判断は禁物です。気になる症状が続く場合は、医療機関に相談することが大切です。

健康診断の結果に隠れたヒント

自覚症状がなくても、健康診断などの血液検査の結果から、体内の炎症状態を推測できることがあります。

特に「CRP(C反応性タンパク)」は、体内で炎症が起きているときに肝臓で作られるタンパク質で、炎症の程度を示す代表的な指標です。

基準値を超えている場合は、体のどこかで炎症が起きているサインかもしれません。他にもいくつかの項目が参考になります。

検査結果を受け取ったら、数値をしっかり確認し、不明な点は医師に質問しましょう。

血液検査で注目したい項目

検査項目何を示しているか
CRP (C反応性タンパク)体内の炎症の有無や程度
白血球数細菌感染などで増加、炎症の指標の一つ
血沈 (赤血球沈降速度)炎症や組織の破壊があると速くなる

“炎症の火”を消す生活習慣 – 食事・運動・睡眠でできること

体内の”小さな火事”である慢性炎症は、日々の生活習慣を見直すことで、その勢いをコントロールすることが可能です。

特別なことではなく、毎日の食事、適度な運動、そして質の良い睡眠という基本的な生活習慣を整えることが、がんの予防につながる最も効果的な方法の一つです。

食事で体の中から炎症を抑える

私たちが毎日口にする食べ物は、体内の炎症を促進することもあれば、抑制することもあります。

「何を食べるか」そして「何を食べないか」を意識することが、食事による炎症コントロールの基本です。

抗炎症作用のある食品を積極的に

体内の炎症を抑える働きを持つ栄養素を含む食品を、日々の食事に積極的に取り入れましょう。

特に、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミン、良質な脂質であるオメガ3系脂肪酸などが豊富な食品がおすすめです。

積極的に摂りたい食品と避けたい食品

分類積極的に摂りたい食品の例避ける・控えるべき食品の例
魚類サバ、イワシ、サンマ(青魚)
野菜・果物ブロッコリー、ほうれん草、ベリー類
亜麻仁油、えごま油、オリーブオイルサラダ油、マーガリン、揚げ物
その他ナッツ類、緑茶、生姜加工肉、菓子パン、スナック菓子

適度な運動が持つ抗炎症効果

定期的な運動は、体重管理や筋力維持だけでなく、体内の炎症を抑える効果があることが分かっています。

特に、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、炎症を引き起こすサイトカインの産生を抑制し、逆に炎症を抑える物質を増やす働きがあります。

「きつい」と感じるほどの激しい運動はかえって活性酸素を増やすこともあるため、心地よいと感じる程度の運動を継続することが重要です。

運動を習慣にするためのヒント

  • まずは1日10分のウォーキングから始める
  • エレベーターを階段に変える
  • 仲間と一緒に運動する

質の良い睡眠で体をリセットする

睡眠は、日中に受けた体のダメージを修復し、免疫システムを正常に保つための重要な時間です。睡眠不足が続くと、体はストレス状態となり、炎症性サイトカインの分泌が促進されてしまいます。

毎晩決まった時間に就寝し、7時間程度の睡眠時間を確保することを心がけましょう。寝る前のスマートフォンの使用を控える、寝室の環境を整えるなど、睡眠の質を高める工夫も効果的です。

専門家との対話 – 定期的な検診が未来のがんを防ぐ

生活習慣の改善は慢性炎症を抑えるための土台ですが、それだけでは十分ではありません。

目に見えない体内の変化を捉え、適切に対処するためには、医療の専門家との連携が不可欠です。定期的な検診は、未来の自分への投資と捉えましょう。

定期検診が持つ二つの役割

定期的な検診には、二つの大きな役割があります。一つは、がんそのものを早期に発見すること。もう一つは、がんのリスクとなる慢性炎症やその原因となる疾患を早期に見つけ、管理することです。

特に、潰瘍性大腸炎や慢性肝炎など、がん化のリスクがある持病をお持ちの方は、主治医の指示に従って定期的な検査を受けることが、がんの予防と早期発見に直結します。

主ながん検診の種類と推奨対象者

がんの種類主な検査内容推奨される対象者(例)
胃がんバリウム検査、内視鏡検査50歳以上の男女
大腸がん便潜血検査、内視鏡検査40歳以上の男女
肝臓がん超音波検査、血液検査肝炎ウイルスキャリアの方など

医師に相談し、正しい情報を得る

インターネットなどには様々な健康情報が溢れていますが、その中には科学的根拠の乏しいものも少なくありません。

ご自身の体の状態や持病のリスクについては、最も信頼できる情報源である主治医に相談することが大切です。

「こんなことを聞いても良いのだろうか」とためらわずに、不安に思うこと、疑問に感じることは積極的に質問し、正しい情報に基づいてご自身の健康管理を行いましょう。

よくある質問

ここでは、慢性炎症とがんに関して、多くの方が抱く疑問についてお答えします。

慢性炎症は自分で治せますか?

食事や運動などの生活習慣の改善によって、炎症の程度を軽減することは可能です。

しかし、背景にピロリ菌感染やウイルス性肝炎などの明確な原因疾患がある場合は、その治療が必須です。

生活習慣の見直しと並行して、必ず医療機関を受診し、専門的な診断と治療を受けることが重要です。自己判断で医療機関から離れることは避けてください。

炎症を抑えるサプリメントは効果がありますか?

一部のサプリメントには、抗炎症作用を持つとされる成分が含まれています。しかし、その効果は限定的であり、食事全体のバランスを整えることの代替にはなりません。

サプリメントはあくまで補助的なものと考え、まずはバランスの取れた食事を基本とすることが大切です。

また、治療中の病気がある方や薬を服用している方は、サプリメントを利用する前に必ず主治医や薬剤師に相談してください。

ストレスも慢性炎症の原因になりますか?

はい、なります。精神的なストレスが長期間続くと、自律神経やホルモンのバランスが乱れ、免疫システムに影響を及ぼし、体内の炎症を促進することが分かっています。

ストレスは活性酸素を増やす原因にもなります。趣味の時間を持つ、リラックスできる環境を作るなど、自分なりのストレス解消法を見つけることも、慢性炎症の予防につながります。

若くても慢性炎症になりますか?

はい、年齢に関わらず起こり得ます。

潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患は若い世代での発症も多く、また、食生活の乱れや運動不足、睡眠不足といった生活習慣は、若い人でも慢性炎症を引き起こす原因となります。

若いから大丈夫と過信せず、日頃から健康的な生活を心がけることが大切です。

炎症があると必ずがんになりますか?

いいえ、必ずがんになるわけではありません。慢性炎症は、あくまでがんの発生リスクを高める要因の一つです。炎症があってもがんにならない人も多くいます。

しかし、リスクを高める要因であることは事実ですので、炎症の原因を突き止め、適切に対処し、炎症をできるだけ鎮静化させることが、がんの予防にとって非常に重要です。

免疫不全・免疫抑制状態によるがんリスク

慢性炎症と並んで、がんのリスク要因として重要なのが「免疫」の状態です。

体内の防御システムである免疫が正常に機能しない「免疫不全・免疫抑制状態」では、がん細胞の発生や増殖を抑える力が弱まってしまいます。

慢性炎症ががんの”土壌”を作る一方で、免疫の低下はがんの”監視役”が不在になるようなものです。

なぜ免疫力が低下するのか、そしてそれがどのようにがんのリスクを高めるのか。

詳しくは「体の防御システムが弱まる「免疫不全・免疫抑制状態」と発がんリスクの関係」の記事で詳しく解説しています。ご自身の体を守るための知識を、さらに深めてみませんか?

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